大河ドラマ「いだてん」
11話12話13話14話15話
あらすじ・ネタバレ・期待度
この記事では大河ドラマ「いだてん」の第11話~第15話までのあらすじと、各回の期待度を勝手に決めています。※激しくネタバレしますのでご注意下さい。
期待度については★5段階評価としています。あくまで私見ですのでご了承下さい。
いだてん全話あらすじはこちら↓
大河ドラマ「いだてん」
第11話 期待度★★★★
前回で対立したプラカード国名問題は嘉納治五郎(役所広司)がなんとか終息させ、日本選手団はついに開会式に参加する。そして三島弥彦(生田斗真)の100m走の予選が開幕するも弥彦は大惨敗。「短距離走はタイムを競う競技で敵はタイムのみ。つまり一緒に走る選手はタイムという同じ敵に戦う同志」という治五郎の言葉、負けてもベストを尽くして満足そうな弥彦の笑顔。この回は何のために走るのか、オリンピックとは何なのか、日本のスポーツの創成期を作った男たちの思いに感動する話です。
大河ドラマ「いだてん」
第12話 期待度★★
第12話ではついに金栗四三(中村勘九郎)のマラソンがスタート。最下位でスタジアムを出た四三は得意の呼吸法で次々と順位を上げていくが、この日のストックホルムは気温30度を超える悪条件で体力を奪われた四三は幻覚を見始めてしまう。なんとかラザロとのデッドヒートを制した四三だったが、やがて体は言うことを聞かないようになってフラフラに。やがてマラソン競技は終了し、嘉納治五郎たちはスタジアムに帰ってこない四三を心配して探し回るが、当の四三はホテルの自室で寝ていた。この回は金栗四三が苦しんでいるマラソンの道中が描かれているが、なぜ最後ホテルで寝ているかなどの説目は次回に持ち越されるので少し不完全燃焼で終わる回になっています。
大河ドラマ「いだてん」
第13話 期待度★★★★★
マラソン終了後、なぜホテルで寝ているのか、全くレースの記憶がない金栗四三。その後マラソンコースを歩いていく内に当日のレースを思い出して、全ての謎が解ける。しかし、ここでポルトガル代表・ラザロ選手が亡くなったことを知り、四三は落胆。そしてストックホルムをあとにしようとする日本選手団でも大森兵蔵の病状が悪化して危険な状態に。死者を出し、次回オリンピック開催も危ぶまれる中、IOC総会でボルトガル選手団代表が話した感動的なスピーチとは。この回は改めてオリンピックにかける人々の想いに感動する回、そして美濃部孝蔵(森山未來)のクズっぷりにイライラする回になっています。
大河ドラマ「いだてん」
第14話 期待度★★
第14話では美濃部孝蔵と師匠の橘家円喬(松尾スズキ)との絆の話からスタート。旅に出て芸を磨くことを勧められた孝蔵が列車に乗るころ、帰国した金栗四三はひっそり駅のホームに立っていた。仲間の前で敗戦の弁を述べる金栗四三を皆が温かく迎えてくれたが、中には永井道明(杉本哲太)のような厳しい意見を浴びせる者もいた。その後、永井は嘉納治五郎に反発して体協の改革に乗り出し、治五郎を追い込んでいく。一方、四三は次回ベルリン・オリンピックを目指し再始動するが、突然、兄の実次(中村獅童)から呼び出され春野スヤ(綾瀬はるか)との結婚を薦められてしまう。この回はスポーツ、結婚など四三の環境が変化していくことを予感させる回になっています。
大河ドラマ「いだてん」
第15話 期待度★★★★
熊本に一時戻って来た金栗四三は池部幾江(大竹しのぶ)の養子になって、春野スヤと結婚するように勧められます。マラソンに集中したかった四三はこれをKと割ろうとしますが、学生時代にスヤに励まされた言葉を思い出し養子縁組と縁談を了承。やがて東京に戻った四三は教員になることを止め、ベルリン・オリンピックのマラソンだけに集中することを皆の前で宣言する。この回では浜松にいた美濃部孝蔵が、のちにオリンピックを東京に呼ぶ男となるもう一人の主人公・田畑政治と出会うなど新しい展開が待っています。