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いだてん|平沢和重とは?大河ドラマで星野源が演じる東京オリンピック誘致を決めたプレゼンテーター

投稿日:2018年12月24日 更新日:

大河ドラマ「いだてん」
~東京オリムピック噺~

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の初回(第1話)では、東京オリンピックの誘致を決める重要な場面が描かれます。

そこでIOC委員を前にスピーチをするのが、主人公の金栗四三、田畑政治ではなく、星野源が演じる『平沢和重』でした。

しかも、この『平沢和重』は急遽代役としてスピーチをすることになった人物で、もともとはオリンピック誘致に反対の立場を取っていました。

大河ドラマ「いだてん」では、この場面以外で活躍の場はなさそうですが、今回は簡単な『平沢和重』の経歴と共に伝説のスピーチについて紹介していきます。

 

出典:https://www.nhk.or.jp/

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平沢和重(ひらさわかずしげ)

平沢和重は1909年に香川県丸亀市に生まれ、東京帝国大学卒業後に駐米日本大使秘書官、ニューヨーク領事などを経て、26年間もの間、NHK解説委員をした超エリート。

1938年、外交官をしていた平沢和重はバンクーバーから帰国する際、偶然にもIOC委員の嘉納治五郎と出会っていました。

しかし、嘉納治五郎はこの船旅の最中に肺炎になり急死し、平沢和重は船内で最期を看取りました。

 

その後、東京オリンピック誘致のため、日本中が盛り上がる中、NHK解説委員だった平沢和重は「時期尚早」として反対の立場を取っていました。

しかし、1959年にミュンヘンで開かれたIOC総会で、プレゼンテーションを担当する予定だった外交官・北原秀雄が直前に足を骨折してしまい、急遽東京市長の東龍太郎らから口説かれ、代役として平沢和重がプレゼンに臨むことになります。

そして、このプレゼンの際に「嘉納治五郎の最期を看取った人物」として紹介された平沢和重は、各国の委員から注目を集めて伝説のスピーチを行います。

「日本は極東に位置しております。しかし、航空機の発達により「極」という字は抹消されました」

「しかし、国際理解や人間関係の心の距離感は未だ解消されたとは言えません」

「これを解消するためには人と人が直接会う事が一番であり、お互いに理解する事から世界平和が始まります」

「IOC委員の皆さま、今こそオリンピック大会を。この五輪の紋章に表された第5の大陸・アジアで開くべき時ではありませんか!」

当初、1時間の持ち時間があったにもかかわらず、平沢和重は外務省参事官が用意した原稿を書き直した15分のスピーチで、東京オリンピックの誘致に成功したのです。

 

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【いだてん】あらすじ

 

【いだてん】人物・キャスト

あ:浅草の人物

あ:東龍太郎(松重豊)

い:池部幾江(大竹しのぶ)

い:犬養毅(塩見三省)

い:岩田幸彰(松坂桃李)

お:大隈重信(平泉成)

お:大森安仁子/アニー(シャーロットケイトフォックス)

お:大森兵蔵(竹野内豊)

お:緒方竹虎(リリー・フランキー)

お:押川春浪(武井壮)

か:河西三省(トータス松本)

か:金栗家の人物

か:金栗実次(中村獅童)

か:金栗四三(中村勘九郎)

か:嘉納治五郎(役所広司)

か:可児徳(古舘寛治)

く:黒坂辛作

げ:ゲネンゲル

こ:河野一郎(桐谷健太)

こ:小梅(橋本愛)

こ:古今亭志ん生(ビートたけし)

し:シマ(杉咲花)

す:杉村陽太郎(加藤雅也)

せ:清さん(峯田和伸)

そ:副島道正(塚本晋也)

そ:孫基禎

た:高石勝男(斎藤工)

た:高橋是清(萩原健一)

た:橘家円喬(松尾スズキ)

た:田畑政治(阿部サダヲ)

て:天狗倶楽部メンバー

な:永井道明(杉本哲太)

な:永田秀次郎(イッセー尾形)

な:中川臨川(近藤公園)

な:南昇竜

に:二階堂トクヨ(寺島しのぶ)

の:野口源三郎(永山絢斗)

は:春野スヤ(綾瀬はるか)

ひ:人見絹枝(菅原小春)

ひ:ヒトラー

ひ:平沢和重(星野源)

ほ:本庄(山本美月)

ま:前畑秀子(上白石萌歌)

み:美川秀信(勝地涼)

み:三島家の人物

み:三島弥太郎(小澤征悦)

み:三島弥彦(生田斗真)

み:三島和歌子(白石加代子)

み:美濃部孝蔵(森山未來)

む:ムッソリーニ

む:村山龍平

よ:吉岡信敬(満島真之介)

ら:ラザロ

 

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