大河ドラマ直虎28話【感想】尼御台・寿桂尼のデスノート？恐怖のノート？武田信玄との化かし合いが面白い第28話　7/16

この記事では大河ドラマ「おんな城主　直虎」の第28話「死の帳面」の感想と、勝手にMVPを決めています。

 

 

 

 狐と狸の化かし合い

ついに、出てきました暴れん坊信玄。いや武田信玄。

さすがに、松平健！時代劇が似合い過ぎる！貫禄がハンパないっす！

この松平信玄と、尼御台、寿桂尼との会見が実に見ものでした。

寿桂尼の目のメイクが、いつもより吊り上がっているように見えて、化けギツネとハゲダヌキの化かし合いのようでした。

もはや妖怪大戦争っす。

 

 

ハゲダヌキ信玄

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化けギツネ寿桂尼

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ところで今回は、完全に今川の回でしたね。

大河ドラマ直虎では、やっぱり主役の直虎たち井伊側から見てしまうので、これまで氏真が憎たらしい奴だと思ってました。

でも父・義元が桶狭間で死んでから、氏真も色々苦労があるんだよな～。

有能な一族に生まれ、無能な自分が突然、引っ張っていかなければならないというプレッシャー。

今まで憎たらしくて、そんなこと考えたことなかったけど、寿桂尼が命を削ってまで守ろうとする姿を見ていたら、急に今川に同情する気持ちが沸いてきた。

直虎たちとはスケールの違うものを今川も抱えていたんだなぁ。

しみじみ思ってしまった。

 

 

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ところで、氏真の妻、春（早川殿）はホントにいい奥さん。

突然の、「このうつけ！」って怒るところ(笑)。

でも、そのあとの言葉には愛情が溢れている・・・

 

もともと、北条氏康の娘で相当なお嬢様なのに、あんな氏真のことをあそこまで想えるところが素晴らしい！

氏真はホントに幸せ者だよ。

 

 

「このうつけっ！」

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怒られた・・・・グスン（涙）

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殿・・分かってもらえましたか・・・

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と、まぁ色々ある今川家ですけど、最後の力を振り絞った寿桂尼の策がすさまじいね。

直虎と寿桂尼との会話では、少しウルウルってきたけど、やっぱりそこは信玄と妖怪大戦争を繰り広げた寿桂尼。

ただただ死を待つ、イイお婆ちゃんでは終わらない。

あの「死の帳面」・・・まさに『デスノート』いや、今流行りの『恐怖のノート』かな？(笑)

 

 

デスノートに名前を書くと・・・

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でも、寿桂尼が直虎のことを「ホントに娘であったら良かったのに」って思っていたんじゃないかな？

自分に似た女子が、もし今川にいたら寿桂尼はどれほど頼もしかっただろうか。

直虎のことを認めているからこそ、今川家の安泰のために潰す。

その決断を下せるのが、『おんな大名』と呼ばれる由縁なんでしょう。

きっと寿桂尼は、直虎がこの後にどう対応してくるのか、見届けたかったでしょうね。

あの寿桂尼の涙は、もうそれを見届けることがないだろうという寂しさからの涙だったのかもしれない。

 

 

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政次も寿桂尼の策には気づいていないようでしたね。

というか、寿桂尼は政次の本心を見破っているのか・・・？。

寿桂尼、ただただ恐ろしい・・・。

最後に、直虎の正論「井伊は戦を避けるのではなかったか？」には、政次も黙らされてましたね。

最近、直虎の成長ぶりがハンパない・・・(笑)。

 

 

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今回の勝手にMVPは、やっぱり寿桂尼でしょ。

今回の大河ドラマ直虎が始まったときは、「なんだ？この化粧の濃いババァは！」と思ってました。

「倒れて寝込んでいても、メイクは取らないのか？」と疑問に思ったこともありました(笑)。

でも、やっぱり『おんな大名』とまで呼ばれた人。

その生き方は、カッコよすぎます。

いつか寿桂尼を大河ドラマの主役にして欲しい。

 

 

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