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伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【大石鍬次郎】日本最強は誰?流派は?

投稿日:2020年2月21日 更新日:

はじめに

ここではシリーズ化して伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【大石鍬次郎】です。【大石鍬次郎】は伝説の剣豪です。それでは【大石鍬次郎】について流派や出身地も含め簡単に説明していきます。

 

出典:https://seesaawiki.jp/

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大石鍬次郎

名前:大石鍬次郎、大石守親

流派:小野派一刀流、天然理心流

出身:江戸

年代:江戸時代後期~明治(1838~1870)

新選組の隠れた剣豪

大石鍬次郎は天保9年(1838)に一橋家臣・大石捨次郎の長男として生まれた。名は守親。

鍬次郎は小野派一刀流を学んでいたといわれていますが、わけあって生家を出奔したのちに武蔵国日野の大工のもとで働き、この大工が土方歳三の義兄・佐藤彦五郎に出入りしていたことから、天然理心流を学ぶことになったといいます。

新選組が名を馳せた池田屋事件後の元治元年(1864)、局長・近藤勇が江戸に戻って新規隊士の募集を行った際に天然理心流の門人が多く採用され、鍬次郎は新撰組に入隊。

この時に伊東甲子太郎の一派も新選組に加入して共に上洛することになりました。 

その後、鍬次郎は沖田総司の一番組に配属され、主に暗殺任務に付いたことから「人斬り鍬次郎」と恐れられるようになります。

また、鍬次郎は沖田総司に並ぶ剣客だったともいわれ、のちに「出世のために何でもする残酷で無知な男だが、剣の腕だけは立った」と評されています。

 

出典:https://japaneseclass.jp/

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暗殺者の最期

新選組から分裂し、御陵衛士を結成した伊東甲子太郎を襲撃した油小路事件では、鍬次郎が伊東甲子太郎を殺害。

このため鍬次郎は御陵衛士から恨みを買うことになりました。

また、坂本龍馬が暗殺されたあとに起こった天満屋事件では、鍬次郎は斎藤一らと共に紀州藩士・三浦休太郎の護衛の任務についています。

慶応4年(1868)、旧幕府が鳥羽・伏見の戦いで敗北すると新選組は江戸へ撤退し、中山道から迫る新政府軍を迎え撃つために甲陽鎮撫隊に再編成されました。

先発隊として鍬次郎は甲州に向かいましたが、その後、甲陽鎮撫隊が新政府軍に圧倒的な敗北すると同時に失踪しました。

鍬次郎は江戸で妻子と共に潜伏していましたが、懇意にしていた元隊士・三井丑之助に騙されて捕縛。

新政府軍の前に引き出された鍬次郎は、まず坂本龍馬暗殺、伊藤甲子太郎暗殺の嫌疑をかけられ、厳しい尋問に耐え切れずに一度は「自分がやった」と証言します。

しかし、のちに坂本龍馬暗殺については撤回し、見廻組の仕業として一応の解決に至りましたが、明治3年(1870)に伊東甲子太郎殺害の罪で斬首されました。享年33。

鍬次郎は公務の範囲内で行ったことで無罪であると主張していたと伝わっています。

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剣豪名をクリックすると個別の剣豪紹介記事が見れます↓

時代 剣豪名 流派
平安 鬼一 法眼 京八流
源 判官 義経 太刀の術
室町 念阿弥 慈恩(相馬 義元) 念流
中条 兵庫頭 長秀 中条流
飯篠 長威斎 家直 天真正伝香取神道流
松本 備前守 政信 鹿島神流
愛洲 移香斎 久忠 陰流
戦国 塚原 卜伝 高幹 鹿島新當流
山本 勘助 晴幸 京流
竹内 中務大夫 久盛 竹内流
上泉 伊勢守 信綱 新陰流
宝蔵院 胤栄 宝蔵院流
富田 五郎左衛門 勢源 富田流
奥山 休賀斎 公重 神影流
柳生 石舟斎 宗厳 柳生新陰流
北畠 具教 鹿島新當流
師岡 一羽 常成 一羽流
足利 義輝 鹿島新當流・新陰流
疋田 豊五郎 景兼 疋田陰流
丸目 蔵人 長恵 タイ捨流
林崎 甚助 重信 神夢想林崎流
根岸 兎角(信太 朝勝) 微塵流
伊藤 一刀斎 景久 一刀流
斎藤 伝鬼坊 勝秀 天流
真壁 暗夜軒 氏幹 霞流
富田 越後守 重政 富田流
樋口 又七郎 定次 馬庭念流
吉岡 憲法 直綱 吉岡流
江戸 東郷 重位 示現流
小野 忠明(神子上 典膳) 小野派一刀流
小笠原 源信斎 長治 真新陰流
柳生 但馬守 宗矩 柳生新陰流
片山 伯耆守 久安 片山伯耆流
鐘捲 自斎 通家 鐘捲流
柳生 兵庫助 利厳 柳生新陰流
松山 主水 大吉 二階堂平法
夢想 権之助(山本 勝吉) 神道夢想流
小栗 仁右衛門 正信 小栗流
宮本 武蔵 玄信 二天一流
高田 又兵衛 吉次 宝蔵院流
神谷 伝心斎 直光 直心流
針ヶ谷 夕雲 正成 無住心剣流
上泉 義胤(上泉 秀信) 民弥流
松林 蝙也斎 永吉 夢想願流
田宮 平兵衛 重正 田宮流
荒木 又右衛門 保知 柳生新陰流
佐々木 巌流 小次郎 巌流
伊藤 典膳 忠也 忠也派一刀流
柳生 十兵衛 三厳 柳生新陰流
薬丸 兼陳 薬丸自顕流
柳生 連也斎 厳包 柳生新陰流
関口 八郎左衛門 氏業 関口流
高田 三之丞 為長 柳生新陰流
伊庭 是水軒 秀明 心形刀流
今枝 佐仲 良台 初實剣理方一流
辻 月丹 資茂 無外流
高木 馬之輔 重貞 高木流
真里谷 円四郎 義旭 無住心剣流
堀部 安兵衛 武庸 馬庭念流
樋口 十郎兵衛 定暠 馬庭念流
楳本 法神 政武 法神流
寺田 五右衛門 宗有 天真一刀流
戸賀崎 熊太郎 暉芳 神道無念流
近藤 内蔵之助 長裕 天然理心流
平山 行蔵 講武実用流
岡田 十松 吉利 神道無念流
岡田 惣右衛門 寄良 柳剛流
浅利 又七郎 義信 中西派一刀流
白井 亨 義兼 天真一刀流
中西 忠兵衛 子正 中西派一刀流
千葉 周作 成政 北辰一刀流
大石 進 種次 大石新陰流
男谷 精一郎 信友 直心影流
高柳 又四郎 義正 中西派一刀流
伊庭 軍兵衛 秀業 心形刀流
幕末 斎藤 弥九郎 善道 神道無念流
大川 平兵衛 英勝 神道無念流
加藤田 平八郎 重秀 加藤田新陰流
遠藤 五平太 正贇 中西派一刀流
島田 虎之助 直親 直心影流
逸見 小源太 長英 甲源一刀流
橘 内蔵介 正以 柳剛流
浅利 又七郎 義明 中西派一刀流
勝 海舟 安邦 直心影流
桃井 春蔵 直正 鏡新明智流
大山 格之助 綱良 薬丸自顕流
宇野 金太郎 重義 片山伯耆流
斎藤 新太郎 龍善 神道無念流
清河 八郎 正明 北辰一刀流
黒河内 伝五郎 兼規 神夢想一刀流
仏生寺 弥助 神道無念流
上田 馬之助 美忠 鏡新明智流
高杉 晋作 春風 神道無念流・柳生新陰流
桂 小五郎(木戸 孝允) 神道無念流
佐々木 只三郎 泰昌 神道精武流
斎藤 歓之助 歓道 神道無念流
千葉 栄次郎 成之 北辰一刀流
河上 彦斎 玄明 我流
近藤 勇 昌宜 天然理心流
坂本 龍馬 直柔 北辰一刀流
高橋 泥舟(高橋 伊勢守) 自得院流
土方 歳三 義豊 天然理心流
沖田 総司 房良 天然理心流
永倉 新八(長倉 載之) 神道無念流
伊庭 八郎 秀穎 心形刀流
斎藤 一(藤田 五郎) 無外流
岡田 以蔵 宜振 鏡新明智流
中村 半次郎(桐野 利秋) 薬丸自顕流
明治 山岡 鉄舟 高歩 一刀正伝無刀流
榊原 鍵吉 友善 直心影流
松崎 浪四郎 直之 加藤田新陰流
渡辺 昇 武常 神道無念流
奥村 左近太 奥村二刀流・直心影流
得能 関四郎 通久 直心影流
牟田 文之助 高惇 鉄人流
根岸 信五郎 資剛 神道無念流
門奈 正 水府流・北辰一刀流
高山 峰三郎 直心影流
逸見 宗助 立身流
高橋 赳太郎 高運 無外流
本間 三郎 本間念流
川崎 善三郎 重徳 無外流
高野 佐三郎 豊正 中西派一刀流
内藤 高治 北辰一刀流
山田 次朗吉 鹿島神傳直心影流
中山 博道 神道無念流

 

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