大河ドラマ「おんな城主直虎」第６話【感想】あらすじ・ネタバレ　2/12

出典：https://www.instagram.com/

 

平成29年2月12日放送の大河ドラマ「おんな城主　直虎」の【第6話の感想】について書いています。

今回はほとんど恋愛ドラマみたいでしたね(笑)。

では、第6話の感想と勝手にＭＶＰを決めていきます。異論があってもご容赦下さい。

また、次回のあらすじについてもリンクを貼っていますので、先の展開を知りたくない方は注意して下さい。

この第６回のタイトルは「初恋の別れ道」。

どっちに行くか迷う『分かれ道』ではなく、人との別離を表す『別れ道』となってるところがこだわりを感じてしまいます。

 

出典：NHK公式サイト

 

序盤は井伊直親（三浦春馬）の王子っぷり、聖人君子っぷりが目につきました。

武将として弓も達者で、当主の器としても優れ、おまけに小野家のことを恨んでいないという人間性までもが完璧。

これは、小野政次じゃなくても嫉妬してしまいますよ。眩しすぎるでしょ。

 

出典：http://www.excite.co.jp/

 

でも、あの次郎法師と一緒になるための策って、ちょっと子供っぽいですよね。

自分も10年間ぐらい逃亡生活送ってきて辛さを味わっているはずなのに、死んだことにして身を隠せってよく言えるなぁ～

まぁ、この聖人君子さんって逃亡中の信濃でやることやってるんですけどね(笑)。

 

 

しかも井伊家のみんなには内緒にするなんて・・・次郎法師には酷すぎるでしょ。

相談する相手も、あの川名の爺さんやし(笑)。

うまくいってても井伊直盛（杉本哲太）たちは絶対怒るよ。「お前ら使えない」ってバカにしてるみたいやん。

実際、井伊直盛たちは悩んでいるだけで何にもしてないから気持ちは分からないでもないですが。

 

出典：http://www.nawate.club/

 

この前の、次郎法師の旗の話も深いなぁ～って思ってましたけど、今回の南渓和尚の饅頭の話も実に良かった。

でも、なんでいつも例え話で諭すんですかね。しかもこんな重要な話を(笑)。

 

 

出典：http://www.oricon.co.jp/

 

南渓のやっていることを冷静に見てみると、南渓は川名の爺さん（井伊直平）の息子だから、井伊家のことを第一に考え、直親や次郎法師は井伊家存続のためのコマとしている、かなり非情な男にも見えてきます。

実は傑山（市原隼人）に次郎法師を見張らせて、随時報告させている井伊家の陰の当主だったりして・・・(笑)

でも、これから井伊家に起こることを考えると、実に先見の明がある頭の切れる人物だと思います。

 

出典：https://www.instagram.com/

 

チクり坊主　傑山

出典：https://matome.naver.jp/

今回の勝手にMVPは次郎法師です。

「一度きりの今生（人生）」を、直親と一緒になりたいという己の気持ちを抑え、井伊家のための最後のコマとなろうとする姿。

ホントに泣けました。

一生日の目を見ない人生こそが井伊家が安泰である証拠。井伊家の竜宮小僧として生きる道を選んだ次郎法師の決意がカッコよすぎます。

 

出典：NHK公式サイト

出典：https://www.instagram.com/

小野政次役の高橋一生に最近注目してきましたが、弟の小野玄蕃役の井上芳雄もなかなかいい感じでしたね。これからちょっと注目していきたい人物です。

 

小野玄蕃（井上芳雄）

出典：http://doramaroom.com/

感想リスト