大河ドラマ「いだてん」
第5話「雨ニモ負ケズ」あらすじネタバレ
ここでは、平成31年大河ドラマ「いだてん」第5話「雨ニモ負ケズ」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】はご遠慮下さい。たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「いだてん」ではそのようなことはありません。なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
前回 大河ドラマ「いだてん」のあらすじ
大河ドラマ「いだてん」
第5話「雨ニモ負ケズ」
NHK公式 あらすじ
高座に上がったほろ酔いの志ん生(ビートたけし)は、突然オリンピックの噺を始める。時は明治44年、オリンピックへの参加選手を決める羽田の予選会。全国から来た健脚の学生たちに刺激を受け、審査員だった三島弥彦(生田斗真)は急きょ短距離走に参戦。一方、金栗四三(中村勘九郎)は、およそ40キロを走るマラソンに初めて挑む。ライバルたちとの激しいデッドヒート。憧れの嘉納治五郎(役所広司)の待つゴールを目指す!
大河ドラマ「いだてん」
第5話「雨ニモ負ケズ」
あらすじ【ネタバレ注意】
オリンピック予選
金栗四三たちが道に迷っている頃、オリンピック予選会場では短距離走が始まっていた。
早稲田、慶応、帝国大学が競う中、三島弥彦は審判を務めている。
弥彦自身も俊足だったが、大学卒業も近いのでスポーツばかりしていられないと言い、天狗倶楽部のメンバーは運営側に回っていた。
しかし、弥彦は選手たちの走りを見ているうちに、ふつふつと湧き上がるものがあった。
「いっちょー やりますかー」
そう言って、トラックに飛び出した弥彦は、100m、400m、800m走で圧勝してしまうのであった。
迷子だった金栗四三たちは、なんとかマラソン予選会には間に合った。
金栗四三が播磨屋の足袋を履いてスタートラインに並ぶと、もう1人足袋を履いている選手がいる。
早稲田の学生のふりで紛れ込んでいた人力車の車夫・清さんだった。
雨の中、スタートの号砲が鳴ると競技場からコースへ出ていく時には、金栗四三は19人中、最下位だった。
悪天候の中、レースは過酷を極め、5kmを過ぎる頃には脱落者が続出。
そんな中、金栗四三は勝利を確信し、ペースを上げて姫路師範学校の白井選手を追った。
白井が力尽き、折り返し地点では金栗四三は3位へと上がり、そのまま2位の選手も抜き去る。
そこに天狗倶楽部の吉岡が自転車でやってきて、トップの小樽水産の佐々木選手は、5~600m先だと教えてくれた。
世界記録と金栗四三の夢
その後、金栗四三は懸命に佐々木を追いかけていると、とっくの前に脱落していた清さんが「足袋が脱げそうだぞ」と路肩から声をかけてきた。
金栗四三の足袋は底が剥がれてボロボロ、更に帽子の赤紫の染料が雨で流れ、一見金栗四三は血まみれのような状態になっていた。
それでも金栗四三は走り続け、競技場に帰って来た時点でトップに躍り出ていた。
そして競技場の中で、金栗四三は嘉納治五郎の姿を見つけた。
金栗四三は思わず「じ、じ、治五郎先生えぇぇぇぇ」と叫び、必死の形相で走ってついにゴール。
「見ろ!2時間32分45秒。世界記録だ!」
嘉納治五郎は時計を見て興奮し、フラフラの金栗四三を抱きかかえてくれた。
嘉納先生に抱っこしてもろたら、丈夫な子に育つ・・・・・
金栗四三は、そう教えてくれた祖母・スマの言葉を思い出していた。
美濃部孝蔵の客
この予選会の日、人力車の車夫・清さんは仕事を休んで、美濃部孝蔵に代わってもらっていた。
一日だけの約束で孝蔵は清さんの人力車を預かっていたが、ここで思わず客がやってくる。
客の顔を見て孝蔵はビックリ仰天した。
憧れの噺家・橘家円喬だった。
そして円喬は車に揺られながら落語の稽古を始め、その名調子に孝蔵は聞きほれていた。
マラソン終了後、運営陣が集計が行うと途中棄権は13人で、完走はわずか5人しかいなかった。
その中には、橋本と野口も含まれていたが、金栗四三の記録だけはずば抜けていて、ロンドンオリンピックの記録より22分も速い。
これを見て、嘉納治五郎は距離か時計のどっちかが間違っているのではないかと不安を覚えた。
大森兵蔵が距離の計測に間違いはないと断言したが、近くにいた女性新聞記者の本庄は「いかにも疑わしいわ。こんな悪条件で」とケチをつける。
すると弥彦が「何より今は優勝した金栗君と、完走した5人を讃えようじゃないか」と言い放った。
この結果に、新聞社は「金栗選手、世界の記録を破る」という見出しをつけ号外を出し、金栗四三は仲間たちから祝福された。
その夜、金栗四三は眠れず、ノートに自分の勝因を分析し始めた。
「排便よし。食事適量。服装よし」と書き込んでいく中、今後の課題はやはり「足袋」だと思い知った。
翌日、金栗四三は播磨屋で店主の黒坂辛作から祝福の言葉をもらった。
しかし、足袋への不満を言う金栗四三に黒坂はブチギレする。
「あぁん?底の布を頑丈にしろだぁ?」
怒られた金栗四三は、スゴスゴ店を後にした。
美濃部孝蔵の弟子入り
金栗四三が播磨屋にいた時、清さんは孝蔵に土産を渡して1日代わってもらった礼を言った。
しかし、孝蔵は「人力車を返すわけにはいかない。もう俺は以前の俺じゃねぇ。酒も博打もやめて、真っ当に生きるのさ」と言う。
状況が読み込めない清さんに、小梅は孝蔵が円喬に弟子入りしたことを教えた。
孝蔵は円喬を人力車に乗せたあと、土下座をして弟子入りを志願していた。
そんな孝蔵に円喬は「じゃぁ、明日も頼むよ」と声をかけた。
このため、孝蔵は今日も円喬を待っているのだ。
「それって弟子じゃなくて車屋と客だ」と清さんは諭したが孝蔵は全く聞く耳を持たない。
そして、そこに円喬がやってきて車に乗り、孝蔵は車を引き出した。
一方、金栗四三の快挙は新聞を通じて、熊本の春野スヤのもとにも伝わっていた。
写真付きの金栗四三の記事を切り抜こうとしたスヤであったが、父から「これから嫁に行くって娘が・・・」と言われてしまう。
スヤは寂しく笑って新聞を畳むのであった。
次回 大河ドラマ「いだてん」第6話「お江戸日本橋」あらすじ
大河ドラマ「いだてん」
放送後の感想について
【いだてん】あらすじ
【いだてん】人物・キャスト