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いだてん|杉村陽太郎(加藤雅也)文武両道の嘉納治五郎の愛弟子は超エリート外交官!

投稿日:2019年6月26日 更新日:

大河ドラマ「いだてん」
杉村陽太郎

大河ドラマ「いだてん」で加藤雅也が演じるのが杉村陽太郎。

杉村陽太郎は東京帝国大学出身の超エリート外交官であり、柔道6段の腕前で嘉納治五郎の愛弟子でもあった人物です。

この記事では、嘉納治五郎と共に1940年東京オリンピック招致に尽力した文武両道のエリート・杉村陽太郎について簡単に紹介していきます。

 

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出典:https://www.nhk.or.jp/

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杉村陽太郎

杉村陽太郎は1884年(明治17年)に旧盛岡藩士・外交官の杉村濬(すぎむらふかし)の長男として東京で生まれた。

弟には東京文理科大学学長を務めた杉村欣次郎がいる。

杉村陽太郎は成績優秀だったことに加え、身長185㎝、体重100㎏の巨漢でスポーツ万能だったため、学生時代から超有名人だった。

高等師範学校附属中学校時代には学校行事の遠泳で経験していたこともあり、東京帝国大学では16kmの遠泳で優勝して賞金を得たこともある。

また、講道館にも通って柔道六段を取得するなど、嘉納治五郎の愛弟子でもあった。

 

帝国大学卒業後、杉村陽太郎は外務省に入ってフランスのリヨン大学において日本人として3人目の博士号を取得。

1923年(大正12年)には駐フランス大使館一等書記官として勤務した。

このパリ駐在中、杉村陽太郎は英仏海峡を泳いで横断する計画を企てたが、周りの者から制止されて断念したという。

 

 

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1927年(昭和2年)に国際連盟事務局次長に就任し、1933年の日本の国際連盟脱退まで事務局長兼政治部長も務めた。

また、この間に東京帝国大学法学博士にもなっている。

1933年(昭和8年)、IOC委員に選ばれた杉村陽太郎は、恩師・嘉納治五郎らと共に1940年の東京オリンピックの誘致に尽力した。

大河ドラマ「いだてん」でも、1935年(昭和10年)に駐イタリア大使となった杉村陽太郎がムッソリーニと会談し、ローマのオリンピック誘致を取り下げさせる場面が描かれている。

 

その後、杉村陽太郎は1936年(昭和11年)にIOC委員を辞任し、1937年(昭和12年)に駐フランス大使を拝命。

フランス大使時代にはフランスでの柔道普及に協力したという。

しかし、1938年(昭和13年)に胃癌となり、帰国した杉村陽太郎は翌年に現職のまま死去した。享年54。

 

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【いだてん】あらすじ

 

【いだてん】人物・キャスト

あ:浅草の人物

あ:東龍太郎(松重豊)

い:池部幾江(大竹しのぶ)

い:犬養毅(塩見三省)

い:岩田幸彰(松坂桃李)

お:大隈重信(平泉成)

お:大森安仁子/アニー(シャーロットケイトフォックス)

お:大森兵蔵(竹野内豊)

お:緒方竹虎(リリー・フランキー)

お:押川春浪(武井壮)

か:河西三省(トータス松本)

か:金栗家の人物

か:金栗実次(中村獅童)

か:金栗四三(中村勘九郎)

か:嘉納治五郎(役所広司)

か:可児徳(古舘寛治)

く:黒坂辛作

げ:ゲネンゲル

こ:河野一郎(桐谷健太)

こ:小梅(橋本愛)

こ:古今亭志ん生(ビートたけし)

し:シマ(杉咲花)

す:杉村陽太郎(加藤雅也)

せ:清さん(峯田和伸)

そ:副島道正(塚本晋也)

そ:孫基禎

た:高石勝男(斎藤工)

た:高橋是清(萩原健一)

た:橘家円喬(松尾スズキ)

た:田畑政治(阿部サダヲ)

て:天狗倶楽部メンバー

な:永井道明(杉本哲太)

な:永田秀次郎(イッセー尾形)

な:中川臨川(近藤公園)

な:南昇竜

に:二階堂トクヨ(寺島しのぶ)

の:野口源三郎(永山絢斗)

は:春野スヤ(綾瀬はるか)

ひ:人見絹枝(菅原小春)

ひ:ヒトラー

ひ:平沢和重(星野源)

ほ:本庄(山本美月)

ま:前畑秀子(上白石萌歌)

み:美川秀信(勝地涼)

み:三島家の人物

み:三島弥太郎(小澤征悦)

み:三島弥彦(生田斗真)

み:三島和歌子(白石加代子)

み:美濃部孝蔵(森山未來)

む:ムッソリーニ

む:村山龍平

よ:吉岡信敬(満島真之介)

ら:ラザロ

 

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