大河ドラマ「いだてん」
最終回「時間よ止まれ」あらすじネタバレ
ここでは、平成31年~令和元年大河ドラマ「いだてん」最終回「時間よ止まれ」についてサラッとあらすじ・ネタバレについて紹介していきます。先の展開を知りたくない方はご遠慮下さい。
最終回のポイントは何といっても東京オリンピックですが、競技者ではない主人公、登場人物たちがそれぞれのゴールを迎えるという最終回らしい最終回となりそうです。
それでは「いだてん」最終回あらすじ・ネタバレをどうぞ!
前回 大河ドラマ「いだてん」のあらすじ
大河ドラマ「いだてん」
最終回「時間よ止まれ」
NHK公式 あらすじ
1964年10月10日。念願の東京五輪開会式当日。田畑(阿部サダヲ)は国立競技場のスタンドに一人、感慨無量で立っていた。そこへ足袋を履いた金栗(中村勘九郎)が現れ、聖火リレーへの未練をにじませる。最終走者の坂井(井之脇海)はプレッシャーの大きさに耐え兼ねていた。ゲートが開き、日本のオリンピックの歩みを支えた懐かしい面々が集まってくる。そのころ志ん生(ビートたけし)は高座で「富久」を熱演していた―
大河ドラマ「いだてん」
最終回「時間よ止まれ」
あらすじ【ネタバレ注意】
東京オリンピック
昭和39年(1964)10月10日、快晴の中で東京オリンピックが開会式を迎えた。
聖火リレーの最終ランナーを務めたのは坂井義則。
そんな中、スタンドにいた田畑政治のもとに金栗四三がやってくきて、かつてオリンピック聖火ランナーを指名した嘉納治五郎からの手紙を見せてきた。
四三は気にしてないというわりには、スーツ姿に足袋を履いていた。
一方、貴賓室では岩田幸彰が開会式で日本語スピーチをするIOC会長・ブランデージに指導をしていた。
岩田の手には嘉納治五郎から田畑政治に手渡され、最後に自分に託されたストップウォッチを持っていた。
それを見てブランテージは「まだ、それが動いているのは彼(嘉納治五郎)は生きているからだよ」と語るのであった。
その後、観客たちが押し寄せた国立競技場に各国の選手団が入場した。
二人きりのコンゴ共和国の選手団を見て、ストックホルムを思い出す四三。
三島と二人きりだったストックホルムとは違い、東京での日本選手団は354人になっていた。
ブランテージのスピーチ、天皇陛下の開会宣言のあと、坂井による聖火の点火が行われ、1万羽の鳩が飛び出す。
その頃、古今亭志ん生はテレビ寄席で「富久」を演じようとしていた。
ここで志ん生は満州での小松勝との出会い、その子である五りんが自分の弟子になった不思議な縁を語るのであった。
一方、五りんは聖火ランナーの伴走者として東京オリンピックに参加したあと、志ん生の出番終わりを待っていた。
すると出番を終えた志ん生は五りんに会うなり、破門の取り消しを伝える。
喜ぶ五りんだったが、そこに「もうすぐ子供が生まれそう」という報が入り、急いで知恵のもとに駆け出していった。
東京オリンピック閉会式
東京オリンピックでは日本勢は様々な競技でメダルを獲得し、連日「君が代」が流れた。
その中には、ソ連を破って金メダルと獲得した女子バレーも含まれていた。
10月24日、閉会式。
観客席から眺めていた田畑政治は一人競技場を去ろうとしていた。
するとそこに岩田幸彰がやってきて、「お返しします」と嘉納治五郎のストップウォッチを手渡す。
田畑は涙をこらえることができなかった。
「いだてん」のゴール
昭和42年(1967)、熊本の池部家にストックホルムオリンピック委員会から手紙が届いた。
内容は「1912年のマラソンにおいて金栗四三は途中で姿を消し、いまだにゴールしていないから完走してくれ」というもの。
これまで「競技中に失踪し行方不明」として扱われていた四三。
オリンピック委員会は四三を記念式典でゴールさせるために招待し、四三は競技場をゆっくりと走って場内に用意されたゴールテープを切った。
「日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します!」
四三はオリンピック史上最も遅いマラソン記録として名を残したのです。
~完~
大河ドラマ「いだてん」
放送後の感想について
【いだてん】あらすじ
【いだてん】人物・キャスト