大河ドラマ「いだてん」
第2話「坊っちゃん」おさらい
この記事では大河ドラマ「いだてん」の第2話「坊っちゃん」のおさらいと自分なりの感想を交えています。
金栗四三の物語がスタート!
大河ドラマ「いだてん」の第2話「坊っちゃん」どうでしたか?
なぜ、貧乏家族の金栗四三が「坊っちゃん」なのかと思っていたら、夏目漱石が出てきたからだったんですね。
なるほど~。
今回は初回のドタバタ感は薄れて、落ち着いたストーリー展開になると思いきや、少年期を一気にすっ飛ばして疾走。
さすが「いだてん」。早い!
でも、幼少期をダラダラ流されるよりは全然良かったし、綾瀬はるかはカワイイ、全然OKすね(笑)。
では第2話のおさらいと感想です。
父が43歳の時に生まれたから『四三(しそう)』と名付けられた金栗四三。
なんて安易な名前の付け方なんだ・・・もし、44歳の時だったらどうなってた?しし?
さて、父に似て病弱だった四三は、熊本に来ていた柔道の創始者・嘉納治五郎に抱っこしてもらえれば丈夫になれると言われて、父と共に会いに行く。
しかし、あまりの人だかりに治五郎の後ろ姿を見るだけに留まり、スゴスゴと帰ることに。
唯一、四三が抱っこしてもらったのは、若き日の夏目漱石だというオマケはついていましたが。
その後、成長した四三は「スッスッハーハー」の呼吸法を思いつき、学校までの道のりを誰より速く駆け抜けれるようになる。
そういえば、私も小学校ぐらいの時のマラソンの時にこの呼吸法を習ったような気がする。
あれって、この金栗四三があみ出したものだったのか・・・・。
実際、私はこの呼吸法でマラソン走りましたが、何の効果もなく、ただただ苦しかったですけどね(笑)。
人によるのか?
そうこうしている間に父・信彦は死亡し、「父ちゃんの分まで走れ」と言葉を残された四三。
中学校には片道20キロを走って通学し、「いだてん」として覚醒していく。
舗装道路もない時代だし、山道、坂道もあっただろうから、この頃の経験がのちのマラソンランナーとして活躍していったのは必然といえば必然なのかも。
でも、この頃の日本中どこもかしこもそんな感じだったんだろうな~。
バス通学してる現代がいかに幸せな時代なのかと考えさせられる。
やがて四三は海軍兵学校を受験することに決め、体を鍛えるため学校の先生に教えられた「冷水浴」をすることに。
この「冷水浴」は、四三がずっと続けていたものらしく、今後の大河ドラマの中でも何回も水をかぶるシーンが出てくるようです。
その後、海軍兵学校の試験は目の検査で不合格となり、四三はガックリ・・・。
実際の金栗四三さんは、この時たまたま結膜炎を患ってしまったために不合格になったらしいのですが、この不合格がなかったら「マラソンランナー・金栗四三」は誕生していなかった。
まさに神様「韋駄天」が四三を導いたかのよう。
そして落ち込む四三のもとに、ついに今回の大河ドラマのヒロインが登場。
大きな声で「自転車節」を歌い、自転車に乗ってやってくる春野スヤ。
春野スヤがどんな性格なのかよく分かりませんでしたが、一見すると綾瀬はるかそのものやん(笑)。
相変わらずカワイイっす。
しかし、子供の頃に一回会っただけなのに、よくもまぁ春野スヤは金栗四三のこと気づきましたね。
まさか、ずっと四三のこと見ていたのか?
うらやましい・・・うらやましすぎるぞ・・・勘九郎。いや四三。
実際の四三とスヤはお見合いするまで会ったこともなかったようだけど、やはりそこは大河ドラマ。
真田丸、おんな城主直虎、西郷どんの流れから来る、主人公とヒロインは「幼馴染」という大河ドラマの王道を踏襲して歴史を捻じ曲げます(笑)。
なんで、幼馴染じゃなきゃいけないのだろう?
お見合いがダメなの?お見合いだと話を盛り上げられないの?
ここは大河ドラマに対して、いつも疑問に感じてしまうところだわ。
「丈夫な体を何のために使うのかは自分の自由」
スヤに励まされ、そのあと二人はいい感じに・・・。
四三!てめぇこの野郎!
ところで勘九郎の裸、正直見飽きた(笑)
銀玉の近藤さんといい、今回もただの露出狂じゃないか。
一方、裏の主役・古今亭志ん生の物語は、美濃部孝蔵が落語家・橘家円喬の噺に魅せられて弟子入りを決意してた。
毎度毎度のことなんだけど、この孝蔵の物語が間に挟まってくるからちょっとややこしくなってるよね。この大河。
このあと、ちゃんと四三と孝蔵は絡んでくるんだろうか?
なんか、最初のビートたけしの噺だけだと、あまり関係なさそうな言いっぷりなんだが。
大丈夫かな~?
クドカンだから何とかするのか?
信用していいっすかね?
ま、もうちょっと見守りましょうか。
第2話「坊っちゃん」
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