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伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【吉岡憲法】日本最強は誰?流派は?

投稿日:2018年3月23日 更新日:

はじめに

この記事ではシリーズで伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【吉岡憲法】です。【吉岡憲法】はかの有名な剣豪・宮本武蔵に敗れた剣豪としてドラマなどで引き立て役によく使われていますが、実際の勝敗の結果は実は分かっていないとされる伝説の剣豪です。それでは【吉岡憲法】について流派や出身地も含め簡単に説明していきます。

 

出典:https://matome.naver.jp/

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吉岡憲法 

名前:吉岡憲法

流派:吉岡流

出身:山城国

年代:戦国時代(?~?)

「憲法」とは

吉岡憲法の名『憲法』とは「吉岡流」の屋号のようなもので、吉岡家は『けんぽうの家』と呼ばれ、京の人々からは剣術の家として古くから知られていました。

吉岡家の家伝『吉岡伝』の中でも、吉岡家の当主は代々『憲法』を名乗っていることから『吉岡憲法』といっても一人の人間を指すものではないことが分かります。

その中でも初代『憲法』である吉岡直元は、室町幕府12代将軍・足利義晴に仕えて軍功があり、ここから足利家と深く結びついていったといいます。

その後、吉岡家は弟の吉岡直光が『憲法』を継いで足利家兵法指南となり、京都今出川で道場を構えて『天下の兵法所』と呼ばれることになりました。

この直光は剣豪将軍として知られた足利義輝に仕えていましたが、義輝が死ぬと有名無実化した将軍家から離れてひっそりと生涯を閉じたといいます。

やがて織田信長の擁立されて足利義昭が将軍に就くと、吉岡家では直光の長男・吉岡直賢が3代目となり、再び兵法指南役となりました。

この直賢も『憲法』を名乗り、一説によると宮本武蔵の父である新免無二斎と試合を行ったといわれます。

 

出典:http://gen4.cocolog-nifty.com/

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勝ったのは武蔵か吉岡か

吉岡家の4代目当主となったのは、直賢の嫡男として生まれ祇園藤次に兵法を学んだ吉岡直綱。

『二天記』によると、この直綱の代の時に吉岡一門は当時21歳だった宮本武蔵と試合を行い、敗れたと伝わっています。

しかし、一方で『吉岡伝』では蓮台野の試合で武蔵は眉間を打たれて敗れ、その後一乗寺下り松では武蔵が行方をくらませて逃げたとも伝わっています。

 

慶長19年(1614)の大坂の役が起きた時、徳川家康は京都所司代を通じて吉岡一門が大坂方に従軍しないよう申し伝えていました。

しかし、吉岡家は大坂城に入城して徳川軍と戦うことを選んでしまいました。

このため、吉岡家は徳川家に遠慮して兵法所を閉じ、家伝の一つである染物業に専念しました。

その後、吉岡家が染めた黒褐色の染物は『吉岡染』『憲法染』と呼ばれて大成功することになり、今でも高級品として伝承されることになりました。

 

出典:https://item.rakuten.co.jp/

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おわりに

吉岡一門と宮本武蔵との決闘の勝敗は、両者の意見が全く食い違っていてハッキリしていませんが、現代では武蔵の人気に圧倒的に押されて吉岡側の負けが真実のようになっています。

実際はどちらかがウソを言っているのだと思いますが、負けた方は素直に負けを認めないってところはさすが兵法家。剣豪としての意地もあるんでしょうね。

でも、今後も武蔵の人気は衰えることがなさそうなので、おそらく吉岡家は負けた側として永遠に語られていくことになりそうです。

なんだか、かわいそうですね吉岡家って・・・

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剣豪名をクリックすると個別の剣豪紹介記事が見れます↓

時代 剣豪名 流派
平安 鬼一 法眼 京八流
源 判官 義経 太刀の術
室町 念阿弥 慈恩(相馬 義元) 念流
中条 兵庫頭 長秀 中条流
飯篠 長威斎 家直 天真正伝香取神道流
松本 備前守 政信 鹿島神流
愛洲 移香斎 久忠 陰流
戦国 塚原 卜伝 高幹 鹿島新當流
山本 勘助 晴幸 京流
竹内 中務大夫 久盛 竹内流
上泉 伊勢守 信綱 新陰流
宝蔵院 胤栄 宝蔵院流
富田 五郎左衛門 勢源 富田流
奥山 休賀斎 公重 神影流
柳生 石舟斎 宗厳 柳生新陰流
北畠 具教 鹿島新當流
師岡 一羽 常成 一羽流
足利 義輝 鹿島新當流・新陰流
疋田 豊五郎 景兼 疋田陰流
丸目 蔵人 長恵 タイ捨流
林崎 甚助 重信 神夢想林崎流
根岸 兎角(信太 朝勝) 微塵流
伊藤 一刀斎 景久 一刀流
斎藤 伝鬼坊 勝秀 天流
真壁 暗夜軒 氏幹 霞流
富田 越後守 重政 富田流
樋口 又七郎 定次 馬庭念流
吉岡 憲法 直綱 吉岡流
江戸 東郷 重位 示現流
小野 忠明(神子上 典膳) 小野派一刀流
小笠原 源信斎 長治 真新陰流
柳生 但馬守 宗矩 柳生新陰流
片山 伯耆守 久安 片山伯耆流
鐘捲 自斎 通家 鐘捲流
柳生 兵庫助 利厳 柳生新陰流
松山 主水 大吉 二階堂平法
夢想 権之助(山本 勝吉) 神道夢想流
小栗 仁右衛門 正信 小栗流
宮本 武蔵 玄信 二天一流
高田 又兵衛 吉次 宝蔵院流
神谷 伝心斎 直光 直心流
針ヶ谷 夕雲 正成 無住心剣流
上泉 義胤(上泉 秀信) 民弥流
松林 蝙也斎 永吉 夢想願流
田宮 平兵衛 重正 田宮流
荒木 又右衛門 保知 柳生新陰流
佐々木 巌流 小次郎 巌流
伊藤 典膳 忠也 忠也派一刀流
柳生 十兵衛 三厳 柳生新陰流
薬丸 兼陳 薬丸自顕流
柳生 連也斎 厳包 柳生新陰流
関口 八郎左衛門 氏業 関口流
高田 三之丞 為長 柳生新陰流
伊庭 是水軒 秀明 心形刀流
今枝 佐仲 良台 初實剣理方一流
辻 月丹 資茂 無外流
高木 馬之輔 重貞 高木流
真里谷 円四郎 義旭 無住心剣流
堀部 安兵衛 武庸 馬庭念流
樋口 十郎兵衛 定暠 馬庭念流
楳本 法神 政武 法神流
寺田 五右衛門 宗有 天真一刀流
戸賀崎 熊太郎 暉芳 神道無念流
近藤 内蔵之助 長裕 天然理心流
平山 行蔵 講武実用流
岡田 十松 吉利 神道無念流
岡田 惣右衛門 寄良 柳剛流
浅利 又七郎 義信 中西派一刀流
白井 亨 義兼 天真一刀流
中西 忠兵衛 子正 中西派一刀流
千葉 周作 成政 北辰一刀流
大石 進 種次 大石新陰流
男谷 精一郎 信友 直心影流
高柳 又四郎 義正 中西派一刀流
伊庭 軍兵衛 秀業 心形刀流
幕末 斎藤 弥九郎 善道 神道無念流
大川 平兵衛 英勝 神道無念流
加藤田 平八郎 重秀 加藤田新陰流
遠藤 五平太 正贇 中西派一刀流
島田 虎之助 直親 直心影流
逸見 小源太 長英 甲源一刀流
橘 内蔵介 正以 柳剛流
浅利 又七郎 義明 中西派一刀流
勝 海舟 安邦 直心影流
桃井 春蔵 直正 鏡新明智流
大山 格之助 綱良 薬丸自顕流
宇野 金太郎 重義 片山伯耆流
斎藤 新太郎 龍善 神道無念流
清河 八郎 正明 北辰一刀流
黒河内 伝五郎 兼規 神夢想一刀流
仏生寺 弥助 神道無念流
上田 馬之助 美忠 鏡新明智流
高杉 晋作 春風 神道無念流・柳生新陰流
桂 小五郎(木戸 孝允) 神道無念流
佐々木 只三郎 泰昌 神道精武流
斎藤 歓之助 歓道 神道無念流
千葉 栄次郎 成之 北辰一刀流
河上 彦斎 玄明 我流
近藤 勇 昌宜 天然理心流
坂本 龍馬 直柔 北辰一刀流
高橋 泥舟(高橋 伊勢守) 自得院流
土方 歳三 義豊 天然理心流
沖田 総司 房良 天然理心流
永倉 新八(長倉 載之) 神道無念流
伊庭 八郎 秀穎 心形刀流
斎藤 一(藤田 五郎) 無外流
岡田 以蔵 宜振 鏡新明智流
中村 半次郎(桐野 利秋) 薬丸自顕流
明治 山岡 鉄舟 高歩 一刀正伝無刀流
榊原 鍵吉 友善 直心影流
松崎 浪四郎 直之 加藤田新陰流
渡辺 昇 武常 神道無念流
奥村 左近太 奥村二刀流・直心影流
得能 関四郎 通久 直心影流
牟田 文之助 高惇 鉄人流
根岸 信五郎 資剛 神道無念流
門奈 正 水府流・北辰一刀流
高山 峰三郎 直心影流
逸見 宗助 立身流
高橋 赳太郎 高運 無外流
本間 三郎 本間念流
川崎 善三郎 重徳 無外流
高野 佐三郎 豊正 中西派一刀流
内藤 高治 北辰一刀流
山田 次朗吉 鹿島神傳直心影流
中山 博道 神道無念流

 

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