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伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【鐘捲自斎】日本最強は誰?流派は?

投稿日:2018年3月22日 更新日:

はじめに

この記事ではシリーズで伝説の剣豪・剣士・剣の達人を流派などを含めて紹介していきます。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【鐘捲自斎】です。【鐘捲自斎】は本人のエピソードはあまり持っていないものの、弟子たちがかなりのビックネームのため有名になった伝説の剣豪です。それでは【鐘捲自斎】について流派や出身地も含め簡単に説明していきます。

 

出典:https://matome.naver.jp/

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鐘捲自斎 

名前:鐘捲自斎通家

流派:鐘捲流、外他流

出身:遠江国

年代:戦国時代~江戸時代初期(1576~1615)

偉大すぎる師匠と弟子達

鐘捲自斎の正確な出身地は不明ですが、遠江国秋葉の出身であるとか、越前国の名家・印牧(かねまき)氏の出身ではないかといわれています。

自斎は外他(とだ)姓を持ち、越前朝倉氏の剣術指南だった富田景政から「富田流」を学んで、山崎左近将監、長谷川宗喜と並んで『富田の三剣』と呼ばれていました。

また、『自斎は富田入道勢源門流』と記された文書もあって、景政の兄・富田勢源の門人となったこともあるようです。

いずれにしても自斎は「富田流」の正統を学んだのち、江戸で「鐘捲流」道場を開いて多くの門弟を育てました。

この弟子の中に前原弥五郎がおり、この男がのちに伊藤一刀斎と名乗って「一刀流」を興したとされています。

また、ほかにも佐々木小次郎も自斎の弟子であったといわれています。

 

「富田流」は元来、小太刀を得意としていますが、自斎は小太刀の技から入り、中太刀の有利な技を編み出しました。

自斎の奥義『高上極意五点』は伊藤一刀斎に伝えられ、これがそのまま「一刀流」の奥義として現在にまで伝わっています。

一方、「鐘捲流」の道統は出羽国米沢の中村氏家が継承し、仙台藩の藩主・伊達政宗に迎えられて代々護衛の役を担っていきました。

幕末まで仙台藩で受け継がれた「鐘捲流」は時代を経るごとに薄れていきましたが、現在でも岡山市内の抜刀術の一流としてその道統を残しています。

 

出典:http://sengen.wiki.fc2.com/

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おわりに

鐘捲自斎は漫画「バガボンド」の中では、ボロボロの情けないオジサンとして登場していますが、史実どおり伊藤一刀斎佐々木小次郎を育てた腕の立つ剣豪として描かれています。

実際は江戸に道場を構えるなどそれなりの剣の達人のはずなのですが、弟子たちがビックネームすぎるため、彼らの引き立て役とされることが多く、少し気の毒な印象が残ります。

でも、彼らがいたからこそ何のエピソードも持たない鐘捲自斎の名が現在まで残っているのかも。

やっぱり弟子たちには感謝して、ここは受け入れるしかなさそうです。自斎さん。

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剣豪名をクリックすると個別の剣豪紹介記事が見れます↓

時代 剣豪名 流派
平安 鬼一 法眼 京八流
源 判官 義経 太刀の術
室町 念阿弥 慈恩(相馬 義元) 念流
中条 兵庫頭 長秀 中条流
飯篠 長威斎 家直 天真正伝香取神道流
松本 備前守 政信 鹿島神流
愛洲 移香斎 久忠 陰流
戦国 塚原 卜伝 高幹 鹿島新當流
山本 勘助 晴幸 京流
竹内 中務大夫 久盛 竹内流
上泉 伊勢守 信綱 新陰流
宝蔵院 胤栄 宝蔵院流
富田 五郎左衛門 勢源 富田流
奥山 休賀斎 公重 神影流
柳生 石舟斎 宗厳 柳生新陰流
北畠 具教 鹿島新當流
師岡 一羽 常成 一羽流
足利 義輝 鹿島新當流・新陰流
疋田 豊五郎 景兼 疋田陰流
丸目 蔵人 長恵 タイ捨流
林崎 甚助 重信 神夢想林崎流
根岸 兎角(信太 朝勝) 微塵流
伊藤 一刀斎 景久 一刀流
斎藤 伝鬼坊 勝秀 天流
真壁 暗夜軒 氏幹 霞流
富田 越後守 重政 富田流
樋口 又七郎 定次 馬庭念流
吉岡 憲法 直綱 吉岡流
江戸 東郷 重位 示現流
小野 忠明(神子上 典膳) 小野派一刀流
小笠原 源信斎 長治 真新陰流
柳生 但馬守 宗矩 柳生新陰流
片山 伯耆守 久安 片山伯耆流
鐘捲 自斎 通家 鐘捲流
柳生 兵庫助 利厳 柳生新陰流
松山 主水 大吉 二階堂平法
夢想 権之助(山本 勝吉) 神道夢想流
小栗 仁右衛門 正信 小栗流
宮本 武蔵 玄信 二天一流
高田 又兵衛 吉次 宝蔵院流
神谷 伝心斎 直光 直心流
針ヶ谷 夕雲 正成 無住心剣流
上泉 義胤(上泉 秀信) 民弥流
松林 蝙也斎 永吉 夢想願流
田宮 平兵衛 重正 田宮流
荒木 又右衛門 保知 柳生新陰流
佐々木 巌流 小次郎 巌流
伊藤 典膳 忠也 忠也派一刀流
柳生 十兵衛 三厳 柳生新陰流
薬丸 兼陳 薬丸自顕流
柳生 連也斎 厳包 柳生新陰流
関口 八郎左衛門 氏業 関口流
高田 三之丞 為長 柳生新陰流
伊庭 是水軒 秀明 心形刀流
今枝 佐仲 良台 初實剣理方一流
辻 月丹 資茂 無外流
高木 馬之輔 重貞 高木流
真里谷 円四郎 義旭 無住心剣流
堀部 安兵衛 武庸 馬庭念流
樋口 十郎兵衛 定暠 馬庭念流
楳本 法神 政武 法神流
寺田 五右衛門 宗有 天真一刀流
戸賀崎 熊太郎 暉芳 神道無念流
近藤 内蔵之助 長裕 天然理心流
平山 行蔵 講武実用流
岡田 十松 吉利 神道無念流
岡田 惣右衛門 寄良 柳剛流
浅利 又七郎 義信 中西派一刀流
白井 亨 義兼 天真一刀流
中西 忠兵衛 子正 中西派一刀流
千葉 周作 成政 北辰一刀流
大石 進 種次 大石新陰流
男谷 精一郎 信友 直心影流
高柳 又四郎 義正 中西派一刀流
伊庭 軍兵衛 秀業 心形刀流
幕末 斎藤 弥九郎 善道 神道無念流
大川 平兵衛 英勝 神道無念流
加藤田 平八郎 重秀 加藤田新陰流
遠藤 五平太 正贇 中西派一刀流
島田 虎之助 直親 直心影流
逸見 小源太 長英 甲源一刀流
橘 内蔵介 正以 柳剛流
浅利 又七郎 義明 中西派一刀流
勝 海舟 安邦 直心影流
桃井 春蔵 直正 鏡新明智流
大山 格之助 綱良 薬丸自顕流
宇野 金太郎 重義 片山伯耆流
斎藤 新太郎 龍善 神道無念流
清河 八郎 正明 北辰一刀流
黒河内 伝五郎 兼規 神夢想一刀流
仏生寺 弥助 神道無念流
上田 馬之助 美忠 鏡新明智流
高杉 晋作 春風 神道無念流・柳生新陰流
桂 小五郎(木戸 孝允) 神道無念流
佐々木 只三郎 泰昌 神道精武流
斎藤 歓之助 歓道 神道無念流
千葉 栄次郎 成之 北辰一刀流
河上 彦斎 玄明 我流
近藤 勇 昌宜 天然理心流
坂本 龍馬 直柔 北辰一刀流
高橋 泥舟(高橋 伊勢守) 自得院流
土方 歳三 義豊 天然理心流
沖田 総司 房良 天然理心流
永倉 新八(長倉 載之) 神道無念流
伊庭 八郎 秀穎 心形刀流
斎藤 一(藤田 五郎) 無外流
岡田 以蔵 宜振 鏡新明智流
中村 半次郎(桐野 利秋) 薬丸自顕流
明治 山岡 鉄舟 高歩 一刀正伝無刀流
榊原 鍵吉 友善 直心影流
松崎 浪四郎 直之 加藤田新陰流
渡辺 昇 武常 神道無念流
奥村 左近太 奥村二刀流・直心影流
得能 関四郎 通久 直心影流
牟田 文之助 高惇 鉄人流
根岸 信五郎 資剛 神道無念流
門奈 正 水府流・北辰一刀流
高山 峰三郎 直心影流
逸見 宗助 立身流
高橋 赳太郎 高運 無外流
本間 三郎 本間念流
川崎 善三郎 重徳 無外流
高野 佐三郎 豊正 中西派一刀流
内藤 高治 北辰一刀流
山田 次朗吉 鹿島神傳直心影流
中山 博道 神道無念流

 

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