大河ドラマ「いだてん」
第39話「懐かしの満州」あらすじネタバレ
ここでは大河ドラマ「いだてん」第39話「懐かしの満州」のあらすじ・ネタバレについてザックリ紹介しています。先の展開を知りたくない方はご遠慮下さい。
第39話のポイントととしては、やっぱり小松勝の最期ということになるでしょう。この回では戦時中の満州での古今亭志ん生と小松勝の出会いから話が展開し、時を経て五りん(小松金治)が父の最期を師匠から聞かされることになります。
では、第39話あらすじ・ネタバレをどうぞ!
前回 大河ドラマ「いだてん」のあらすじ
大河ドラマ「いだてん」
第39話「懐かしの満州」
NHK公式 あらすじ
脳出血を起こして倒れた志ん生(ビートたけし)は一命をとりとめ、弟子の五りん(神木隆之介)に、戦争中に満州へ兵士たちの慰問興行に行った時のことを語りだす。三遊亭圓生(中村七之助)と共に満州を巡っていた孝蔵(森山未來)は、五りんの父、小松勝(仲野太賀)と出会っていた。やがて終戦。おりん(夏帆)は帰国しない孝蔵の消息を占ってもらおうと、日本橋のバー、ローズを訪ねるが、そこに田畑(阿部サダヲ)が現れる。
大河ドラマ「いだてん」
第39話「懐かしの満州」
あらすじ【ネタバレ注意】
古今亭志ん生と小松勝の出会い
小松勝が出征してから1年余り経った昭和20年(1945)、今回の舞台は満州である。
古今亭志ん生(美濃部孝蔵)は三遊亭圓生と共に軍隊の慰問に来ていた。
息子の清も自分の弟子になっていたため、志ん生は1か月で帰るつもりだった。
志ん生が慰問で「富久」を演じた日、見知らぬ青年(小松勝)がやって来た。
沖縄に配置換えになると聞いた小松勝は「富久」についてアドバイスを言いに来たのだが、志ん生は主人公が走る場面での演じ方にダメ出されると激怒し、追い返してしまった。
その後、志ん生は沖縄の部隊が全滅したとの話を聞き、小松勝を哀れに思っていた。
再会
この頃になると日本は敗戦濃厚。
広島には原子爆弾が投下され、ソビエト軍までもが中立条約を破って攻め込んでくるという情報が流れていた。
そんな中、志ん生たちは小松勝と再会した。
沖縄に行くはずだった小松勝は、出発直前に分隊長から「逃げたい奴は逃げろ」と言われて逃げ出したらしい。
その後、命からがら大連に着いた志ん生、圓生、小松勝は街頭で敗戦を知らせる玉音放送を聞いた。
これからどうしていいか分からず、荒れ果てた映画館で途方に暮れる3人。
すると感傷的になった小松勝は自分が金栗四三の弟子であり、東京オリンピックを目指していたと話した。
これに釣られて、志ん生も自分の子が噺家になったら嬉しいと話す。
志ん生の言葉を聞いて、自分の子(金治)がオリンピック選手になったら嬉しいだろうなと思う小松勝であった。
五りん(小松金治)が知る父の最期
こんな大混乱の中でも、志ん生たちの寄席には人が集まっていた。
志ん生はこんな時に何を演じればいいのかと悩んでいると、小松勝が「富久」をリクエストしてくる。
「ケチをつけたくせに」と志ん生が言うと、小松勝は「走る場面をもっと長くすべき」だと伝えた。
そして「富久」を演じた志ん生が喝采を浴びた帰り道、小松勝は「志ん生の富久は絶品」と絵ハガキを書いた。
しかし、ポストを探して走り回るうちに小松勝はソ連兵と遭遇し、銃声が悲しく鳴り響くのであった。
その後、志ん生は圓生とも離れて極貧生活を続け、昭和22年(1947)になって日本に帰ることが出来た。
そして終戦後の寄席には多くの客が入り、志ん生は「名人」と称されるようになっていった。
昭和36年(1961)、入院していた志ん生は、五りん(小松金治)に小松勝の話をした。
自分の父の最期を初めて知った五りんは、母・りくが大切にしていた絵ハガキを持ち、食い入るように話を聞いていた。
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放送後の感想について
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