大河ドラマ直虎　今川氏真の妻・春（早川殿）とはどんな人物？愚直な氏真と添い遂げた愛情深い北条氏康の娘

大河ドラマ「おんな城主　直虎」で第18話「あるいは裏切りという名の鶴」で、倒れた今川家のオババ様・寿桂尼を心配している女性が、今川家当主・今川氏真の妻・春（早川殿）です。

 

大河ドラマ直虎では、この春（早川殿）を西原亜希さんが演じていてドエライ美人です。

全くダメ太守の今川氏真の嫁にしとくにはもったいない！

某ゲームでは、ちょっとかわいらしい感じですが、この今川氏真の妻・春（早川殿）とは、一体どのような人物なのでしょうか。

この記事では、愚直な氏真と添い遂げた愛情深い今川氏真の妻・春（早川殿）について紹介したいと思います。

詳細な説明は、色々と記事にしている方がみえると思いますので、私はサラッと知りたい方に簡単に説明したいと思います。

 

 

春（早川殿）

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今川氏真の正室で、北条氏康の娘。

春は、今川家・武田家・北条家の間で結ばれた甲相駿三国同盟の一環として、天文23年（1554年）7月に、北条家から今川義元の嫡子・氏真（17歳）に輿入れした。

甲斐で記された『妙法寺記』には、輿入の行列の見事さが記されている。

 

桶狭間の戦いで、氏真の父・今川義元が討死すると今川家は衰退し、甲相駿三国同盟が壊れると、永禄元年（1568年）12月には武田信玄が駿河侵攻を開始し、春は氏真とともに遠江国掛川城へ逃れた。

この際、輿を用意する暇もなかったため、春が輿に乗れず徒歩で逃げるはめになっていたことを聞いた父・北条氏康は「この恥辱、そそぎがたし」とブチギレ。

北条氏康は、武田信玄との同盟を破棄して、長年の宿敵だった上杉謙信との同盟に切り替え、今川氏を支援するために駿河に出兵した。

 

春は掛川城の開城後、今川氏真や子供たちとともに逃避行し、最終的に実家である北条氏を頼って小田原の早川に逃れた。

早川殿と呼ばれるのは、これにちなんでいると言われている。

 

まもなく、父・北条氏康が死に、氏政が北条家の家督を継ぐと、北条家と武田家の同盟が復活。

駿河帰国の目が無くなった夫・今川氏真は、春（早川殿）を連れて小田原を出奔し、浜松の徳川家康を頼った。

小田原出奔は、北条氏政が武田信玄と結んだ際に、武田信玄が今川氏真を討つため刺客を小田原に送り込んだが、これを知った春（早川殿）が激怒して、船を仕立て夫とともに小田原を退去したという。

 

その後は、徳川家康の庇護を受け、春（早川殿）は夫・氏真と離れることなく添い遂げた。

甲相駿三国同盟で成立した３組の夫婦（①今川義元の娘・嶺松院と武田信玄の子・武田義信、②武田信玄の娘・黄梅院と北条氏康の子・北条氏政、❸北条氏康の娘・早川殿が今川義元の子・今川氏真）のうち、離別しなかったのは今川氏真と春（早川殿）の１組だけであった。

今川氏真との間には、4男1女をもうけている。

 

 

名門同士で結婚し、没落していっても、春（早川殿）は、ダメ男の今川氏真と一緒に居るってすごくないですか？

なんといっても、夫は蹴鞠小僧・今川氏真ですよ。

地位、プライド、権力よりも、愛を選んだ春（早川殿）。

嫁にするなら絶対この人でしょ。

 

 

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大河ドラマ「おんな城主　直虎」における【しの】だけの物語を勝手に作ってみました。

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