大河ドラマ直虎　石川数正と酒井忠次とは？阿部サダヲ演じる若い家康を支えた重臣たちを簡単に紹介

大河ドラマ「おんな城主　直虎」で登場する阿部サダヲ演じる徳川（松平）家康を支える重臣、懐刀として、石川数正と酒井忠次が登場します。

石川数正は、駿府にいて処刑を待っていた家康の妻・瀬名の窮地を馬で駆けつけて命を救った男として、第10話「走れ竜宮小僧」で初登場。

酒井忠次は、数正と共に松平（徳川）家と手を結ぼうとする今川家を哀れに思った家康に、今川家は宿敵であると釘を刺す男として、第20話「第三の女」で登場します。

石川数正と酒井忠次は、戦国時代が好きな人にはメジャーな人物ですが、今回の大河ドラマ直虎ではじめて知った方、興味はあるけど難しい長文の説明は見たくないという方向けに簡単に説明したいと思います。

 

 

石川数正（1533～1593）

大河ドラマ直虎で、中村織央（ナカムラオズノ）が演じる石川数正は、内政、外交に優れた徳川家康の重臣。家康より9歳年上。

1549年、岡崎から駿府の今川家に人質として送られたときから徳川家康（松平元康）に随行している。

1560年、桶狭間の戦いでは桶狭間の戦いに家康と共に従軍。その後、独立した徳川（松平）家と織田家の同盟を成功させ、「西三河の旗頭」として酒井忠次と並んで家康の老臣として活躍した。

1582年、本能寺の変の際には家康の決死の伊賀越えにも従う。

1584年、豊臣秀吉（羽柴秀吉）との小牧長久手の戦いにも従軍したが、翌年に突如、岡崎城から脱走、徳川家を出奔し、秀吉のところへ赴いた。

出奔理由には、石川数正が秀吉に通じたとの噂が広まって家康のもとにとどまることができなくなったといわれている説や、本多忠勝らとの不仲説、家康と示し合わせて寝返ったふりをした説がある。

いずれにせよ石川数正の裏切りによって、軍事機密が秀吉に筒抜けになった家康は、三河時代から続いた軍制を武田流に改めることとなった。

その後の石川数正は、秀吉のもとで九州征伐や小田原の陣にも参陣し、信州松本8万石を領有。

朝鮮の役にも出陣したが、1593年に没した。

なお、現在の松本城の天守や城下町は、石川数正とその息子・康長が整備している。

 

 

大河ドラマ「おんな城主　直虎」での石川数正

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出典：https://tsuiran.jp/

 

大河ドラマ「真田丸」での石川数正

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酒井忠次（1527～1596）

大河ドラマ直虎で、みのすけが演じる酒井忠次は、戦場において数々の戦功を立てた徳川家康の重臣。家康より15歳年上。

家康（元康）の父・広忠の代から松平家に仕え、広忠の妹・碓井姫を娶る。

広忠の死後、今川家に人質として送られたときから家康（元康）に随行。家臣の中でも最高齢者であった。

1560年、家康独立時には、家老となり家康をよく補佐した。

1563年、家康を苦しめた三河一向一揆が発生した際には、酒井忠次は力戦して一揆平定後は吉田城主となり、「東三河の旗頭」と呼ばれた。

若き日の家康のほとんどの合戦に参陣して戦功をあげ、本多忠勝、榊原康政、井伊直政と共に「徳川四天王」と称されるほか、政治的手腕にも優れた人物であった。

 

 

大河ドラマ「おんな城主　直虎」での酒井忠次

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「直虎外伝　しの」

大河ドラマ「おんな城主　直虎」における【しの】だけの物語を勝手に作ってみました。

しの伝　第１話【しのと亀之丞】
しの伝　第２話【再会と嫉妬】
しの伝　第３話【喜びと悲しみ】
しの伝　第４話【焦りと怒り】
しの伝　第５話【憎悪と覚悟】
しの伝　第６話【落胆と兆候】
しの伝　第７話【芽生えと誕生】

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