大河ドラマ直虎【小野亥之助】政次に可愛がられた甥っ子・亥之助（幼少時：荒井雄斗・青年時：井之脇海）

大河ドラマ「おんな城主　直虎」で、荒井雄斗くんが演じる小野亥之助。

亥之助の母・なつは、小野家と井伊家の懸け橋となるべく小野屋敷に残っています。

亥之助も中野直之の弟・直久と、虎松の間に挟まれ、まるで子供たちの中でも年長者と年少者の懸け橋になっているよう(笑)。

今回は、今後井伊家を支えていくことになろう小野亥之助（小野朝之）について少し紹介していきたいと思います。

 

 

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小野亥之助（小野朝之）

小野亥之助は、井伊谷を治める井伊氏の家老を務めた小野氏の一族として1559年に生まれた。

 

父　：小野玄蕃（小野朝直）

母　：なつ（奥山朝利の娘）

祖父：小野政直

叔父：小野政次

 

祖父・政直、伯父・政次は井伊家を裏切った者として扱われ、特に伯父・政次は徳川家康によって磔に処されたが、亥之助は生涯井伊家に仕えた。

1575年、虎松（のちの井伊直政）は徳川家康の小姓となった際、「万千代」の名を与えられ、共に出仕した亥之助は、「万福」の名を与えられて小姓となった。

その後、元服し小野朝之を名乗り、井伊直政に従って合戦も経験。

直政が彦根藩主になると、彦根藩へ出仕した。

朝之の孫の古豊は直政の長男・直勝の安中藩家老となり、子孫は井伊家伝記を作成に携わった。

 

 

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大河ドラマ直虎での亥之助

大河ドラマ直虎の中では、井伊家を守るため今川の犬を装う伯父・政次のもとで母・なつと共に暮らしている。

普段は冷徹な政次も亥之助の前では優しく、五目並べで虎松を対決する際には「先手が有利である」とアドバイスするなど、ずっと甥っ子のことを可愛がっている。

 

 

亥之助に微笑みかける伯父・政次

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井伊家中で嫌われる政次にとって母・なつは最大の理解者とも言えるが、この亥之助も政次を慕い尊敬している。

（手習いで碁を教えている政次は、虎松をはじめとする子供たちには嫌われていないと思われる）

 

 

虎松に碁を教える政次

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直虎、政次が今川氏によって追い込まれると、政次は表向きには井伊谷を乗っ取る形で井伊を守ろうとする。

政次は裏で直虎と井伊家復興の策を練っていたが、亥之助は伯父・政次が裏切者だったとショックを受ける。

亥之助は政次に詰め寄るが、政次はその策を漏らすわけにもいかず、冷たくあしらって追い返した。

その後、亥之助は母・なつも同じようにショックを受けている思って様子を伺うと、なつはいつもどおりだった。

 

 

亥之助を演じている荒井雄斗くん。かなり感じが違う。

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今川氏が虎松処刑の命を下すと、政次はニセ首を用意して虎松を逃がすことに成功。

亥之助は、ここでやっと伯父・政次の真意に気づいた。

 

政次の死後、直久と亥之助が碁を打っていると全く手が進まない。

理由は、手筋が同じであるから。

そしてその手筋は、政次が手習いで二人に教えたものであったから。

周囲の大人たちは、この勝負のつかない碁を見て泣いてしまった。

小野政次は井伊の子供たちの碁の中に生き続けていたから・・・。

 

 

 

 

大人になった亥之助

大河ドラマ直虎で、大人になった亥之助を井之脇海さんが演じることになりました。

公式HPにある新キャスト発表で出ている井之脇海さんの写真、首を傾けてます。

そういえば、政次もよく首を傾けて六左を問い詰めてましたよね。

ここにも政次が生き続けていたのかと感じてしまいました(笑)。

 

 

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