大河ドラマ「いだてん」
第12話「太陽がいっぱい」おさらい
この記事では大河ドラマ「いだてん」の第12話「太陽がいっぱい」のおさらいと感想を書いています。
行方不明になった金栗四三
大河ドラマ「いだてん」第12話どうでしたか?
これまで期待と不安、色々あってやっと始まったマラソンでしたが、蓋を開けてみればあっという間に終わってしまいましたね。
とはいえ、このマラソンが金栗四三のその後の人生を運命づけていくわけですが。
では、第12話「太陽がいっぱい」のおさらいと感想です。
マラソン当日、スタジアムまでの道のりを迷ってスタートギリギリにやっと到着する金栗四三。
しかも、今回は病気でヘロヘロ状態の監督・大森兵蔵を背負ってくるというおまけつき。
捉えようによっちゃあ、マラソンで負けた言い訳を大森兵蔵にかぶせているようでちょっとヤな感じ・・・。
で、気になったんですが、金栗四三たちはこれまで三島弥彦の100m走とかの応援で何回もスタジアム行ってたんじゃないの?
なぜ、マラソン当日に迷うのよ?おかしいでしょ(笑)。
だいたいこの金栗四三くん、これまでもマラソン練習中も道を間違えるなどランナーとして致命的な欠点がある気がするんですが・・・
完全な準備不足というか、レースに臨む前の段階の話じゃない?
そりゃ負けて当たり前でしょ・・・
本当にそうだったのかは分かりませんが、日本人らしく正々堂々と戦って負けたことにしてもいいんじゃないの?
描き方にちょっと不満を感じました。
さらに今回は他にも不満がありまして・・・。
スヤさん(綾瀬はるか)が故郷で応援している場面がありますが、いきなりマラソン開催当日に鯛を持ってきて「四三さんに届けて欲しい」って。
金栗実次は必死に「2週間もかかるから腐る」って言ってるのに、全然納得してくれない(笑)。
どんだけ、天然なんだよ・・・というか完全に天然通り越してますやん・・・かなりイタイ人になってるよスヤさん。
大河ドラマとか朝ドラとかって、いい意味でいうと「天真爛漫」な女性キャラで描くこと多いですが、このイタさはいただけないな~。
ま、かわいいから結局は許すんですけどね(笑)
さて、マラソンの方では過酷な暑さの中、金栗四三は意識朦朧となり幻覚を見ながら走るという状況がひたすら続く。
そして、折り返し地点を過ぎ、足袋をプレゼントしたポルトガルのラザロ選手を追い抜いたところで四三は走ることができなくなる。
一方、スタジアムで待つ嘉納治五郎先生たちは、マラソンが終わっても全然帰ってこない四三を心配し探し回ることに。
なかなか見つからない四三の行方。
しかし、諦めてホテルに戻ると四三は自分の部屋で寝ていた。
必死に謝る四三でしたがマラソンの記憶もなく、通訳のダニエルくんたちに倒れていたところをホテルまで運んでもらった模様。
これまで引っ張りに引っ張ってきた「いだてん」のオリンピック初マラソンは、あっけなく終了してしまいました。
そんな中でもホテルに勝手に戻っていた四三を笑い飛ばす三島弥彦や、無事だったことに安心したのか涙ぐむ嘉納治五郎の姿には好感が持てる。
特に三島弥彦は素晴らしいよね。
あんな風に笑い飛ばせる弥彦の性格に憧れるわ~。さすが天狗倶楽部だよ。
さて、来週は四三の意識不明後の行方について描かれるようなので、じっくりと言い訳を聞かせてもらいましょうか(笑)。
第12話「太陽がいっぱい」
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第12話「太陽がいっぱい」
勝手にMVP
今回のMVPは子供時代の金栗四三くん。
大人の金栗四三は、レース中に行方不明だし、大森兵蔵はゲホゲホ言ってるだけだし、嘉納治五郎と三島弥彦たちは待ってるだけだからちょっと違うし、本来なら該当者はいない。
でも、この金栗四三が幻覚で見た子供時代の金栗四三が、命を救ってくれたのかと思えばMVPとしてもいいのではないかと。
丸っこくて可愛いしね(笑)。
次回 第13話「復活」
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