大河ドラマ「いだてん」
第45話「火の鳥」あらすじネタバレ
ここでは「いだてん」第45話「火の鳥」のサラッとしたあらすじ・ネタバレについて紹介しています。詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方はご遠慮下さい。
第45話のポイントは、なんといっても「東洋の魔女」と呼ばれた女子バレーを率いる大松監督役の徳井義実の演技でしょう。大松監督は関西弁なので違和感はないとは思うのですが、たまに徳井さんでわざとらしい関西弁になるのでコントっぽくならないからホントに心配。最終盤でプレッシャーかかる中、大丈夫かな~?
では、「いだてん」第45話のあらすじ・ネタバレどうぞ~
前回 大河ドラマ「いだてん」のあらすじ
大河ドラマ「いだてん」
第45話「火の鳥」
NHK公式 あらすじ
事務総長を解任された田畑(阿部サダヲ)だったが、決してあきらめることはなく自宅に岩田(松坂桃李)や松澤(皆川猿時)ら組織委員を集めて密かに開催準備を操り始める。田畑と袂(たもと)を分かつ形となった東京都知事・東龍太郎(松重豊)は日本橋を覆う高速道路や渋滞の悪化など、開発への批判を一身に浴びていた。元ボート選手としてスポーツへの熱い思いを秘め1940年で叶わなかった悲願の五輪開催に向けて奮闘するが―
大河ドラマ「いだてん」
第45話「火の鳥」
あらすじ【ネタバレ注意】
裏の組織委員会
昭和37年(1962)、東京オリンピックを2年後に控えたこの年、田畑政治は組織委員会事務総長を解任された。
新しい事務総長には与謝野晶子の次男・与謝野茂が就任したが、黒澤明はオリンピック記録映画の監督を降りることとなった。
落ち込む田畑のもとを訪れた岩田幸彰は、自分も渉外部長を辞めると言い出した。
しかし、田畑はこれを許さなかった。
すると、おもむろに岩田が田畑のストップウォッチを取り出して言う。
「じゃあ、これまだ持ってていいですか?」
失くしたと思い探していた田畑は驚き、すぐに取り返そうとしたが、途中で手を止めて言った。
「いや、いいわ」
すっかり元気のなくなった夫を心配していた菊枝は、帰り際の岩田たちに声をかけ、また来て欲しいとお願いした。
岩田たちは「まるで裏の組織委員会ですね」と笑ってうなずいた。
金栗四三
その後、田畑家では「裏」の組織委員会が開かれるようになった。
この「裏」では「表」の組織委員会の情報も筒抜けだった。
ある時、「表」で活動していた岩田幸彰は「コンパニオンを募集したところ、変な老人がやってきて『聖火ランナーになりたい』と言い、日本地図を渡してきた」という話をした。
岩田が言うには老人は『黎明の鐘を鳴らした者』と名乗り、足袋を履いていたという。
田畑政治はすぐにこれが金栗四三だと分かり、岩田が持っていた四三の日本地図を見て、聖火ランナーを日本中に走らせる案を思いついた。
その後、この田畑の案は岩田によって「表」の組織委員会で協議された。
沖縄から東京を目指す聖火リレーは「表」でも承認され、最終ランナーの候補には金栗四三の名が挙がる。
しかし、田畑は四三よりも未来ある若者の方がいいと思っていた。
東洋の魔女
「東洋の魔女」との異名をとった女子バレーボールが年内で引退するとの爆弾発表があった。
大松監督は慌てて駆けつけてきた田畑政治に向かって言う。
「青春を犠牲にして婚期を遅らせるのはよくないと思いまして」
田畑はオリンピックまで待って欲しいと頼んだが、大松監督は頑として譲ろうとしなかった。
しばらくして、田畑は再び大松監督のもとを訪ねたが、今度は妻の菊枝を連れていった。
一方、このとき大松監督の方もたまたま妻を連れていた。
引退発表後、大松監督のもとには賛成と反対、両方の手紙が多数届いたらしい。
大松監督はあと2年も続けたら選手たちに青春を犠牲にさせるだけでなく、自分も家に帰ることができず、家庭も崩壊してしまうと苦しい胸の内を明かした。
すると突然、菊枝が「やるべきことをやらずに帰って来てもうれしくありません!」と叫ぶと、大松監督の妻もこれにうなずいた。
さらに選手たちからも「バレーが青春!俺についてこいって言ってください!」との声が上がる。
これには大松監督も折れるしかなく、「東洋の魔女」たちは東京オリンピックに向かって突き進んでいくことになった。
次回 大河ドラマ「いだてん」第46話「炎のランナー」あらすじ
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放送後の感想について
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