大河ドラマ「いだてん」
第4話「小便小僧」あらすじネタバレ
ここでは、平成31年大河ドラマ「いだてん」第4話「小便小僧」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】はご遠慮下さい。たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「いだてん」ではそのようなことはありません。なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
前回 大河ドラマ「いだてん」のあらすじ
大河ドラマ「いだてん」
第4話「小便小僧」
NHK公式 あらすじ
高師のマラソン大会で3位となった四三(中村勘九郎)。表彰式で憧れの嘉納治五郎(役所広司)に声をかけられてさらに発奮し、むちゃな練習を敢行する。そのころの嘉納は日本初のオリンピック予選開催を前に山積する難題に頭を抱えていた。頼みの綱の三島弥彦(生田斗真)も当てにならない。志ん生(ビートたけし)は嘉納の苦労を弟子の五りん(神木隆之介)に語るうちに酒を飲んでしまう。ほろ酔いで高座に上がった志ん生が語る噺(はなし)とは──。
大河ドラマ「いだてん」
第4話「小便小僧」
あらすじ【ネタバレ注意】
3つの問題
明治43年10月、東京高師師範学校の恒例行事である「秋の長距離競争会」が開かれようとしていた。
金栗四三はスタート直前に立小便をしていると号砲が鳴り、いきなり遅れてしまう。
しかし、走り出すと四三は2回吸って、2回吐く独特の呼吸法で他の生徒を追い抜き、そのまま3位でゴールした。
子供の頃から憧れた嘉納治五郎に表彰式で声をかけられた金栗四三は感激。
その想いを故郷の家族に手紙で伝えるが、兄・実次からの返信の手紙には「体の弱いお前を東京にやったのは勉強させるためで、かけっこをするためではない」と書かれていた。
金栗四三は、家族にとって自分は未だ「体の弱い子」なのかと思い落ち込んだが、すぐに春野スヤの「丈夫な体をどう使おうが自由」という言葉を思い出し、走り続けることを改めて決意するのであった。
その後、金栗四三は勝つためのポイントをノートに書いてみた。
ポイント①:スタート前におしっこしたくなったらダメだから排便しておく。
ポイント②:わらじは走るのには向いていない。でも裸足は痛い。
ポイント③:スタミナが必要。
そして四三はポイント③:スタミナの部分に関して、練習熱心で大食いな柔道部員・徳三宝を見習うこととした。
やがて本科生になった四三は徒歩部に入り、他の部員を圧倒。
さらに四三は放課後に橋本三郎や、後輩の野口源三郎らと共に豚鍋を食べてスタミナ補充にも努めた。
しかし、この頃になってもポイント②:わらじの部分について解決はしない。
当時の運動靴は輸入品のみで、非常に高級であったため、金栗四三には手を出せる代物ではなかった。
「脂抜き走法」で倒れる金栗四三
昭和35年、古今亭志ん生がテレビを見ているとローマオリンピックでアベベが走っていた。
すると、志ん生のもとに知恵という娘が上がりこんできて言った。
「すごいよね。アベベ。裸足で走ったんでしょ?東京オリンピックにも来るかな?」
知恵は、五りんが初めて弟子にして欲しいと訪ねてきた時、付き添ってきた娘だ。
志ん生は「五りんと付き合ってんのか?」と聞くと、知恵は答えた。
「やーだ。私アベベと結婚すんだもん。」
時代は戻って明治のある日、走るのに最適な履物を探していた金栗四三は、大塚仲町にある職人の道具などを扱う「播磨屋」を訪れた。
すると店主の黒坂辛作から足袋を勧められ、帰って走ってみると非常に快適であることに気づくのであった。
明治44年、嘉納治五郎はストックホルム・オリンピックの予選会開催を発表した。
金栗四三は新聞でこれを知ると、25マイルも走るというマラソン競技に挑戦しようと決意する。
そして橋本、野口も予選会出場を決め、3人は汗をかき、体中の水分を出して体重を軽くして走る方法「脂抜き走法」に取りかかった。
徹底的に水分を絶った金栗四三たちは喉の渇きに苦み、それでも予選会のためと唾を飲み込んで必死に耐えた。
この頃、嘉納治五郎は大日本体育協会理事の大森兵蔵に協力を仰ぎ、オリンピック予選会の準備を進めていた。
大森兵蔵はアメリカ留学経験があり、体育学を学んでいて陸上トラック競技の知識にも明るかった。
そして、この大森兵蔵は留学中に結婚したアメリカ妻・アニー(安仁子)がいた。
「脂抜き走法」を始めて6日目、橋本と野口は耐えきれず水分を取ってしまう。
それでも金栗四三だけは水分補給をせずに8日目を迎えるが、風呂場で冷水浴をしたとき、ついに気を失ってしまった。
仲間たちに助けられ食堂に運ばれた金栗四三は、立て続けに砂糖水3杯も飲み干し「自然に従え」ということを学ぶ。
人間は食いたいときに食う、走りたいから走る。
欲求どおりに行動するのが、結局一番いいのだと金栗四三は気づかされた。
そして迎えたオリンピック予選会。
金栗四三、橋本、野口ら徒歩部は海岸近くを歩いていた。
「野口君・・・ここさっきも通ってない?」
こともあろうか、3人は迷子になっていた・・・・
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