伝説の剣豪・剣士・剣の達人を紹介【伊庭是水軒】日本最強は誰?流派は?

      2019/11/13

はじめに

この記事ではシリーズで伝説の剣豪・剣士・剣の達人を流派などを含めて紹介していきます。日本の歴史上の中で侍、武士が数多く名を残してきましたが、今回紹介する伝説の剣豪・剣士・剣の達人は【伊庭是水軒】です。【伊庭是水軒】は様々な流派を学んで「心形刀流」を創始した伝説の剣豪です。それでは【伊庭是水軒】について流派や出身地も含め簡単に説明していきます。

 

出典:http://www.shingyoutouryu.com/

スポンサーリンク

 

伊庭是水軒 

名前:伊庭是水軒秀明

流派:心形刀流

出身:江戸

年代:江戸時代初期~江戸時代中期(1649~1713)

実力重視の伝承

伊庭是水軒は江戸時代初期の人物で幼少の頃より武芸諸流を学び、その中でも特に志賀十兵衛秀則(如見斎・常理子)の「本心刀流」に強く傾倒していました。

是水軒は京にいた秀則の師匠ともわいわれる大藤弥次右衛門秀成を訪ね、そこからさらに大和の山中にいた秀成の師匠ともいわれる妻形謙寿斎貞明を訪ねて教えを請い、延宝9年(1681)に3者連名の印可状を与えられたとされています。

その後、是水軒は江戸下谷御徒町に道場を構え、「本心刀流」をもとに諸流の剣技を合わせて「心形刀流」を唱えました。

この「心形刀流」を極めて随筆『甲子夜話』を著した肥前平戸城主・松浦静山は「心形刀流」の武道書を数多く残していて、その中の『心形刀流目録』によると、諸流の刀法を集めたといわれる「心形刀流」は、とりわけ「本心刀流」「柳生流」「一刀流」の名目が多かったと記しています。

 

是水軒の子で2代目となった伊庭軍兵衛秀康は、父の剣技を整理して「心形刀流」の体系を整え、実力者を養子にして宗家を継承していく方法を決めました。

このため、秀康以後は実力主義を重視し、江戸の剣術界を席巻していくことになっていきます。

伊庭家は養子を迎えつつ10代・伊庭相太郎に至るまで心形刀流宗家として流儀の伝承を行いましたが、明治になって伊庭家の道統は終焉を迎えました。

 

「心形刀流」では開祖・是水軒の師であった志賀秀明が『常理子』の剣名を使っていたことから、印可を受けた者は同時に「常〇子」という剣名を受けています。

是水軒は『常吟子』を名乗り、2代秀康は『常全子』、亀山藩に心形刀流を伝えた山崎雪柳軒は『常峻子』を名乗っていました。

 

出典:http://www.shimin-kyodo.sakura.ne.jp/

スポンサーリンク

 

伊庭是水軒が創始した「心形刀流」は伊庭家から離れているものの、いまだに伝わっている有名な流派です。

是水軒のエピソードは非常に少ないものですが、有名な流派のイイとこ取りをしてまとめた初代、さらに実力主義を唱えた2代目など、この流派の人たちは技も道統も腐らせないように非常に合理的な判断をしているようにみえます。

特に「家」や「血」よりも、「実力」を伝承させることを重視した2代目の判断は本当に素晴らしいものだったと思います。

 

スポンサーリンク

日本剣豪一覧

鬼一法眼:全ての剣術の元祖となる伝説の剣豪

源義経:孤独から「太刀の術」を学んだ剣豪

念阿弥慈恩:新陰流と一刀流の原点となる剣豪

中条長秀:初代「不殺の剣」を説いた剣豪

飯篠家直:天真正伝香取神道流の祖となる剣豪

松本政信:極意「一つの太刀」を生む剣豪

愛洲移香斎:陰流の祖となった伝説の剣豪

塚原卜伝:多くの剣豪たちに影響を与えた剣聖

山本勘助:諸国流浪の果てに川中島で散る剣豪

上泉信綱:柳生の師で有名な新陰流の剣聖

竹内久盛:柔術の源流となった名門出身の剣豪

宝蔵院胤栄:仏法と殺生の狭間に悩む槍の剣豪

奥山公重:家康の初代剣術指南役となった剣豪

斎藤伝鬼坊:弟子のため壮絶な死を遂げた剣豪

師岡一羽:香取、鹿島の剣を引き継いだ剣豪

足利義輝:壮絶な最期を遂げた天才剣豪将軍

根岸兎角:師匠を見捨てた恩知らずな剣豪

疋田豊五郎:剣聖伊勢守の甥で一番弟子の剣豪

丸目蔵人:新陰流を受け継いだタイ捨流の剣豪

上泉義胤:剣聖伊勢守の孫で変わり者の剣豪

林崎甚助:仇討ちのために居合を極めた剣豪

田宮平兵衛:紀州藩に採用された居合の剣豪

片山久安:天下に名を轟かせた居合の剣豪

樋口又七郎:念流を復活させた岩をも砕く剣豪

富田勢源:中条流小太刀の使い手で盲目の剣豪

富田重政:実戦に長け名人越後と呼ばれた剣豪

鐘捲自斎:偉大すぎる師匠と弟子を持った剣豪

小笠原長治:幻の技「八寸の延金」を使う剣豪

伊藤一刀斎:生涯を剣のみに捧げた無双の剣鬼

小野忠明:一刀流を受け継いだワガママ剣豪

吉岡憲法:将軍家に結びつきの強い名門剣豪

宮本武蔵:文才にも長けた天下無双の剣豪

佐々木小次郎:負けたことで有名になった剣豪

柳生石舟斎:柳生新陰流を創始した剣豪

柳生宗矩:幕府で「治世の剣」を振るった剣豪

松山主水:暗殺されたサイキック剣豪

柳生十兵衛:主君に仕えられない梟雄剣豪

東郷重位:タイ捨流を破った示現流の剣豪

薬丸兼陳:薬丸自顕流の祖となった剣豪

柳生兵庫助:尾張藩に柳生を根付かせた剣豪

柳生連也:江戸柳生を破る尾張柳生の天才剣豪

高田又兵衛:胤栄から宝蔵院流を学んだ剣豪

小栗仁右衛門:柔術の元となった組討術の剣豪

今枝佐仲:中国地方の名流となった剣豪

松林蝙也斎:将軍の前で飛んだバットマン剣豪

夢想権之助:棒術で武蔵を破ったお調子者剣豪

神谷伝心斎:直心陰流の源流となった剣豪

針ヶ谷夕雲:「相抜け」を境地とした剣豪

荒木又右衛門:仇討ちで名を轟かせた剣豪

関口氏業:名門出身の傾奇者剣豪

堀部安兵衛:忠臣蔵で活躍する剣豪

高木馬之輔:楊の枝から覚醒した柔術の剣豪

伊庭是水軒:実力重視の心形刀流を興した剣豪

真里谷円四郎:悟りを開いた無住心剣流の剣豪

戸賀崎熊太郎:最後まで師を敬った優しき剣豪

岡田十松:神道無念流を託され発展させた剣豪

平山行蔵:変態級の厳しい修行を行う剣豪

楳本法神:医術にも長け天狗と慕われた剣豪

黒河内伝五郎:会津で武芸全般に通じた剣豪

白井亨:「八寸の延金」を習得した努力の剣豪

寺田宗有:実力と品格を備えた江戸時代の剣聖

大石進:江戸名門道場を次々と破る怪物剣豪

近藤長裕:多摩に実力重視の剣術を広めた剣豪

樋口十郎兵衛:馬庭念流の最盛期を作った剣豪

千葉周作:玄武館で剣をマニュアル化した剣豪

千葉栄次郎:北辰一刀流後継者の天才剣豪

斎藤弥九郎:練兵館で志士たちを育てた剣豪

桃井春蔵:士学館を立て直す品格を備えた剣豪

岡田惣右衛門:スネ打ちを実用性を説いた剣豪

中西忠兵衛:幕末有名剣豪を多く輩出した剣豪

逸見長英:甲源一刀流の名を守った天才剣豪

大川平兵衛:復讐に燃え革命を目指した剣豪

浅利又七郎:鉄舟を育てた中西派一刀流の剣豪

男谷精一郎:強さと謙虚さを持つ幕末の剣聖

島田虎之助:師に「心の剣」と称された剣豪

勝海舟:厳しい修行を政治にも生かした剣豪

坂本龍馬:薩長同盟を成し遂げた幕末の英雄

伊庭八郎:新時代に抗う悲劇の隻腕剣豪

桂小五郎:「逃げの小五郎」も実力ある剣豪

清河八郎:幕府を出し抜いた裏のある剣豪

佐々木只三郎:龍馬を暗殺したとされる剣豪

岡田以蔵:残忍な人斬りを好んだ狂気の剣豪

河上彦斎:るろうに剣心のモデルとなった剣豪

高杉晋作:幕末の革命者は意外に真面目な剣豪

仏生寺弥助:粗暴で心優しい幕末最強の剣豪

中村半次郎:人斬りの印象がつきまとう剣豪

山岡鉄舟:剣禅書から人の道を極めた剣豪

高橋泥舟:槍のように真っすぐに生きた剣豪

スポンサーリンク

 - 剣豪