伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【愛洲移香斎】日本最強は誰?流派は?

      2019/12/13

はじめに

この記事ではシリーズで伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は剣術の一大流派を起こした【愛洲移香斎】です。【愛洲移香斎】は剣聖として名高い上泉伊勢守信綱の「新陰流」、つまりは柳生一族の「柳生新陰流」の源流である「陰流」の創始者です。それでは【愛洲移香斎】について流派や出身地も含め簡単に説明しています。

 

p-11-001 (1)

出典:http://www.hyakugo.co.jp/

スポンサーリンク

愛洲移香斎

名前:愛洲移香斎、愛洲久忠

流派:陰流

出身:伊勢国

年代:室町時代中期(1452~1538)

新陰流の元となった陰流の創始者

愛洲移香斎は、伊勢国愛洲氏の一族。

愛洲氏はもともと船戦が得意な熊野水軍に属した一党であり、平時は海外に出て交易を行い、日本に多くの文化を伝える役割を果たす八幡船を生業にしていました。

しかし、実際は貿易を行いながらも、海賊のようなことを生業に行っていたといわれています。

このような生業には、武術、兵法に優れた者が必要とされ、愛洲移香斎のバックボーンとなりました。

念流を伝えた念阿弥慈恩の高弟である『念流十四哲』の中に猿御前という人物がいますが、愛洲移香斎はこの猿御前の子孫といわれることからも、愛洲氏は古来より兵法に通じた一族だったと思われます。

愛洲移香斎は若い頃より諸国を修行で回り、長享元年(1487)36歳の時に日向国の鵜戸権現の岩戸に籠ること37日、満願の日に神が猿の形で奥義と秘伝書一巻を授けたとされていいます。

こののち、愛洲移香斎はこの兵法を「陰流」と名付けて流派を起こし、諸国を巡って兵法を広めました。一説には明にも渡って「陰流」を伝えたともいわれています。

新陰流を創始した上泉伊勢守信綱は、伝書の中で「予は諸流の奥義を究め、陰流において別に奇妙を抽出して、新陰流を号す。」と書いており、上泉伊勢守信綱が年老いた愛洲移香斎から「陰流」を学んだとの説もありますが、年代的に無理があるので子の小七郎宗通に学んだと考えるのが妥当とされています。

子の小七郎宗通は佐竹家に仕えて「猿飛陰流」を称し、のちに愛洲姓から平田姓に変えて元香斎と名乗って「猿飛陰流」は秋田藩佐竹氏のもとで平田氏によって広まっていきました。

 

04034y_m1_12_11_8

出典:http://www.kirari1000.com/

スポンサーリンク

おわりに

愛洲移香斎が本当に明まで行っていたとしたら実に興味深い話です。

愛洲氏は半分海賊みたいなものですから本当であってもおかしくはないと思いますが、いかんせん岩戸に籠って神だか猿だかに奥義を授かったという話がうさん臭いために全てが台無しになっているような気もします。

実は愛洲移香斎、筆者の地元の人で本当に応援したい剣豪でありますので、剣豪好きな方は是非一度、愛洲の館へお越しください。

スポンサーリンク

日本剣豪一覧

鬼一法眼:全ての剣術の元祖となる伝説の剣豪

源義経:孤独から「太刀の術」を学んだ剣豪

念阿弥慈恩:新陰流と一刀流の原点となる剣豪

中条長秀:初代「不殺の剣」を説いた剣豪

飯篠家直:天真正伝香取神道流の祖となる剣豪

松本政信:極意「一つの太刀」を生む剣豪

愛洲移香斎:陰流の祖となった伝説の剣豪

塚原卜伝:多くの剣豪たちに影響を与えた剣聖

山本勘助:諸国流浪の果てに川中島で散る剣豪

上泉信綱:柳生の師で有名な新陰流の剣聖

竹内久盛:柔術の源流となった名門出身の剣豪

宝蔵院胤栄:仏法と殺生の狭間に悩む槍の剣豪

奥山公重:家康の初代剣術指南役となった剣豪

斎藤伝鬼坊:弟子のため壮絶な死を遂げた剣豪

師岡一羽:香取、鹿島の剣を引き継いだ剣豪

足利義輝:壮絶な最期を遂げた天才剣豪将軍

根岸兎角:師匠を見捨てた恩知らずな剣豪

疋田豊五郎:剣聖伊勢守の甥で一番弟子の剣豪

丸目蔵人:新陰流を受け継いだタイ捨流の剣豪

上泉義胤:剣聖伊勢守の孫で変わり者の剣豪

林崎甚助:仇討ちのために居合を極めた剣豪

田宮平兵衛:紀州藩に採用された居合の剣豪

片山久安:天下に名を轟かせた居合の剣豪

樋口又七郎:念流を復活させた岩をも砕く剣豪

富田勢源:中条流小太刀の使い手で盲目の剣豪

富田重政:実戦に長け名人越後と呼ばれた剣豪

鐘捲自斎:偉大すぎる師匠と弟子を持った剣豪

小笠原長治:幻の技「八寸の延金」を使う剣豪

伊藤一刀斎:生涯を剣のみに捧げた無双の剣鬼

小野忠明:一刀流を受け継いだワガママ剣豪

吉岡憲法:将軍家に結びつきの強い名門剣豪

宮本武蔵:文才にも長けた天下無双の剣豪

佐々木小次郎:負けたことで有名になった剣豪

柳生石舟斎:柳生新陰流を創始した剣豪

柳生宗矩:幕府で「治世の剣」を振るった剣豪

松山主水:暗殺されたサイキック剣豪

柳生十兵衛:主君に仕えられない梟雄剣豪

東郷重位:タイ捨流を破った示現流の剣豪

薬丸兼陳:薬丸自顕流の祖となった剣豪

柳生兵庫助:尾張藩に柳生を根付かせた剣豪

柳生連也:江戸柳生を破る尾張柳生の天才剣豪

高田又兵衛:胤栄から宝蔵院流を学んだ剣豪

小栗仁右衛門:柔術の元となった組討術の剣豪

今枝佐仲:中国地方の名流となった剣豪

松林蝙也斎:将軍の前で飛んだバットマン剣豪

夢想権之助:棒術で武蔵を破ったお調子者剣豪

神谷伝心斎:直心陰流の源流となった剣豪

針ヶ谷夕雲:「相抜け」を境地とした剣豪

荒木又右衛門:仇討ちで名を轟かせた剣豪

関口氏業:名門出身の傾奇者剣豪

堀部安兵衛:忠臣蔵で活躍する剣豪

高木馬之輔:楊の枝から覚醒した柔術の剣豪

伊庭是水軒:実力重視の心形刀流を興した剣豪

真里谷円四郎:悟りを開いた無住心剣流の剣豪

戸賀崎熊太郎:最後まで師を敬った優しき剣豪

岡田十松:神道無念流を託され発展させた剣豪

平山行蔵:変態級の厳しい修行を行う剣豪

楳本法神:医術にも長け天狗と慕われた剣豪

黒河内伝五郎:会津で武芸全般に通じた剣豪

白井亨:「八寸の延金」を習得した努力の剣豪

寺田宗有:実力と品格を備えた江戸時代の剣聖

大石進:江戸名門道場を次々と破る怪物剣豪

近藤長裕:多摩に実力重視の剣術を広めた剣豪

樋口十郎兵衛:馬庭念流の最盛期を作った剣豪

千葉周作:玄武館で剣をマニュアル化した剣豪

千葉栄次郎:北辰一刀流後継者の天才剣豪

斎藤弥九郎:練兵館で志士たちを育てた剣豪

桃井春蔵:士学館を立て直す品格を備えた剣豪

岡田惣右衛門:スネ打ちを実用性を説いた剣豪

中西忠兵衛:幕末有名剣豪を多く輩出した剣豪

逸見長英:甲源一刀流の名を守った天才剣豪

大川平兵衛:復讐に燃え革命を目指した剣豪

浅利又七郎:鉄舟を育てた中西派一刀流の剣豪

男谷精一郎:強さと謙虚さを持つ幕末の剣聖

島田虎之助:師に「心の剣」と称された剣豪

勝海舟:厳しい修行を政治にも生かした剣豪

坂本龍馬:薩長同盟を成し遂げた幕末の英雄

伊庭八郎:新時代に抗う悲劇の隻腕剣豪

桂小五郎:「逃げの小五郎」も実力ある剣豪

清河八郎:幕府を出し抜いた裏のある剣豪

佐々木只三郎:龍馬を暗殺したとされる剣豪

岡田以蔵:残忍な人斬りを好んだ狂気の剣豪

河上彦斎:るろうに剣心のモデルとなった剣豪

高杉晋作:幕末の革命者は意外に真面目な剣豪

仏生寺弥助:粗暴で心優しい幕末最強の剣豪

中村半次郎:人斬りの印象がつきまとう剣豪

山岡鉄舟:剣禅書から人の道を極めた剣豪

高橋泥舟:槍のように真っすぐに生きた剣豪

スポンサーリンク

 - 剣豪