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伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【加藤田平八郎】日本最強は誰?流派は?

投稿日:2019年12月9日 更新日:

はじめに

ここではシリーズ化して伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【加藤田平八郎】です。【加藤田平八郎】は、あの幕末の剣聖である「直心影流」の男谷精一郎、島田虎之助コンビから全勝するという恐るべき成績を残した伝説の剣豪です。それでは【加藤田平八郎】について流派や出身地も含め簡単に説明していきます。

 

出典:http://kanoukan.blog78.fc2.com/

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加藤田平八郎

名前:加藤田平八郎

流派:加藤田神陰流

出身:筑後国

年代:江戸時代末期~明治時代(1808~1875)

約千本試合

加藤田平八郎は文化5年(1808)、久留米藩士で藩の剣術師範家として「神陰流」を伝える加藤田家の分家である加藤家の長男として生まれました。

平八郎は11歳から加藤田新八に入門して「神陰流」を学び、16歳で加藤田新八の娘を娶って加藤田家の婿養子となります。

そして文政12年(1829)、「新陰流」を極めた平八郎は修行の旅に出発し、九州~近畿の20か国を7か月でまわって各地で試合を行ないました。

この旅の間に平八郎が試合をした人数は997人にものぼったといいます。

天保8年(1837)、養父・加藤田新八が隠居すると、平八郎は加藤田家の家督を継承。

翌年には江戸にいた「窪田派田宮流」の窪田清音のもとで修行するため、再び修行の旅に出ました。

江戸での平八郎は4尺(約1.2m)の長竹刀を使って「直心影流」の男谷信友と十本勝負を行って全勝し、同じく「直心影流」の島田虎之助にも八本勝負で全勝しました。

しかし、平八郎は定寸の3尺3寸(約1m)の竹刀を使った「北辰一刀流」の千葉周作には敗れたといわれます。

武術だけでなく文筆にも優れた才能を発揮した平八郎は、初心者への剣術指導法を記した『初学須知』を著してこ、自らの他流試合や剣術指導時の経験を分析して記しています。

明治8年(1875)に68歳で亡くなった平八郎が教えた門人は3,500人を超え、奥免許を授けた12名の中から松崎浪四郎、梅崎弥一郎らが世に知られていきました。

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おわりに

997人って・・・・あと三人ぐらいやっとけよ!とツッコミたくなる試合数。

勝敗はどんな成績だったのかは分かりませんが、のちに男谷精十郎や島田虎之助に圧勝しているところをみると、とんでもない腕前だったことは確実ですね。

弟子の松崎浪四郎も江戸で大暴れしてますし、大石進以降、基本的に九州の剣豪たちは江戸で道場破りするのがお決まりのパターンなのかな。

「道場破り?どこ出身?・・・・え・・・・九州?・・・・またかよ・・・・」

めっぽう強い九州の剣豪たちがくるたび、江戸の道場主は憂鬱になっていたかもしれない。

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剣豪名をクリックすると個別の剣豪紹介記事が見れます↓

時代 剣豪名 流派
平安 鬼一 法眼 京八流
源 判官 義経 太刀の術
室町 念阿弥 慈恩(相馬 義元) 念流
中条 兵庫頭 長秀 中条流
飯篠 長威斎 家直 天真正伝香取神道流
松本 備前守 政信 鹿島神流
愛洲 移香斎 久忠 陰流
戦国 塚原 卜伝 高幹 鹿島新當流
山本 勘助 晴幸 京流
竹内 中務大夫 久盛 竹内流
上泉 伊勢守 信綱 新陰流
宝蔵院 胤栄 宝蔵院流
富田 五郎左衛門 勢源 富田流
奥山 休賀斎 公重 神影流
柳生 石舟斎 宗厳 柳生新陰流
北畠 具教 鹿島新當流
師岡 一羽 常成 一羽流
足利 義輝 鹿島新當流・新陰流
疋田 豊五郎 景兼 疋田陰流
丸目 蔵人 長恵 タイ捨流
林崎 甚助 重信 神夢想林崎流
根岸 兎角(信太 朝勝) 微塵流
伊藤 一刀斎 景久 一刀流
斎藤 伝鬼坊 勝秀 天流
真壁 暗夜軒 氏幹 霞流
富田 越後守 重政 富田流
樋口 又七郎 定次 馬庭念流
吉岡 憲法 直綱 吉岡流
江戸 東郷 重位 示現流
小野 忠明(神子上 典膳) 小野派一刀流
小笠原 源信斎 長治 真新陰流
柳生 但馬守 宗矩 柳生新陰流
片山 伯耆守 久安 片山伯耆流
鐘捲 自斎 通家 鐘捲流
柳生 兵庫助 利厳 柳生新陰流
松山 主水 大吉 二階堂平法
夢想 権之助(山本 勝吉) 神道夢想流
小栗 仁右衛門 正信 小栗流
宮本 武蔵 玄信 二天一流
高田 又兵衛 吉次 宝蔵院流
神谷 伝心斎 直光 直心流
針ヶ谷 夕雲 正成 無住心剣流
上泉 義胤(上泉 秀信) 民弥流
松林 蝙也斎 永吉 夢想願流
田宮 平兵衛 重正 田宮流
荒木 又右衛門 保知 柳生新陰流
佐々木 巌流 小次郎 巌流
伊藤 典膳 忠也 忠也派一刀流
柳生 十兵衛 三厳 柳生新陰流
薬丸 兼陳 薬丸自顕流
柳生 連也斎 厳包 柳生新陰流
関口 八郎左衛門 氏業 関口流
高田 三之丞 為長 柳生新陰流
伊庭 是水軒 秀明 心形刀流
今枝 佐仲 良台 初實剣理方一流
辻 月丹 資茂 無外流
高木 馬之輔 重貞 高木流
真里谷 円四郎 義旭 無住心剣流
堀部 安兵衛 武庸 馬庭念流
樋口 十郎兵衛 定暠 馬庭念流
楳本 法神 政武 法神流
寺田 五右衛門 宗有 天真一刀流
戸賀崎 熊太郎 暉芳 神道無念流
近藤 内蔵之助 長裕 天然理心流
平山 行蔵 講武実用流
岡田 十松 吉利 神道無念流
岡田 惣右衛門 寄良 柳剛流
浅利 又七郎 義信 中西派一刀流
白井 亨 義兼 天真一刀流
中西 忠兵衛 子正 中西派一刀流
千葉 周作 成政 北辰一刀流
大石 進 種次 大石新陰流
男谷 精一郎 信友 直心影流
高柳 又四郎 義正 中西派一刀流
伊庭 軍兵衛 秀業 心形刀流
幕末 斎藤 弥九郎 善道 神道無念流
大川 平兵衛 英勝 神道無念流
加藤田 平八郎 重秀 加藤田新陰流
遠藤 五平太 正贇 中西派一刀流
島田 虎之助 直親 直心影流
逸見 小源太 長英 甲源一刀流
橘 内蔵介 正以 柳剛流
浅利 又七郎 義明 中西派一刀流
勝 海舟 安邦 直心影流
桃井 春蔵 直正 鏡新明智流
大山 格之助 綱良 薬丸自顕流
宇野 金太郎 重義 片山伯耆流
斎藤 新太郎 龍善 神道無念流
清河 八郎 正明 北辰一刀流
黒河内 伝五郎 兼規 神夢想一刀流
仏生寺 弥助 神道無念流
上田 馬之助 美忠 鏡新明智流
高杉 晋作 春風 神道無念流・柳生新陰流
桂 小五郎(木戸 孝允) 神道無念流
佐々木 只三郎 泰昌 神道精武流
斎藤 歓之助 歓道 神道無念流
千葉 栄次郎 成之 北辰一刀流
河上 彦斎 玄明 我流
近藤 勇 昌宜 天然理心流
坂本 龍馬 直柔 北辰一刀流
高橋 泥舟(高橋 伊勢守) 自得院流
土方 歳三 義豊 天然理心流
沖田 総司 房良 天然理心流
永倉 新八(長倉 載之) 神道無念流
伊庭 八郎 秀穎 心形刀流
斎藤 一(藤田 五郎) 無外流
岡田 以蔵 宜振 鏡新明智流
中村 半次郎(桐野 利秋) 薬丸自顕流
明治 山岡 鉄舟 高歩 一刀正伝無刀流
榊原 鍵吉 友善 直心影流
松崎 浪四郎 直之 加藤田新陰流
渡辺 昇 武常 神道無念流
奥村 左近太 奥村二刀流・直心影流
得能 関四郎 通久 直心影流
牟田 文之助 高惇 鉄人流
根岸 信五郎 資剛 神道無念流
門奈 正 水府流・北辰一刀流
高山 峰三郎 直心影流
逸見 宗助 立身流
高橋 赳太郎 高運 無外流
本間 三郎 本間念流
川崎 善三郎 重徳 無外流
高野 佐三郎 豊正 中西派一刀流
内藤 高治 北辰一刀流
山田 次朗吉 鹿島神傳直心影流
中山 博道 神道無念流

 

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