禅語 百尺竿頭進一歩
(百尺竿頭に一歩を進む)
大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、ホントにためになる禅語がたびたび登場しています。
今回紹介する「百尺竿頭進一歩」(百尺竿頭に一歩を進む)は、徳政令の受け入れを命令され窮地に立たされた直虎が悩み、一つの答えを見出して発した禅語です。
大河ドラマ直虎では、「大死一番絶後再蘇」(大死一番、絶後再び蘇る)と同時に使っていますが、今回はこの「百尺竿頭進一歩」(百尺竿頭に一歩を進む)について説明し、「大死一番絶後再蘇」(大死一番、絶後再び蘇る)については別記事で紹介したいと思います。
百尺竿頭進一歩(百尺竿頭に一歩を進む)
主に自分を奮い立たせるときの言葉。
百尺の竿の先端に達しているが、なおもその先に一歩を進もうとするたとえから、「努力してすでに頂点に達していたとしても、その地位に安住せず、さらに精進せよ」という教えです。
中国の唐代の禅僧・長沙景岑(ちょうさけいしん)の言葉で、「無門関」または「景徳伝灯録」に記述されています。
「百尺竿頭」とは、厳しい修行を経て到達できる悟りの境地のたとえで、その境地に満足して執着してしまえば、もはやそこは悟りの境地ではなくなるので、常に向上心を追求しなさいということ。
頂点の自分に満足することなく挑戦を続ける・・・
普通の人では頂点に立つことすら難しいので、その先のことを考えるのは想像できませんが、この言葉を見事に体現しているのはこの人ではないでしょうか?
ちなみに、竿頭とは物干し竿のことですが竿頭を崖に伸ばしたとすれば、さらに竿頭より先に進めば、落ちて死んでしまいます。
しかし、そこを進む勇気がなければならないという深い禅語でもあります。
だからこそ直虎は、「大死一番絶後再蘇」(大死一番、絶後再び蘇る)とセットにして己の心を決めています。
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