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伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【根岸兎角】日本最強は誰?流派は?

投稿日:2018年3月14日 更新日:

はじめに

この記事ではシリーズで伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【根岸兎角】です。【根岸兎角】はこれまで紹介してきた剣豪たちとは違って決して強いイメージはなく、さらにとんでもない恩知らずという伝説のクソ剣豪です。それでは【根岸兎角】について流派や出身地も含め簡単に説明していきます。

 

出典:http://yu-hina.net/

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根岸兎角 

名前:根岸兎角

流派:微塵流

出身:下総国?

年代:戦国時代~江戸時代初期(生没年不詳)

師岡一羽を見捨てた恩知らず

根岸兎角は師岡一羽に剣を学び「一羽流」を修めた人物でした。

師の師岡一羽は下総国江戸崎で道場を開き、その高弟として根岸兎角、岩間小熊之助、土子土呂助の3人が一羽道場の『三羽烏』として一流の武芸者になっていました。

しかし、師岡一羽が病に倒れて床に臥せるようになると、この兎角は師を見捨てて出奔してしまいます。

このため師岡一羽の看病を続けていた岩間小熊之助、土子土呂助は、兎角への恨みを次第に募らせていきました。

そんなことは露知らず、兎角は小田原に行くと自らを『天下無双の名人』と宣伝し、「微塵流」を名乗って多くの門弟を抱える道場主となります。

さらに、のちに江戸に出ても道場を開いて門弟数百人を抱えました。

兎角は目つきが鋭く、高身長で『天狗の化身』と噂され評判になっていたといいます。

 

一方、小熊之助、土呂助は武具や着物まで売り払って金に換え、必死に看病を続けましたが、あえなく師岡一羽が病死。

師を見捨てた上に流派を勝手に「微塵流」と称して評判を得ていた兎角の噂を聞いた二人は、師の亡骸を前に復讐を誓って江戸に向かうことを決意しました。

しかし、さすがに二人で兎角を討つことは卑怯であるからと考え、くじ引きによって討手を決めることにします。

そしてくじ引きの結果、小熊之助が江戸に行くことになり、土呂助の方は郷土に留まって鹿島明神に兎角討伐を祈願することになりました。

 

出典:https://ekizo.mandarake.co.jp/

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岩間小熊之助との決闘から逃亡

江戸に出た小熊之助は、まずは江戸城大手大橋に高札を立て他流試合を所望します。

掲げた高札には『日本無双』の言葉が書かれており、あからさまな「微塵流」への挑発行為でした。

小熊之助の行動は「微塵流」の門弟たちを怒らせ、兎角もいきり立つ門弟たちを抑えきることができず、ついに二人は奉行所立ち合いのもとで試合をすることになります。

 

試合当日、兎角は小袖と袴をはき、白布のたすきに黒襦袢、六角の太長い木刀に鉄鋲を仕込んだ得物を持ってド派手に登場。

一方、小熊之助は木綿の袷に袴、普通の木刀という地味な姿。

見物に来た者たちの多くは、兎角の格好と得物を見て小熊之助の敗北を予想していました。

しかし、試合が始まってみると二人の打ち合いは全くの互角。

復讐に燃える小熊之助が次第に押し始め、ついに兎角を橋の欄干に追い詰めます。

そして小熊之助は兎角の片足を掴んで濠の中に放り込むと、兎角はそのまま逃走してしまいました。

 

その後、この決闘で名を上げた小熊之助は兎角が去った江戸で道場を開き、多くの門弟を迎え入れます。

しかし「微塵流」の門弟たちは小熊之助を深く恨み、殺害を計画していました。

そして小熊之助は門弟を装った者に浴室に招かれ、熱湯で意識朦朧となったところを襲撃されて殺されてしまいました。

一方、江戸を逃げ出した兎角は四国、中国で「微塵流」を指南し、名を『信太朝勝(しのだあさかつ)』を改めて黒田藩の指南役に就いたといいます。

 

出典:https://ekizo.mandarake.co.jp/

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おわりに

師匠を見捨てる、負けそうに逃亡、何とも冴えない印象の根岸兎角。

こんな男が「伝説の剣豪」を名乗るなんておかしくないか?と思いますが、勝った岩間小熊之助より負けた根岸兎角の方が有名なことは事実。

逃げたのちに黒田長政に仕えるまでになったのですから、相当の苦労もしたんでしょう。

剣豪としての兎角の本当の姿は語られることのない後半生にあったのかもしれません。

やはり命あってこその戦国時代。どんなに卑怯でも、生き残ってさえいれば汚名挽回の機会もあるというものですね。

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時代 剣豪名 流派
平安 鬼一 法眼 京八流
源 判官 義経 太刀の術
室町 念阿弥 慈恩(相馬 義元) 念流
中条 兵庫頭 長秀 中条流
飯篠 長威斎 家直 天真正伝香取神道流
松本 備前守 政信 鹿島神流
愛洲 移香斎 久忠 陰流
戦国 塚原 卜伝 高幹 鹿島新當流
山本 勘助 晴幸 京流
竹内 中務大夫 久盛 竹内流
上泉 伊勢守 信綱 新陰流
宝蔵院 胤栄 宝蔵院流
富田 五郎左衛門 勢源 富田流
奥山 休賀斎 公重 神影流
柳生 石舟斎 宗厳 柳生新陰流
北畠 具教 鹿島新當流
師岡 一羽 常成 一羽流
足利 義輝 鹿島新當流・新陰流
疋田 豊五郎 景兼 疋田陰流
丸目 蔵人 長恵 タイ捨流
林崎 甚助 重信 神夢想林崎流
根岸 兎角(信太 朝勝) 微塵流
伊藤 一刀斎 景久 一刀流
斎藤 伝鬼坊 勝秀 天流
真壁 暗夜軒 氏幹 霞流
富田 越後守 重政 富田流
樋口 又七郎 定次 馬庭念流
吉岡 憲法 直綱 吉岡流
江戸 東郷 重位 示現流
小野 忠明(神子上 典膳) 小野派一刀流
小笠原 源信斎 長治 真新陰流
柳生 但馬守 宗矩 柳生新陰流
片山 伯耆守 久安 片山伯耆流
鐘捲 自斎 通家 鐘捲流
柳生 兵庫助 利厳 柳生新陰流
松山 主水 大吉 二階堂平法
夢想 権之助(山本 勝吉) 神道夢想流
小栗 仁右衛門 正信 小栗流
宮本 武蔵 玄信 二天一流
高田 又兵衛 吉次 宝蔵院流
神谷 伝心斎 直光 直心流
針ヶ谷 夕雲 正成 無住心剣流
上泉 義胤(上泉 秀信) 民弥流
松林 蝙也斎 永吉 夢想願流
田宮 平兵衛 重正 田宮流
荒木 又右衛門 保知 柳生新陰流
佐々木 巌流 小次郎 巌流
伊藤 典膳 忠也 忠也派一刀流
柳生 十兵衛 三厳 柳生新陰流
薬丸 兼陳 薬丸自顕流
柳生 連也斎 厳包 柳生新陰流
関口 八郎左衛門 氏業 関口流
高田 三之丞 為長 柳生新陰流
伊庭 是水軒 秀明 心形刀流
今枝 佐仲 良台 初實剣理方一流
辻 月丹 資茂 無外流
高木 馬之輔 重貞 高木流
真里谷 円四郎 義旭 無住心剣流
堀部 安兵衛 武庸 馬庭念流
樋口 十郎兵衛 定暠 馬庭念流
楳本 法神 政武 法神流
寺田 五右衛門 宗有 天真一刀流
戸賀崎 熊太郎 暉芳 神道無念流
近藤 内蔵之助 長裕 天然理心流
平山 行蔵 講武実用流
岡田 十松 吉利 神道無念流
岡田 惣右衛門 寄良 柳剛流
浅利 又七郎 義信 中西派一刀流
白井 亨 義兼 天真一刀流
中西 忠兵衛 子正 中西派一刀流
千葉 周作 成政 北辰一刀流
大石 進 種次 大石新陰流
男谷 精一郎 信友 直心影流
高柳 又四郎 義正 中西派一刀流
伊庭 軍兵衛 秀業 心形刀流
幕末 斎藤 弥九郎 善道 神道無念流
大川 平兵衛 英勝 神道無念流
加藤田 平八郎 重秀 加藤田新陰流
遠藤 五平太 正贇 中西派一刀流
島田 虎之助 直親 直心影流
逸見 小源太 長英 甲源一刀流
橘 内蔵介 正以 柳剛流
浅利 又七郎 義明 中西派一刀流
勝 海舟 安邦 直心影流
桃井 春蔵 直正 鏡新明智流
大山 格之助 綱良 薬丸自顕流
宇野 金太郎 重義 片山伯耆流
斎藤 新太郎 龍善 神道無念流
清河 八郎 正明 北辰一刀流
黒河内 伝五郎 兼規 神夢想一刀流
仏生寺 弥助 神道無念流
上田 馬之助 美忠 鏡新明智流
高杉 晋作 春風 神道無念流・柳生新陰流
桂 小五郎(木戸 孝允) 神道無念流
佐々木 只三郎 泰昌 神道精武流
斎藤 歓之助 歓道 神道無念流
千葉 栄次郎 成之 北辰一刀流
河上 彦斎 玄明 我流
近藤 勇 昌宜 天然理心流
坂本 龍馬 直柔 北辰一刀流
高橋 泥舟(高橋 伊勢守) 自得院流
土方 歳三 義豊 天然理心流
沖田 総司 房良 天然理心流
永倉 新八(長倉 載之) 神道無念流
伊庭 八郎 秀穎 心形刀流
斎藤 一(藤田 五郎) 無外流
岡田 以蔵 宜振 鏡新明智流
中村 半次郎(桐野 利秋) 薬丸自顕流
明治 山岡 鉄舟 高歩 一刀正伝無刀流
榊原 鍵吉 友善 直心影流
松崎 浪四郎 直之 加藤田新陰流
渡辺 昇 武常 神道無念流
奥村 左近太 奥村二刀流・直心影流
得能 関四郎 通久 直心影流
牟田 文之助 高惇 鉄人流
根岸 信五郎 資剛 神道無念流
門奈 正 水府流・北辰一刀流
高山 峰三郎 直心影流
逸見 宗助 立身流
高橋 赳太郎 高運 無外流
本間 三郎 本間念流
川崎 善三郎 重徳 無外流
高野 佐三郎 豊正 中西派一刀流
内藤 高治 北辰一刀流
山田 次朗吉 鹿島神傳直心影流
中山 博道 神道無念流

 

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