伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【中村半次郎】日本最強は誰?流派は?

      2019/12/24

はじめに

この記事ではシリーズで伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介しています。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【中村半次郎】です。【中村半次郎】は、なぜか幕末の京都において「人斬り半次郎」の汚名を着てしまった伝説の剣豪です。それでは【中村半次郎】について流派や出身地も含め簡単に説明ていきします。

 

出典:http://blog.goo.ne.jp/

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中村半次郎 

名前:中村半次郎・桐野利秋

流派:野太刀自顕流

出身:薩摩国

年代:江戸時代末期~明治(1838~1877)

神速の抜刀術

中村半次郎は天保9年(1838)に薩摩城下士の中村与右衛門(桐野兼秋)の5人兄弟の第三子として生まれました。

10歳の頃に父が流罪となり貧乏生活を強いられますが、そんな中でも半次郎は剣術を好み、必死に自己鍛錬に明け暮れていました。

半次郎は軒先から落ちる雨の雫が地面に落ちる前に、3度刀を抜いて3度鞘に納めることができたといいます。

実際にこのような芸当ができたか真偽は不明ですが、それほどまでに剣技の冴えをもっていたことは事実と思われます。

 

出典:https://www.instagram.com/

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人斬り半次郎

西郷隆盛と出会って以降、半次郎は西郷の維新活動の手足となって働いていきました。

幕末動乱期において半次郎は多くの人を斬り『人斬り半次郎』と呼ばれ、新選組からも恐れられたと伝わっていますが、実際に記録に残っている人斬りは一度だけ。

斬った相手は薩摩藩で陸軍教練をしていた公武合体派の軍学者・赤松小三郎でした。

慶応3年(1867)、半次郎はこの赤松小三郎を幕府の密偵として白昼堂々暗殺しました。

半次郎は「赤松は我が前に立ちふさがり、僕が刀を抜いたところ、赤松は短筒(拳銃)に手をかけた。けれども僕は左の肩より右の腹へ斬り下げ、倒れるところを後ろから田代氏がはらい、赤松が歩み倒れたところを僕がとどめをさした。」と詳細に語っています。

半次郎は赤松小三郎に学んでいたこともあったようで、つまりは師を斬り殺したことになります。

拳銃に手をかけられたところを先に斬った凄まじい剣の速さと、師を斬ったという不忠から半次郎は『人斬り半次郎』としてのイメージが作られていったのかもしれません。

 

出典:https://plaza.rakuten.co.jp/

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薩摩の重要人物だった半次郎

西郷に従い京で活躍した半次郎のことを、勝海舟は京都で政局を動かしていた薩摩人8人の1人として名を挙げており、決して『剣』だけの男ではありませんでした。

明治維新時、桐野利秋と名を変えた半次郎は江戸城無血開城にも貢献し、その後の彰義隊との戦いにも参加しています。

また、戊辰戦争の最中に半次郎は「一刀流」の剣客3人に襲われ、撃退したものの左手中指と薬指を失う怪我を負っています。

 

会津若松城引き渡しの際、官軍を代表を務めた半次郎は涙を流して温情溢れる采配を振るいました。

このことは会津藩主・松平容保から非常に感謝され、のちに宝刀を贈られたといわれています。

 

維新後は新政府の陸軍少将となったものの、西郷の下野と共に薩摩に戻り、不平士族の代表となって西南戦争の中心人物になっていった半次郎。

西郷の自決を見届けたあとは、半次郎は小銃を片手に最後の抵抗をしています。

すでに勝敗はすでに決している中で半次郎は「当たった」「外れた」などと無邪気にふるまっていたといいます。

しかし、それも長くは続かず、半次郎は額を打ち抜かれて壮絶な死を遂げました。享年40。

オシャレに気を使っていた半次郎はフランス製のオーダーメイドの軍服に身を包み、軍刀も純金張の特注品を愛用し、戦死した際にも遺体からは香水の香りがしていたといいます。

 

出典:http://yaplog.jp/

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おわりに

中村半次郎は「人斬り」として土佐の岡田以蔵や、長州の河上彦斎などと並び称されることが多いですが、本当の半次郎はそこまで危ない人間ではありません。

とにかく西郷隆盛を崇拝しており、周りから見ればちょっとイタイ奴だったのかもしれませんが、それは半次郎がとても純粋な心も持っていたからなんじゃないでしょうか。

新政府軍が目の敵にしてボコボコにした会津藩に見せた同情の涙からも、彼の純粋さが分かると思います。

 

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時代 剣豪名 流派
平安 鬼一 法眼 京八流
源 判官 義経 太刀の術
室町 念阿弥 慈恩(相馬 義元) 念流
中条 兵庫頭 長秀 中条流
飯篠 長威斎 家直 天真正伝香取神道流
松本 備前守 政信 鹿島神流
愛洲 移香斎 久忠 陰流
戦国 塚原 卜伝 高幹 鹿島新當流
山本 勘助 晴幸 京流
竹内 中務大夫 久盛 竹内流
上泉 伊勢守 信綱 新陰流
宝蔵院 胤栄 宝蔵院流
富田 五郎左衛門 勢源 富田流
奥山 休賀斎 公重 神影流
柳生 石舟斎 宗厳 柳生新陰流
北畠 具教 鹿島新當流
師岡 一羽 常成 一羽流
足利 義輝 鹿島新當流・新陰流
疋田 豊五郎 景兼 疋田陰流
丸目 蔵人 長恵 タイ捨流
林崎 甚助 重信 神夢想林崎流
根岸 兎角(信太 朝勝) 微塵流
伊藤 一刀斎 景久 一刀流
斎藤 伝鬼坊 勝秀 天流
真壁 暗夜軒 氏幹 霞流
富田 越後守 重政 富田流
樋口 又七郎 定次 馬庭念流
吉岡 憲法 直綱 吉岡流
江戸 東郷 重位 示現流
小野 忠明(神子上 典膳) 小野派一刀流
小笠原 源信斎 長治 真新陰流
柳生 但馬守 宗矩 柳生新陰流
片山 伯耆守 久安 片山伯耆流
鐘捲 自斎 通家 鐘捲流
柳生 兵庫助 利厳 柳生新陰流
松山 主水 大吉 二階堂平法
夢想 権之助(山本 勝吉) 神道夢想流
小栗 仁右衛門 正信 小栗流
宮本 武蔵 玄信 二天一流
高田 又兵衛 吉次 宝蔵院流
神谷 伝心斎 直光 直心流
針ヶ谷 夕雲 正成 無住心剣流
上泉 義胤(上泉 秀信) 民弥流
松林 蝙也斎 永吉 夢想願流
田宮 平兵衛 重正 田宮流
荒木 又右衛門 保知 柳生新陰流
佐々木 巌流 小次郎 巌流
伊藤 典膳 忠也 忠也派一刀流
柳生 十兵衛 三厳 柳生新陰流
薬丸 兼陳 薬丸自顕流
柳生 連也斎 厳包 柳生新陰流
関口 八郎左衛門 氏業 関口流
高田 三之丞 為長 柳生新陰流
伊庭 是水軒 秀明 心形刀流
今枝 佐仲 良台 初實剣理方一流
辻 月丹 資茂 無外流
高木 馬之輔 重貞 高木流
真里谷 円四郎 義旭 無住心剣流
堀部 安兵衛 武庸 馬庭念流
樋口 十郎兵衛 定暠 馬庭念流
楳本 法神 政武 法神流
寺田 五右衛門 宗有 天真一刀流
戸賀崎 熊太郎 暉芳 神道無念流
近藤 内蔵之助 長裕 天然理心流
平山 行蔵 講武実用流
岡田 十松 吉利 神道無念流
岡田 惣右衛門 寄良 柳剛流
浅利 又七郎 義信 中西派一刀流
白井 亨 義兼 天真一刀流
中西 忠兵衛 子正 中西派一刀流
千葉 周作 成政 北辰一刀流
大石 進 種次 大石新陰流
男谷 精一郎 信友 直心影流
高柳 又四郎 義正 中西派一刀流
伊庭 軍兵衛 秀業 心形刀流
幕末 斎藤 弥九郎 善道 神道無念流
大川 平兵衛 英勝 神道無念流
加藤田 平八郎 重秀 加藤田新陰流
遠藤 五平太 正贇 中西派一刀流
島田 虎之助 直親 直心影流
逸見 小源太 長英 甲源一刀流
橘 内蔵介 正以 柳剛流
浅利 又七郎 義明 中西派一刀流
勝 海舟 安邦 直心影流
桃井 春蔵 直正 鏡新明智流
大山 格之助 綱良 薬丸自顕流
宇野 金太郎 重義 片山伯耆流
斎藤 新太郎 龍善 神道無念流
清河 八郎 正明 北辰一刀流
黒河内 伝五郎 兼規 神夢想一刀流
仏生寺 弥助 神道無念流
上田 馬之助 美忠 鏡新明智流
高杉 晋作 春風 神道無念流・柳生新陰流
桂 小五郎(木戸 孝允) 神道無念流
佐々木 只三郎 泰昌 神道精武流
斎藤 歓之助 歓道 神道無念流
千葉 栄次郎 成之 北辰一刀流
河上 彦斎 玄明 我流
近藤 勇 昌宜 天然理心流
坂本 龍馬 直柔 北辰一刀流
高橋 泥舟(高橋 伊勢守) 自得院流
土方 歳三 義豊 天然理心流
沖田 総司 房良 天然理心流
永倉 新八(長倉 載之) 神道無念流
伊庭 八郎 秀穎 心形刀流
斎藤 一(藤田 五郎) 無外流
岡田 以蔵 宜振 鏡新明智流
中村 半次郎(桐野 利秋) 薬丸自顕流
明治 山岡 鉄舟 高歩 一刀正伝無刀流
榊原 鍵吉 友善 直心影流
松崎 浪四郎 直之 加藤田新陰流
渡辺 昇 武常 神道無念流
奥村 左近太 奥村二刀流・直心影流
得能 関四郎 通久 直心影流
牟田 文之助 高惇 鉄人流
根岸 信五郎 資剛 神道無念流
門奈 正 水府流・北辰一刀流
高山 峰三郎 直心影流
逸見 宗助 立身流
高橋 赳太郎 高運 無外流
本間 三郎 本間念流
川崎 善三郎 重徳 無外流
高野 佐三郎 豊正 中西派一刀流
内藤 高治 北辰一刀流
山田 次朗吉 鹿島神傳直心影流
中山 博道 神道無念流

 

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