直虎あらすじ

大河ドラマ直虎34話あらすじ 政次ロスに直虎が精神崩壊?龍雲丸も堀川一揆で・・・徳川配下の酒井忠次が非情すぎる第34話 8/27

投稿日:2017年6月30日 更新日:

はじめに

平成29年大河ドラマ「おんな城主 直虎」第34話のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。

詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。

たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありますが、決して本編の大河ドラマ「おんな城主 直虎」ではそのようなことはありません。

なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。

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出展:http://mantan-web.jp/

 

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第34話「隠し港の龍雲丸」8/27
NHK公式 あらすじ

政次(高橋一生)を失い放心状態の直虎(柴咲コウ)は現実を受け入れることができずにいた。一人で碁を打ち続ける直虎を心配そうに見守る南渓(小林薫)。一方、徳川家康(阿部サダヲ)の軍勢は井伊谷を通り抜け遠江を攻め進み、今川氏真(尾上松也)のこもる掛川城へと迫りつつあった。これに対し、今川勢も粘りを見せ、徳川軍は苦戦を強いられることとなる。戦の波は気賀の方久(ムロツヨシ)や龍雲丸(柳楽優弥)たちの目前にも迫っていた。

NHK公式サイト 大河ドラマ「おんな城主 直虎」第34回「隠し港の龍雲丸」より抜粋

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第34話「隠し港の龍雲丸」8/27
ネタバレ注意

政次の死を報告

近藤に会うため、井伊の館に出向いていた南渓が龍潭寺に戻ってきた。

厳しい顔をした南渓を昊天が迎えた。

井伊にこれ以上の仕置きは徳川様も望まないだろうと言った近藤に怒りを覚えながらも、南渓は頭を下げて帰ってきたのだ。

直虎は、雨の中で読経をしていたらしく、昨日ずぶ濡れで帰ってきた。

直虎を心配する南渓の問いに昊天は顔を曇らせた。

直虎は今、南渓の部屋で一人、碁を打っているという。

南渓が行ってみると、直之と傑山が廊下から直虎の様子を見ていた。

南渓も黙々と碁を打つ直虎があわれで声をかけることができなかった。

 

南渓に命じられ、昊天と直之は隠し里の者たちに事の顛末を伝える。

皆が声をなくす中、祐椿尼は気丈に振舞い、なつは震える声で言った。

「義兄も本望でございましたでしょう・・・」

なつは、政次の姿が隠し里から去ったとき覚悟はしていた。

しかし、亥之助には政次の死は受け入れられず、外に走り出ていった。

追いかけようとしたなつを、高瀬が止めた。

「なつ様、私が!」

そう言って、亥之助を追いかけていく。

 

そして祐椿尼は直虎の様子を昊天に尋ねると、直虎はずっと碁を打っているという。

昊天は、直虎と政次が共に碁を打ちながら会話していたことを告げると、なつも泣きながらうなずいた。

祐椿尼は、直虎の身を案じ寺からこちらに移るよう提案するのであった。

 

 

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直虎の精神崩壊

寺に戻った昊天が部屋から出ようともせず、一心不乱に碁を打つ直虎に語りかけた。

「次郎、隠し里へ行きませぬか?佑椿様も戻ってこいと仰せですし」

南渓も隠し里行きを勧める。

直虎は碁盤から目を離さずに返答した。

「いえ。今宵あたり、但馬が来るかもしれませぬ」

南渓たちが「ん?」となる。

「近藤殿が、どうも井伊への企みを持っておるようなのです。但馬が来たら、どうやって処するか話をせねばなりませぬゆえ」

直虎は普通のように言い、碁石を置く。

南渓と昊天の二人は、顔を見合わせて言葉を失った。

 

一方、徳川勢は井伊から遠江を東進。

引間城を落とし、今川氏真の籠もる掛川城へ向かおうとしていた。

陣内で軍議が開かれ、酒井忠次、石川数正、井伊谷三人衆の近藤重用らもいる。

山側の国衆が戦わずに降伏するところが多いと満足げな酒井忠次。

掛川と浜名湖岸を同時に攻めるのかと本多忠勝が意見を言うが、酒井忠次はそれは難しいと答えた。

意見が交わされる中、松下常慶が現れる。

常慶の功をねぎらう酒井忠次。

しかし、常慶は自分が仲立ちをした井伊のことを気にしていた。

酒井忠次は、井伊で思わぬ抵抗にあったが近藤たちに助けられたと三人を紹介する。

それで井伊家はどうなるのかと問う常慶に、「後で話す」と石川数正がそっけなく返した。

すると常慶が手に持っている鉄砲に本多忠勝が目を留めた。

「その種子島はなんじゃ?」

常慶は、徳川に軍事物資を納めたいと申す者が現れたと話した。

これを聞いて家康は喜び、その者を連れて来いと言う。

常慶に連れてきたのは、気賀の城主・瀬戸方久を名乗る者だった。

大量の物資に沸く徳川の中、銭の犬が満面の笑みを浮かべていた。

 

 

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龍雲丸に迫る危機

直虎の時間はまだ止まったままだった。

そんな直虎を見て、龍雲丸は南渓と話した。

直虎の中では、政次はまだ生きている。

本当のことを言わないのかと問う龍雲丸であったが、南渓は話しても耳をかさないと答え、途方に暮れている。

「らしくねぇなぁ、和尚様」

龍雲丸が再び直虎を見て言った。

「まぁ、ああやってる分には辛そうでもねえし、本人は案外幸せなんじゃねえですかね。哀れだってなぁ、こっちの勝手な見方でさ」

二人の話し声に気付き、直虎が廊下に出てくる。

「頭ではないか。久しぶりじゃのう。近頃は何をしておったのじゃ」

直虎は、やはり何も覚えていない。

龍雲丸は直虎に合わせて答えた。

「・・・何も。気楽なもんでさぁ」

そうかと言って、直虎は部屋に戻っていく。

龍雲丸が直虎の後ろ姿を見送っていると、南渓が言った。

「気賀の動きを確かめておいたほうがよいぞ。戦は何が起こるか分からぬ。巻き込まれぬように」

すぐに龍潭寺を出た龍雲丸は、中村屋の中村与太夫の所に行った。

すると、気賀の城主である方久は、すでに徳川への内通を始めているという。

これを聞いて龍雲丸が、井伊が徳川から見捨てられたことを話すと、与太夫は直虎に同情した。

徳川をあまり信用するなと話す龍雲丸に、与太夫は井伊と気賀では事情が違うから大丈夫だと言う。

それを聞いても安心できなかった龍雲丸は、根城に戻って皆にいつでも逃げ出せるように準備するよう指示した。

 

寺では、直虎のいる部屋から大きな物音がして、南渓と昊天は様子を見に行くと直虎は床に散らばった碁石を見ている。

どうしたのかと尋ねると、直虎は良い策が浮かばないと言う。

一度、碁から離れてはどうかと昊天が諭すが、直虎は首を横に振って碁盤を戻し、碁石を拾いながら言った。

「今宵あたり、但馬が来るかもしれませぬし・・・考えなしでは、但馬にばかにされますゆえ」

見かねた昊天が、政次が死んだことをハッキリ言い聞かせようとすると、南渓が話し出した。

「そうじゃそうじゃ、考えねばの。共に考えるか、次郎」

南渓は、微笑んで碁石を拾うと直虎も笑っている。

二人を残し、昊天は部屋を出て傑山と話した。

道に迷うた者に南渓は共に迷うことで救おうとしているのではないかと傑山は言ったが、道に迷ったまま戻らないのではないかと昊天は心配する。

南渓がずっと直虎の話を聞いていると、背後で音がした。

「待ちかねたぞ!但馬!」

直虎が急いで戸を開けるが誰もいない。

「・・・気のせいか」

ガッカリする直虎の姿があまりにも不憫で、南渓は声もかけられなかった。

 

 

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戦端

年が明け1569年、武田の駿河侵攻が北条の怒りに火をつけた。

北条は武田への攻撃を開始し、武田は勢いを失なった。

駿府の今川勢も息を吹き返して戦が泥沼化する。

一方、遠江は徳川の猛攻に、氏真の居る掛川城は必死に抗戦。

重臣たちが次々と寝返った中で、掛川城主・朝比奈泰朝が奮戦し、戦況は膠着しつつあった。

また浜名湖岸も、今川方の大沢基胤が奮戦、徳川は苦戦を強いられていた。

 

そんな中、気賀には今川方の大沢の兵が押し入ってくる。

蔵の武器や港の船は奪われ、水夫たちが捕らえられた。

気賀の城・堀川城には、大沢配下の土豪・山村修理、尾藤主膳、竹田高正らが乗り込んできて、共に徳川を敵として戦えと命令する。

方久は間一髪で逃げ出し、残された家人たちは大沢方に捕らわれた。

 

龍雲丸は、ゴクウが水夫たちと共に城へ連れていかれたことをカジから知らされた。

そこへ、与太夫がやって来たる。

与太夫は、一時的に気賀から逃げて、徳川のもとに行くという。

徳川が勝つとは限らないと話す龍雲丸に、与太夫はこのままでは城で戦わされるから逃げるが勝ちだと語った。

龍雲丸は、与太夫に一緒に逃げるかと誘われるが、徳川が信用できないために断る。

また生きて会えるとは限らない二人は、お互いの無事を祈りながら別れた。

 

 

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逃げるための城・堀川城

堀川城の主殿には、町の男や百姓、水夫たちが大勢集められた。

無理やり連れてこられた者たちは不安そうに話している。

その中には、力也やゴクウなど龍雲党のメンバーもいた。

いきなり銃声が響きわたり、尾藤が言う。

「おぬしらの城主は、おぬしらを置いて逃げた。頼みの綱としておる町衆たちも。近く、徳川が攻め込んでくる。おぬしらは見捨てられたのじゃ!」

一同がざわつくと、山村が畳み掛けるように言った。

「徳川というのは、今川様のように寛大ではない。勝てば略奪のかぎりを尽くそうし、下ったとても、人買いに売られるだけじゃ」

「腹をくくれ!うぬらには、もうあとがないのじゃ!」

家来でもないのに、勝手に連れてこられて戦えと言われてもと困惑する力也とゴクウに、後ろから声を掛ける者がいる。

「巻き込まれてどうすんだ。あほらしい。俺らぁ逃げてなんぼだろうが」

いつの間にか紛れていた龍雲丸が笑った。

 

そして龍雲丸たちは、隠し港からコソっと逃げようとしていた。

出航しようとすると、ゴクウが城を見てつぶやいた。

「皆は逃げられねえんだな・・・」

龍雲丸は切り捨てるように言った

「・・・その気になりゃ、泳いででも出られんだろ。行くぞ」

そのとき、銃声が鳴る。

しかし、龍雲丸たちに向かって発砲したのではないようだ。

周りをうかがうと、大沢の兵に捕まって暴行を受け、二人の男が場内に引きずられていく。

嫌なものを見たという顔をする龍雲丸に、力也が言った。

「そういや、この城は皆を逃がすために作ったんだよなぁ」

 

一方、引間城の徳川軍はイラ立っていた。

浜名湖岸から軍はさけず、掛川城も落ちないからだ。

そこに方久が倒れ込むように入ってきた。

「城を、城を今川方の大沢に乗っ取られてしまいました!どうか、気賀を、城を取り戻してくださいませ!城の攻め所、急所、潮の満ち引きなど、なんでもお教えいたしますゆえ、何とぞ!」

本多忠勝は、気賀より先に抑えなければならない所があると言うが、さらに気賀の商人・与太夫たちが助けを求める。

「いらぬ刃を交えるよりはと、こうして急ぎ民を乗せ、徳川様の元にはせ参じたわけにございます。どうか、われらをお助けくださりませ。気賀に戻れましたあかつきには、船、武具、兵糧など力を尽くし調えますので」

これに反応した家康は、方久に城の出入口や干潮の具合を詳しく聞く。

そして家康は、気賀を落とす策を発表した。

闇に紛れて城の裏に船を着け、捕まっている者たちを船に逃げ込ませれば、大沢の者だけになった城は簡単に落ちる。

家康の策の先を読んだ数正が続けた。

「そして、その大沢の武将たちの首と引き換えに大沢の降状を求める。中村屋とやら、それでは船を借りられるか?」

与太夫と方久は頭を下げた。

 

 

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政次の辞世に直虎復活

まだまだ直虎の時は止まったまま。

直虎と南渓は井戸端を散歩していた。

ここで政次が待っているという直虎。

そのとき、「もし」と男の声がした。

「政次!」

直虎が笑顔で振り向くと、そこには政次ではなく目付の一人だった鈴木重時が立っていた。

鈴木は申し訳なさそうに、紙と碁石を直虎に差し出す。

「但馬殿の辞世だそうです」

直虎は言う。

「何故、辞世などがあるのじゃ」

鈴木も、直虎の様子がおかしいことに気付いたとき、南渓が口を挟んだ。

「鈴木殿、私がお預かりしておきます」

頭を抱え込んでいた直虎は、南渓から紙を奪い取った。

そしてそれをかじりつくように読む。

 

『白黒をつけむと君を独り待つ 天伝う日ぞ楽しからずや』

 

歌の意味を理解した瞬間、直虎は全てを思い出した。

「・・・あぁ、もう、おらぬのでしたね、但馬は・・・但馬は、もう・・・」

渡された碁石を握りしめ、直虎は涙をこぼした。

 

 

寺に戻ってきた直虎は、ぐったりと横になった。

さっきまで直虎に付き添っていた昊天は、傑山から政次の辞世を渡され目頭を押さえた。

「よい歌ではないですか。あの世でゆるりと待っておるゆえ案ずるな、と・・・」

「うむ。鶴らしい」

すると、ふいに南渓が立ち上がり直虎の部屋の中に入っていく。

「今度は、政次が待っておるなら行かねば、などと言いださぬとも限らぬからの」

直虎にとって、ここからがつらい日々になるだろうと皆考えていた。

 

 

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非情!酒井忠次

堀川城を占拠した尾藤らが軍議を行っていると、ふいに主殿が暗闇に包まれた。

龍雲丸たちの仕業である。

そして、カジとモグラは大沢の兵たちを次々と湖に落とす。

一方、ゴクウと力也が、気賀の民を逃がすため、隠し港へ誘導していた。

大沢の兵の怒号が聞こえるが、暗闇のために敵味方の区別がついていない。

その混乱の中、龍雲丸は尾藤の背後に忍びよって首に刀を突きつけた。

気付いた山村と竹田が刀に手をやると龍雲丸は言った。

「侍は侍同士、てめえらだけで戦えや!人のふんどしで相撲取ってんじゃねえわ、バーカ!」

山村たちが斬りつけてくると、龍雲丸はひとり窓から飛び降りた。

 

 

裏の隠し港の船には、気賀の民たちが殺到し、全員は乗り切れないとゴクウが叫んでいると、中村屋の船団がやって来る。

「あれだ!あの船まで泳いでけ!」

力也が民に向かって叫んだ瞬間、船から矢が放たれゴクウの胸に刺さった。

そして矢が雨あられのように降り、周りが倒れていく中、なぜ中村屋が?と力也は混乱するのであった。

 

 

その頃、家康から堀川城攻めを任された酒井忠次は戦況を見つめていた。

そして報告に来た伝令に、そのまま攻め落とせと指示した。

そばにいた方久は耳を疑った。

見せしめがいると話す酒井忠次の目は恐ろしく冷たい。

酒井忠次は最初から、こうすることを決めていたのだ。

 

 

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地獄絵図

朝、逃げてきた龍雲丸の目に映った光景は、潮が引いた中州を来た徳川兵と大沢兵が戦っている姿だった。

逃げられなかった気賀の民は追い詰められ、両方の兵に手向かっている。

地獄絵図とも言える状況の中に、龍雲丸は手負いのカジの姿を見つけた。

囲まれているカジのそばには、モグラが倒れている。

龍雲丸は急いで駆けつけ、カジを助けた。

そして共に逃げようとした瞬間に、脇腹に鋭い痛みが走った。

 

一方、寺では直虎が、悲鳴をあげながら飛び起きた。

「あああよshgんvkぁんkでゃおdj!」

すぐに飛んできた南渓に、人を殺す夢を見たと話す直虎。

刺した相手は龍雲丸に似ていた気がすると言っている。

たかが夢だと、すぐに南渓に励まされて直虎が落ち着き始めたとき、ボロボロの方久がやってきた。

そして方久は、気賀が襲われたことを告げる。

直虎は考えるヒマもなく、駆け出していた。

 

 

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放送後の感想について

放送後に別ページにまとめています。

大河ドラマ直虎34話【感想】直虎が政次ロス→鶴らしい辞世の句で覚醒「但馬はもうおらぬ」龍雲丸にも危機が迫った第34話
大河ドラマ「おんな城主直虎」 第34話「隠し港の龍雲丸」【感想】 この記事では大河ドラマ「おんな城主 直虎」の第34話「隠し港の龍雲丸」の感想と、勝手にMVPを決めてい

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