伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【念阿弥慈恩】日本最強は誰?流派は?

      2019/12/13

はじめに

この記事ではシリーズ化して伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は「剣術の父」として名高く、関東や京に弟子を持った【念阿弥慈恩】です。のちに「新陰流」や「一刀流」など後世に発展していく剣術の源流をこの【念阿弥慈恩】が作っていました。それでは【念阿弥慈恩】について流派や出身地も含め簡単に説明します。

 

出典:https://www.instagram.com/

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念阿弥慈恩

名前:念阿弥慈恩

流派:念流

出身:常陸国?

年代:鎌倉時代中期(1351~1448)

父の仇を討つため学んだ剣術

「念流」の元祖、念阿弥慈恩は元の名前を相馬四郎義元といいました。

父は相馬四郎左衛門忠重といい、新田義貞に属して戦功のあった武将であったといいます。

義元は5歳の時、父が殺されて幼いながらも追われる身となり、乳母に連れられてなんとか逃れていました。

何とか難を脱した義元は相模国藤沢で遊行上人の弟子となり、やがて『念阿弥』と呼ばれるようになります。※阿弥とは時宗の僧が称す号。

念阿弥は仏門にありながら、父の敵討ちを誓って京の鞍馬寺で異形の者に剣術を学んだといいます。

鞍馬寺は源義経が修行したことで知られていますが、この念阿弥が学んだ剣術も鬼一法眼より始まる京流の流れを汲む剣術でした。

さらに念阿弥は鎌倉において神僧より剣の秘伝を受け、一説によればここで『鹿島の太刀の秘伝』を受けたといいます。

その後、九州筑紫の安楽寺で修行を重ね、遂に剣の奥義を会得した念阿弥はついに父の仇を討つことを決意。

念阿弥は寺を後にして還俗し、仇敵を見つけだして見事に仇討ちを成功させました。

しかし、この時に念阿弥は世の無常を感じてしまい、名を慈恩と改めて禅門に入ることになりました。

 

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出典:https://matome.naver.jp/

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多くの流派の祖となった慈恩

やがて慈恩は諸国を巡る旅に出て、行く先々で自ら学んだ剣術を伝えて門弟を増やしていきます。

慈恩には関東に8人、京に6人の『十四哲』と呼ばれる高弟がいたと伝えられています。

その中には「陰の流」を伝えた猿御前、「中条流」を伝えた中条判官、「馬庭念流」の祖の樋口太郎兼重の名前があります。

「陰の流」は「陰流」「新陰流」「柳生新陰流」などの多くの流派に派生し、「中条流」ものちに「富田流」として伝承されて「一刀流」をはじめとした多くの流派を生みました。

また、門弟の赤松三首座は慈恩の実の弟で「念首座流」を興し、江戸時代には桑名藩に「念首座流」、仙台藩に「首座流」として伝わっていきました。

一方、慈恩は晩年に自らを念大和尚と称し、信州伊那郡波合村に長福寺を建立して住職となっています。

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おわりに

幼い頃より仏門に入り、父の仇を討つため剣術を学ぶ。そして、父の仇を討った瞬間、胸の中に去来するのは、この世の無常。そしてまた仏門に・・・・。

煩悩の塊のような念阿弥慈恩。この人間臭さがイイです。

こんな人なのに上の画像のように美男子に描けるのはなぜ??もっとムサ苦しい髭モジャのイメージでよくないか?

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日本剣豪一覧

鬼一法眼:全ての剣術の元祖となる伝説の剣豪

源義経:孤独から「太刀の術」を学んだ剣豪

念阿弥慈恩:新陰流と一刀流の原点となる剣豪

中条長秀:初代「不殺の剣」を説いた剣豪

飯篠家直:天真正伝香取神道流の祖となる剣豪

松本政信:極意「一つの太刀」を生む剣豪

愛洲移香斎:陰流の祖となった伝説の剣豪

塚原卜伝:多くの剣豪たちに影響を与えた剣聖

山本勘助:諸国流浪の果てに川中島で散る剣豪

上泉信綱:柳生の師で有名な新陰流の剣聖

竹内久盛:柔術の源流となった名門出身の剣豪

宝蔵院胤栄:仏法と殺生の狭間に悩む槍の剣豪

奥山公重:家康の初代剣術指南役となった剣豪

斎藤伝鬼坊:弟子のため壮絶な死を遂げた剣豪

師岡一羽:香取、鹿島の剣を引き継いだ剣豪

足利義輝:壮絶な最期を遂げた天才剣豪将軍

根岸兎角:師匠を見捨てた恩知らずな剣豪

疋田豊五郎:剣聖伊勢守の甥で一番弟子の剣豪

丸目蔵人:新陰流を受け継いだタイ捨流の剣豪

上泉義胤:剣聖伊勢守の孫で変わり者の剣豪

林崎甚助:仇討ちのために居合を極めた剣豪

田宮平兵衛:紀州藩に採用された居合の剣豪

片山久安:天下に名を轟かせた居合の剣豪

樋口又七郎:念流を復活させた岩をも砕く剣豪

富田勢源:中条流小太刀の使い手で盲目の剣豪

富田重政:実戦に長け名人越後と呼ばれた剣豪

鐘捲自斎:偉大すぎる師匠と弟子を持った剣豪

小笠原長治:幻の技「八寸の延金」を使う剣豪

伊藤一刀斎:生涯を剣のみに捧げた無双の剣鬼

小野忠明:一刀流を受け継いだワガママ剣豪

吉岡憲法:将軍家に結びつきの強い名門剣豪

宮本武蔵:文才にも長けた天下無双の剣豪

佐々木小次郎:負けたことで有名になった剣豪

柳生石舟斎:柳生新陰流を創始した剣豪

柳生宗矩:幕府で「治世の剣」を振るった剣豪

松山主水:暗殺されたサイキック剣豪

柳生十兵衛:主君に仕えられない梟雄剣豪

東郷重位:タイ捨流を破った示現流の剣豪

薬丸兼陳:薬丸自顕流の祖となった剣豪

柳生兵庫助:尾張藩に柳生を根付かせた剣豪

柳生連也:江戸柳生を破る尾張柳生の天才剣豪

高田又兵衛:胤栄から宝蔵院流を学んだ剣豪

小栗仁右衛門:柔術の元となった組討術の剣豪

今枝佐仲:中国地方の名流となった剣豪

松林蝙也斎:将軍の前で飛んだバットマン剣豪

夢想権之助:棒術で武蔵を破ったお調子者剣豪

神谷伝心斎:直心陰流の源流となった剣豪

針ヶ谷夕雲:「相抜け」を境地とした剣豪

荒木又右衛門:仇討ちで名を轟かせた剣豪

関口氏業:名門出身の傾奇者剣豪

堀部安兵衛:忠臣蔵で活躍する剣豪

高木馬之輔:楊の枝から覚醒した柔術の剣豪

伊庭是水軒:実力重視の心形刀流を興した剣豪

真里谷円四郎:悟りを開いた無住心剣流の剣豪

戸賀崎熊太郎:最後まで師を敬った優しき剣豪

岡田十松:神道無念流を託され発展させた剣豪

平山行蔵:変態級の厳しい修行を行う剣豪

楳本法神:医術にも長け天狗と慕われた剣豪

黒河内伝五郎:会津で武芸全般に通じた剣豪

白井亨:「八寸の延金」を習得した努力の剣豪

寺田宗有:実力と品格を備えた江戸時代の剣聖

大石進:江戸名門道場を次々と破る怪物剣豪

近藤長裕:多摩に実力重視の剣術を広めた剣豪

樋口十郎兵衛:馬庭念流の最盛期を作った剣豪

千葉周作:玄武館で剣をマニュアル化した剣豪

千葉栄次郎:北辰一刀流後継者の天才剣豪

斎藤弥九郎:練兵館で志士たちを育てた剣豪

桃井春蔵:士学館を立て直す品格を備えた剣豪

岡田惣右衛門:スネ打ちを実用性を説いた剣豪

中西忠兵衛:幕末有名剣豪を多く輩出した剣豪

逸見長英:甲源一刀流の名を守った天才剣豪

大川平兵衛:復讐に燃え革命を目指した剣豪

浅利又七郎:鉄舟を育てた中西派一刀流の剣豪

男谷精一郎:強さと謙虚さを持つ幕末の剣聖

島田虎之助:師に「心の剣」と称された剣豪

勝海舟:厳しい修行を政治にも生かした剣豪

坂本龍馬:薩長同盟を成し遂げた幕末の英雄

伊庭八郎:新時代に抗う悲劇の隻腕剣豪

桂小五郎:「逃げの小五郎」も実力ある剣豪

清河八郎:幕府を出し抜いた裏のある剣豪

佐々木只三郎:龍馬を暗殺したとされる剣豪

岡田以蔵:残忍な人斬りを好んだ狂気の剣豪

河上彦斎:るろうに剣心のモデルとなった剣豪

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