大河ドラマ「いだてん」
第35話「民族の祭典」【感想】
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増野りく(杉咲花)が再登場!
大河ドラマ「いだてん」の第35話「民族の祭典」どうでしたか?
再登場してきましたね!杉咲花さん!
シマが関東大震災で行方不明となったあとで、instagramなどでクランクアップの投稿がないからどうもおかしいと思ってたんですよ!
て、なるとシマが生きているか、違う役で登場するかを予想していたんですが、やはりそうきたかって感じです。
元々、杉咲花さん童顔だし、10代の役でもいけちゃいますからね~(笑)。
開始早々の登場は驚きましたが、一番驚いていたのは金栗四三かな?
久しぶりに東京に出てきて懐かしい気持ちもあったんだろうか、りくちゃんを見るなりを「シマちゃん?生きてたの?よかったぁ~」って。
いやいや、あれから何年経ってると思ってんすか?
シマちゃん生きてたら40歳なんでしょ。一方りくちゃんは15歳ぐらい。
誰が間違えるんだよ(笑)。
四三の女性を見る目のなさはともかく、ここで小松勝と増野りくが出会って五りんが生まれるって展開になっていくんだね。
五りんは全体集合写真見て、「母親は写ってない。父親の顔は知らないから分からない」と発言してますが、ちょっと待て!
増野さんの手には、五りんが持っていた写真があるじゃないか!ちゃんと見ろよ五りん!自分のおじいちゃんだぞ!バカ!
一方、ベルリン・オリンピック開催直前のIOC総会では、次回オリンピックを巡る投票の大一番が。
ここで嘉納治五郎が最終スピーチに臨み、東京を勝利に導く。
「極東は今、戦争と平和のはざまにある。だからこそ日本で平和の祭典を!」
嘉納治五郎のスピーチにはしびれました。さすが嘉納先生ですよ。
そして東京オリンピック決定を受けて、日本はお祭り騒ぎ。
金栗四三の喜びをあらわす方法はやっぱり走ること(笑)。
あ~あ、せっかくマラソンバカが治ってきたと思ったのに、完全に再発ですな。
やがて始まったベルリン・オリンピック。
ヒトラー率いるナチスの統制下にあったこの大会。
ユダヤ人への期限付きの平等、町中にはためくナチスの旗に田畑政治はめいいっぱい楽しんだロサンゼルスオリンピックと違う雰囲気を感じて不満タラタラ。
そんな中で始まったマラソン。
日本代表として出場した孫基禎と南昇竜はもともと朝鮮半島出身の選手。
金メダルと銅メダルを獲得しても、日の丸と君が代にはやはり複雑な思いがあっただろうなぁ。
最後はハリマヤさんが「俺は嬉しいよ。日本人だろうが朝鮮人だろうが、俺の足袋を履いて走った選手は応援するし勝ったら嬉しい。」とキッチリしめてくれたから良かったけど。
現在の日韓関係は史上最悪と言われる中、この話にはドキドキしたけど、ちゃんと描いてくれたNHKは偉いね。それでこそ大河ドラマだよ。
「政治とスポーツは関係ない」という嘉納先生たちの思いをNHKも実践している気がする。
さて、来週は伝説の「前畑がんばれ!」っすね。
シマちゃん、人見絹枝が繋いできた日本女子の夢が叶う瞬間を見届けようじゃありませんか。
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