直虎あらすじ

大河ドラマ直虎21話あらすじ 直虎誘拐事件にセコム傑山発動!龍雲丸の正論に直虎が本心をブチまける第21話 5/28

投稿日:2017年4月21日 更新日:

はじめに

平成29年大河ドラマ「おんな城主 直虎」第21話のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。

詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。

たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありますが、決して本編の大河ドラマ「おんな城主 直虎」ではそのようなことはありません。

なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。

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第21話「ぬしの名は」5/28
NHK公式 あらすじ

井伊領内で生産した綿布の商い先として、浜名湖に面した港町・気賀(きが)を選んだ直虎(柴咲コウ)と方久(ムロツヨシ)。気賀の商人・中村与太夫(本田博太郎)との商談を終え市場に立ち寄った直虎は、店先に並ぶ異国の珍品に目を見張るが、その隙に銭入れを盗まれてしまう。その犯人を町外れまで追いつめる直虎だったが、逆に捕らわれの身となってしまう。地下ろうに閉じ込められた直虎のもとに現れたのは盗賊団の頭(柳楽優弥)とその一味だった。直虎が行方不明になったことで騒然となる井伊谷に、気賀の盗賊団から身代金を要求する書状が届く。

NHK公式サイト 大河ドラマ「おんな城主 直虎」第21回「ぬしの名は」より抜粋

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第21話「ぬしの名は」5/28
ネタバレ注意

商人の町 気賀

直虎一行は、商人の町『気賀』にやってきた。

そこで、中村屋という大きな店を訪ねる。

領主である直虎がやって来たことに恐縮する店の主人・中村与太夫。

瀬戸方久が与太夫に綿布の商売についてノウハウを聞き、直虎たちは店を出た。

店が立ち並ぶ気賀の道を歩きながら、瀬戸方久が直虎に商売の説明をするが、当の直虎は話も聞かず六左衛門と店先にある珍しい商品に興味津々。

襞襟(ひだえり)という装飾品をつけてキャッキャと騒いでいる。

その時、子どもが走ってきて直虎にぶつかった。

転びそうになった直虎に謝りもせずに去っていく子ども。

違和感を覚えた直虎は、すぐに銭入れが盗まれていることに気づいた。

直虎は「おのれ!」と言うなり、襟も外さずに子どもを追いかけた。

後ろにはでぶっちょの六左衛門もつづく。

直虎は路地に逃げ込んだ子どもに追いつき、ひっ捕まえた。

直虎が子どもに盗みを働いたことを問い詰めると、子どもは銭入れを放り投げ、それを仲間の子どもが受け止めて走り去っていく。

「逃がすか!」と、直虎はその子どもをしつこく追いかける。

子どもは町はずれまで来て、ついに疲れて足を止めた。

すると、曲がり角から突然、直虎が恐ろしい顔で現れ、「返せ!」の言葉に、凍りつく子ども。

次の瞬間、直虎は頭に一撃をくらって崩れ落ちてしまう。

この時、直虎がつけていた襟が外れ、道にひらりと舞い落ちた。

後ろから直虎を襲ったのは、見るからに悪そうな大男。

この大男は、直虎の姿に「こりゃ・・何者じゃ?」と驚いていた。

 

直虎の行方が分からなくなって焦った方久と六左衛門は、、助けをもとめるべく再び中村屋を訪れた。

「これが道端に・・・」と、六左衛門が半べそをかいて、道に落ちていた襟を差し出す。

二人の心配する姿に、与太夫も直虎捜索に協力すると言ってくれた。

六左衛門も事の次第を報告するため、井伊に走っていくのであった。

 

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男との再会

穴蔵のような場所で気を失っていた直虎は、寒さのあまり目を覚ました。

直虎の手足は縛られている。

目を凝らしてあたりを見てみると、そこらじゅうに荷物が置いてある。

その中身を見ようと近づこうとしたとき、戸が開いて子どもたちが入ってきた。

直虎の問いかけをガン無視して、食事だけを置いて立ち去ろうとする子どもたち。

直虎は、自分が井伊の領主であるからこんなことをすればえらい目にあうぞと脅したが、子どもたちは、こいつは頭がおかしいと思い立ち去ってしまった。

 

地下牢の上では、直虎を拉致した大男・力也と、みんなから『頭』と呼ばれている井伊の牢から脱走したあの男が話している。

子どもたちの「変な奴なんだよ。自分は井伊の領主だって言ってて」の言葉を聞くやいなや、男は地下牢に駆けおりた。

地下に下りた男と直虎はお互いを見て絶句する。

状況が分からない力也に、「こいつは井伊の領主、直虎だ。」と男が言う。

驚く力也に、男は「ばか!やっかいなもん連れてきやがって」とため息交じりに言うと、力也とは違うスリムな長身のカジという者が「口を封じるしかない」と言う。

これを聞いた直虎は青くなり、そんなことをしたら全員打ち首だと叫んだ。

以前と立場の逆転した男は、直虎にもう少しふるまいを考えた方がいいぞと言うと、直虎の口にオニギリをねじ込んで笑って出て行く。

その後、中村屋が人を探しているという話を聞いた男たちは、直虎の使い道ができたと悪い事を考えるのであった。

 

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井伊谷騒然

明け方、六左衛門が井伊に戻ってきて、直虎行方不明の報告に館は大騒ぎになった。

すぐに小野政次と中野直之や、祐椿尼、高瀬まで呼び出される。

ケンカ腰で詰め寄る直之に、六左衛門は気賀の中村屋という商人に捜索してもらっていることを説明した。

その時、方久がバタバタと駆け込んでくる。

心配している皆に、方久は直虎の銭入れと書状を見せる。

書状には、直虎の身柄と引き換えに身代金百貫を届けに来ること、応じるしるしに赤い旗を中村屋に立てること、と書かれていた。

受け渡し場所は山の中のようである。

直之は、武士の名折れであるから断固拒否を主張したが、政次は受け渡しの際に犯人を捕らえればいいので、とりあえず応じるフリをするべきだと言い、皆が納得すると立ち去ってしまった。

皆が政次の策に納得し、直之はいい気がしない。

一方、政次は念のため南渓和尚にも頼んでおこうと考えていた。

 

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領主なんて大泥棒

中村屋に赤い旗が出ていることを確認した盗賊団は、うまくいったと話していた。

しかし、直虎の様子でもみてこようかと思った男は、地下牢で大変なことが起こったと報告を受ける。

男が地下牢に駆け込むと、いつの間にか手足の縄を切りほどいた直虎が、子どもの首元に短剣を押し当てていた。

直虎は、自分を解放しないと子どもを殺すと言う。

明らかに直虎の手は震えていた。

男が、どうぞどうぞと言うと直虎はひるんだ。

そのすきに、子どもは直虎の腹を肘でついて自力で男のところに駆け戻る。

うずくまっている直虎に、男は「これが尼さんのすることかよ」と言った。

「うるさい!」と怒鳴り返す直虎。

直虎は男に、「知恵もあり体も丈夫な者が、なぜ賊をしているのか、まともに働く道などいくらでもあるではないか。」と説教をたれる。

すると男は「あんたなんかに言われたかないね。領主なんて泥棒も泥棒、大泥棒じゃねえか。」と返すと立ち去って行こうとする。

意味が分からない直虎は、男に聞き返そうとするも力也に捕まり、腕をひねりあげられ痛みで声を失ってしまった。

 

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直虎救出作戦

翌日、地下牢から出された直虎は、引き渡し場所の小屋へ連れていかれた。

柱にくくりつけられた直虎は、男に「なぜ、われが泥棒なのじゃ」としつこく問う。

あまりにしつこい直虎に、ついに男は諦めたようにため息をついて説明した。

男が言いたいのは、『領主は百姓の作ったものを召し上げている。領主が土地を支配しているのは、その先祖がケンカが強かったか、調子がよかったから、勝手に人の土地を奪っていっただけ。ゆえに武士なんてものは何代も続いた大泥棒だ。』ということである。

さらに男は、「俺らは、武家やそこに群がっているやつらからしか盗まねえ。つまり泥棒から泥棒し返してってだけだ。あんたらに比べたら俺らなんてかわいいもんだ。」と言った。

直虎はなんとか反論しようとしたが、井伊家の者がやってきたことを知ると準備にとりかかってしまった。

 

直之と六左衛門は手勢を連れて引き渡し場所に向かっていた。

その場所は、あまりに険しい山中のため、途中で馬をつないで歩いていく。

小屋の明かりを発見した直之たちは、小屋を取り囲み中に声をかけた。

しかし、何の返答もない。

業を煮やした直之が小屋の中に踏み込むと、直虎がぐったりと倒れていた。

直之たちは、直虎が薬で眠らされているだけだと分かり安心したが、盗賊団の狙いが分からない。

すると直之はハッと思いつき、「やつらの狙いは・・・馬じゃ!」と叫んだ。

 

直之の推測したとおり、そのころ一味は馬を盗もうとしていた。

しかし、男は林のどこかから人の視線を感じる。

「まずい。ずらかれ!」と言い、一斉に山を下る男たち。

その時、男たちめがけて次々と矢が飛んできた。

闇にまぎれて弓を放っていたのは傑山であり、一味が逃げ去ったのを見届けると傑山も山を下りて行った。

 

一足先に戻ってきた傑山から報告を受けた南渓は、部屋に戻って政次に直虎の無事を伝えた。

政次は冷静であったが、内心どれほど直虎を心配していたことだろう。

そんなことは直虎は知る由もなかった。

 

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この世は奪い合い

一夜明け、直虎は祐椿尼、たけ、高瀬から領主としての心構えが足りないと諫められ、猛反省した。

 

そして評定が行われると直虎は、突然一味を追わないと言いだした。

直之は驚き反論したが、直虎は言い訳を並べ、「これからは人一倍きをつける。」と誓って直之も折れた。

こうして直虎は元の暮らしに戻っていったが、頭の中には男の「領主なんて大泥棒」の言葉がずっと離れずにいた。

 

数日後、直虎は、高瀬が祐椿尼に綿の紡ぎ方を教えているのを見かける。

感心している直虎に、高瀬は自分は根っこからの百姓だからと話す。

そこで直虎は、心にひっかかっていることを高瀬に聞いてみた。

「高瀬は、武家を泥棒じゃと思うたことはないのか?」

高瀬の手が止まる。

「正直に言うてくれ」と直虎が言うと、高瀬も話し始めた。

「オラたちの手で食べ物を作っているのに、オラたちの口には入らねぇ。奪われておると思うたことのねぇ者はおらぬと思います。」

すると、祐椿尼が言った。

「武家も一緒ですよ。戦をするのは、土地を手に入れなければ功を立てた者に与える土地がなくなるからです。故に戦をして奪っていくしかないのですよ。」

直虎は、「この世は奪い合いでしか立ち行かぬのですか」と呟き、カブを盗んでかじった日のことを思いだしていると、たけから「姫さま」と声をかけられた。

直虎と高瀬が同時に振り向くと、たけは「あ、古いほうの姫さまで。方久さまが、お話があると」

・・・古い? 若干イラっとした直虎であったがすぐに方久のところへ向かった。

 

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 俺の名は龍雲丸

なんの話かと思えば、方久は新しい商売を持ち掛けてきた。

方久は木を伐り、材木として売るのはいかがかと言う。

人手が足りないことがネックであると思っていた直虎に一つひらめくものがあった。

そして、直虎は方久を使いにやり、中村屋の与太夫に、一味の頭であったあの男を探させ、手紙を渡させることにした。

「明日、神宮寺にて一人で待つ。直虎」

 

次の日、直虎と南渓は井伊谷と気賀の間にある寺の一室にいた。

心配している南渓に、直虎は1対1で話し合いたいと南渓に退出してもらう。

しばらくすると、あの男が部屋に入ってきた。

男は直虎に要件を尋ねると、直虎は語り始めた。

「幼き頃、われはカブを盗んだことがある。追い詰められれば人は盗む。百姓に生まれようが武家に生まれようが人とはそういうものじゃ。われもそなたも卑しい。一人の人としてな。だがそれは幸いなことなのか?人として生まれ、卑しい事をせねばならぬのは幸いなことと思うか?世をすね、泥棒を大義とうそぶきつつも、結局は暗いところに隠れ住む。それでよいのか?」

これを聞いた男は、「なんだ。もっと色っぽい話かと期待しておったのですが」と、逃げるように立ち去ろうとすると、直虎は「逃げるな!」と叫んだ。

男はしばらく無言で直虎をにらみつけていたが、根負けしたのかまた腰を下ろした。

そして直虎は言う。

「奪い合ってしか生きられぬ世に一矢報いたいというのならば、奪い合わずとも生きられる世をつくり出せばよいではないか!」

これに男は笑い出した。

しかし、直虎は続ける。

「やってみなければわからぬではないか!」

男も言い返す。

「無理に決まってんだろう!」

だが、直虎も負けない。

「ああ、そうか。できることしかやらぬのか!だから腹いせの泥棒か。しみったれた男じゃな。」

押し黙ってしまった男に、直虎は切りだした。

「井伊は材木を商うつもりじゃ。その木を切る役目をそなたらで請け負う気はないか。」

いきなりの話に驚いた男は、なぜ自分たちに声をかけると直虎に聞いた。

すると直虎は、武家も泥棒かもしれないと思ったが、それを認めたくないと答える。

さらに、直虎は、認めたくないならば泥棒と言われない生き方をするしかない。つまり自分のためだと本心をブチまける。

直虎のぶっちゃけ方があまりに清々しく、男は笑みを浮かべていた。

そして男は、「よろしく頼んまさぁ。直虎様」と直虎の申し出を受け入れ、直虎に自分の名を告げた。

『龍雲丸』

こうして、虎と龍の縁は結ばれ、龍雲丸一団は井伊にやってくることになったが、この龍はすぐに井伊に暗雲を立ち込めさせるのであった。

 

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「直虎外伝 しの」

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しの伝 第2話【再会と嫉妬】
大河ドラマ直虎外伝 しの② 貫地谷しほりが演じるうざい直親の妻しのの目線で勝手に物語を考える。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で貫地谷しほりが、井伊直親(三浦春馬)の妻の しのという女性を演じていますが、大河ドラマ直虎での しのはとても嫉妬深く描かれており、直虎に敵意むき出し

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大河ドラマ直虎外伝 しの③ 貫地谷しほりが演じるめんどくさい直親の妻しのの目線で勝手に物語を考える。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で貫地谷しほりが井伊直親(三浦春馬)の妻の しのという女性を演じていますが、大河ドラマ直虎での しのはとても嫉妬深く描かれており、周りから見ると非常に

しの伝 第4話【焦りと怒り】
大河ドラマ直虎外伝 しの④ こどもできる?貫地谷しほりが演じる直親の妻しのの目線で勝手に物語を考える。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で貫地谷しほりが井伊直親(三浦春馬)の妻の しのという女性を演じていますが、大河ドラマ直虎での しのはとても嫉妬深く描かれており、直親との間になかなか

しの伝 第5話【憎悪と覚悟】
大河ドラマ直虎外伝 しの⑤ 子供できる?貫地谷しほりが演じる直親の妻しのの目線で勝手に物語を考える。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で貫地谷しほりが井伊直親(三浦春馬)の妻の しのという女性を演じていますが、大河ドラマ直虎での しのはとても嫉妬深く描かれており、直親との間になかなか

しの伝 第6話【落胆と兆候】
大河ドラマ直虎外伝 しの⑥ 貫地谷しほりが演じる直虎を嫌うしのの目線で勝手に物語を考える。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で貫地谷しほりが井伊直親(三浦春馬)の妻の しのという女性を演じていますが、大河ドラマ直虎での しのはとても嫉妬深く、いつまでも次郎(直虎)への憎悪が

しの伝 第7話【芽生えと誕生】
大河ドラマ直虎外伝 しの⑦ 虎松(井伊直政)誕生!貫地谷しほりが演じる母となったしのの目線で勝手に物語を考える。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で貫地谷しほりが井伊直親(三浦春馬)の妻の しのという女性を演じていますが、大河ドラマ直虎での しのはとても嫉妬深く、いつまでも次郎(直虎)への憎悪が

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