大河ドラマ「いだてん」
第25話「時代は変る」おさらい
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大河ドラマ「いだてん」の第25話「時代は変る」どうでした?
主人公がほんわかマラソンバカの金栗四三から、やかましい水泳バカの田畑政治に変わり、ついに「いだてん」の第2章が開幕したわけですが、とにかくせわしなかったですよね~。
スピード感はいいんですが、阿部サダヲの早口も相まって、ついていくのに必死です(笑)。
不評だった、せわしない初回放送を思い出しちゃいました。
今回は、金栗四三の残りカスが処理されるところからスタート。
オリンピック予選会で伴走者として走っていた金栗四三は、選手たちをほったらかして何と1位でゴールしてしまい、3回目のオリンピックに出場が決まっちゃう。
いつまで経っても、この人はマラソンバカなんだなぁ。
でもよく考えたら、34歳の金栗四三が1位になっちゃうってことは、日本の若い選手たちが全然育ってないってことなんじゃないの?
後進の育成に力を注がないといけない立場の金栗四三は、結局誰も育てられなかったってことじゃないか?
野球でよく言われる、「名プライヤーは名監督になれない」ってやつなのかもね。
一方、新たな主人公として登場した田畑政治は、東京帝国大学を卒業して朝日新聞社の面接にきていた。
面接でひたすら水泳の話を熱弁されて若干ヒキ気味の社長・村山龍平と緒方竹虎(リリー・フランキー)。
これまたNHKさんは、とんでもない男を主人公にもってきましたね。
個性がありすぎて、このまま半年間もこの早口を聞いていると胸焼けしてしまいそうな気がします。大丈夫かなぁ・・・・。
さて、何だかんだで社長に気に入られて入社が決まった田畑政治。
金栗四三の弟子で朝日新聞社の同僚となった河野一郎(桐谷健太)と「陸上と水泳どっちが上か?」でいきなりバチバチ。
一瞬で終わらされたパリオリンピック結果報告会の場面でも、金栗四三をバカにしたために二人はやり合ってました。
でも、田畑政治は早口だし、河野一郎は滑舌悪いし、もう何言ってるかわかんねぇよ・・・。
ドタバタしまくってるし、本当にせわしない。
この紛糾した結果報告会は、田畑政治が本人とは知らずに嘉納治五郎につっかかり、ブン投げられて何とか終了。
やっと静かになったなと思っていたら、その後、田畑政治が設立した「水連」が、これまたうるさい!
あの勢いと、大声は正直ちょっとうっとおしいわ(笑)
中盤になると、田畑政治のどうでもいい話が挟まってきましたが、とにかくここでもせわしない。
BAR「ローズ」での改元の話、緒方竹虎の過去の話、30歳で死ぬと言われた手相の話、ゆっくり聞かせてくれれば色々と思う所もあるんだろうけど、あまりにも田畑政治が早口すぎるし、展開も早すぎるので全然印象に残らなかったよぉ。
とりあえず、逸話を忠実にブチ込んで「ちゃんと『歴史』に沿ったドラマをやってるよ」っていう作り方だったような気がする。
そして後半、アムステルダム・オリンピックへの参加の話に移ります。
サラッと流されてますが、いつの間にか3年も時間が経ってる・・・。
相変わらず渡航費を工面できない体協に田畑政治が噛みつくと、自分たちで金集めてきたら好きなだけ選手連れて行ってやると怒鳴る体協会長・岸清一。
すると田畑政治は大蔵大臣・高橋是清に会って、特別予算6万円をもらってきて体協を完全にだまらせる。
アッサリ金を作ってくる田畑政治はスゴイけど、それより今まで体協は何してたんですか?
オリンピック終わったら、4年後に次のオリンピックって知ってるでしょ?
時間は3年もあったんでしょ?
なんで、際の際で「お金どうしよ?」なんて会議してるの?
そりゃ「老害」なんて言われて当然だよ。
最初からぶっ通しでせわしなかった今回。
最後は一応バシっと決めてくれたので良かったけど、もう少しスピード落としてくれないかな?
耳がちょっとツライ・・・。
あ、あと美濃部孝蔵の落語「火焔太鼓」を本編の話に合わせて盛り込んできてましたが、そんな落語をゴリ推しされても、さっぱり分かんない。
また、クドカンの悪いとこ出てきたな~と思ってしまった。
美濃部孝蔵自体の話を絡めるのは別にいいけど、落語の内容を知らないと味が出ないような構成にはしないで欲しい。
全然、懲りてないっぽいよね。あの人。
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