大河ドラマ直虎31話【感想】小野政次の決意「地獄へは俺が行く」修羅の道を選んだ政次の死期が近づく第31話　8/6

この記事では大河ドラマ「おんな城主　直虎」の第31話「虎松の首」の感想と、勝手にMVPを決めています。

 

 

 

ズッシリ重い１時間

とにかく、重い・・・辛い・・・

胸が苦しいです。

では第31話「虎松の首」の感想です。

 

はじまってあっという間に井伊家の取り潰し。

いくらなんでも速すぎる(笑)。

これまでに、大ジジ様や、直盛、直親が命を懸けて守ってきた井伊家があまりにもあっけなく無くなってしまったのには驚きです。

政次と直虎は、お互い話せてはいないけど、二人が井伊家を復活させようとする策は同じ。

お互い信用して行動していったんでしょうけど、そこまで二人は話す時間は無かったのか？(笑)

関口のところに案内されるまで、一言二言ぐらい話せたでしょう？

政次にしてみれば、「俺を信じろ」の一言で感じとれってとこなんですかね。

直虎には、それだけで、きっと分かるはずだと。

なんという二人の絆・・・

これだけでも涙もんです。

 

言葉とは裏腹にお互いを信頼し合う二人

出典：https://www.instagram.com/

出典：https://www.instagram.com/

 

 

政次の覚悟がホントに泣ける。

館に乗り込み、井伊の人間を追い出す。

「早く身を隠せ！虎松を逃がせ！」とホントは言いたいはず。

裏切者と言われようが、守るべきものを守る。

見ているこちらの胸がグッと苦しくなる・・・

 

 

出典：https://www.instagram.com/

 

 

そして可愛がっていた甥っ子・亥之助が駆け込んできても冷たく対応。

ここらへんで、既に政次の言葉が狂気じみてきた気がする。

全てを失っても、井伊を守ろうとする政次の覚悟はカッコイイけど、すごく悲しい。そして恐ろしい。

 

 

出典：https://www.instagram.com/

出典：https://www.instagram.com/

 

 

そして、極めつけは題名どおり「虎松の首」

虎松のニセ首を用意するために、幼い命を殺める政次。

ここまでくると家臣たちも、若干ヒキ気味。

「地獄へは俺が行く！」という修羅の道を歩んでも井伊家を守ろうとする覚悟。

見ているこちらは胃もたれおこしそうなぐらい悲しくなる・・・

 

 

出典：https://www.instagram.com/

 

 

少し、政次の考えが分からなくなっていた直虎も、ニセ首を見た瞬間に全てを感じとったのでしょう。

何の罪もない子供の命を奪うまでのことを政次にさせてしまったって。

政次にも、この子にも申し訳ない・・・井伊の当主である自分がしっかりしていればと。

そんな政次の覚悟や、幼い命を無駄にしないため、疱瘡を患った首を抱き締めてお経。

関口たちはドン引き！

でも、この子の供養のためにもやらなきゃいけない。

南渓和尚も続いてお経を唱える。

そしては、私は号泣です(笑)。

 

 

出典：https://www.instagram.com/

出典：https://www.instagram.com/

出典：https://www.instagram.com/

 

 

伯父・政次の「井伊家を守る」に、やっと気づけた亥之助。

政次に頭を下げていましたけど、政次は冷たかったですね。

自分がやったことは、礼なんて言われるものじゃないってことかな。

どこまで政次の歩む修羅の道は辛く悲しいのでしょうか・・・

説明することもなく「早く休め」は、亥之助にはこんな修羅道は歩かせたくない、これ以上見せたくないと思った政次の気遣いだったのかもしれない。

 

 

出典：https://www.instagram.com/

出典：https://www.instagram.com/

 

 

最後は、政次がいつも直虎がいたところに座る姿が印象的でした。

何とも言えない表情(笑)

 

 

出典：https://www.instagram.com/

 

 

ところで、政次の考えってわりと井伊家の人間にバレてましたね。特に子供たちにはモロバレ(笑)。

気づいてないのは、梅と直之ぐらい？

「敵を欺くには、まず味方から」だけど、まぁあんだけ表情や行動に出ていればしょうがない。

でも、政次の優しさに皆が気づいて良かったって思うのは私だけでしょうか？

決して政次は不憫な人ではなかったと思えて私は嬉しかったです。

 

 

出典：https://www.instagram.com/

出典：https://www.instagram.com/

 

 

今回の政次の思いは、最後に龍雲丸が全て語ってくれていました。

「あの人は守りたいから守ったんだ。」

政次は、たとえ自分だけが地獄に行くことになろうとも、それが自分のやるべきことなんだと考えていた。

直虎も、龍雲丸に言われなくても分かっていたでしょうけど、ホントに悲しすぎます。

そして、これから訪れる政次ロスが恐ろしすぎます。

 

 

出典：https://www.instagram.com/

 

 

とにかく、話の展開が重すぎて見終わったらヘトヘト。

なので、最後は今日の六左衛門で(笑)。

直虎の言うように、六左の人柄は素晴らしいよ。

この人がいるから、メリハリ効いてる。

「鎖帷子をお貸しくだされ！歩く盾となりまする！」の表情とか、之の字の「武蔵坊弁慶を愚弄しているのですか？」が最高でした(笑)。

 

 

出典：https://www.instagram.com/

 

 

奥山六左衛門　LV99

出典：https://www.instagram.com/

今回の勝手にMVPは、どうやっても政次。

「地獄へは俺が行く」

この言葉に、政次のこれまでの生き方が集約されている。

これまで、どんなに嫌われようと井伊を守ろうとしていた政次。

ついには、どんなに人の道から外れようと井伊家を守ろうとするなんて。

 

 

出典：https://www.instagram.com/