大河ドラマ「いだてん」
第16話「ベルリンの壁」おさらい
この記事では大河ドラマ「いだてん」の第16話「ベルリンの壁」のおさらいと感想を書いています。
円喬の死とベルリン・オリンピック中止
大河ドラマ「いだてん」の第16話「ベルリンの壁」どうでしたか?
新しい黒坂辛作(三宅弘城)が登場したり、三島家の女中だったシマ(杉咲花)が再登場するなど新しい展開が期待されましたが、今回のみどころはやっぱり美濃部孝蔵(森山未來)の落語だったのかな?
正直、私は孝蔵の話にあまり興味が持てないので「長すぎっ」って思ってましたが、好きな人にはたまらない回だったのかと・・・・
では、第16話のあらすじと感想です。
新婚ホヤホヤの金栗四三くんは学校も卒業しても就職せず、養子に入った大富豪・池部家の仕送りで生活し、自分の好きなマラソンだけを続けるという人生を送り始めてます(笑)。
オリンピックに一緒に出場した三島弥彦も大金持ちだし、金栗四三も何だかんだで金持ちになってるなんてね・・・。
やっぱり裕福でないと、スポーツで名を残すことはできないのか?
生活の心配もなく、好きなことに集中できるっって何とも羨ましい限りです。
さて、学校の寮を出て黒坂辛作の播磨屋の2階で暮らし始めた四三は、向かいの家に三島家で働いていたシマがいることに気づく。
シマは弥彦に言われた「いつか日本も女子スポーツが盛んになるかも」という言葉で一大決心し、東京女子高等師範学校を目指すことになったとのこと。
どうやら、このシマが今後の金栗四三の人生に大きく関わっていくことになりそうですね。
あとこの場面の前後から、しきりに富士山の姿を見て「あれは箱根」ってしきりに言ってるのは、のちに四三が「箱根駅伝」を思いつく伏線にしたいんだろうなぁ。
でも、いくらこの時代だからといって、富士山と箱根を間違える人いないっしょ。
特に黒坂辛作なんかは毎日ってぐらい富士山を見てるわけだし、ご近所さんとそんな話題が今までなかったのか?
だいたい、箱根の山ってどんな形してるんだよ!って話ですわ。
「箱根駅伝」に繋げたいという、無理矢理感にはちょっとゲッソリしちゃったなぁ~。
その後、四三はいつものごとく、ただただトレーニングを続け「水しぶき走法」を開発(笑)。
「電信柱練習法」とか、「水しぶき走法」とか、もうこの人の考えることが小学生の必殺技でしかない・・・(笑)。
そんなマラソンバカの四三くんは、せっかく新妻のスヤさんが下宿先を訪れても、集中できないから「帰れ」と言う始末。
気持ちは分かるけど、バカすぎる・・・というか、自分勝手すぎる。
仕送りもらって好き勝手やっといてのこの仕打ちは酷いわ。
なぜ今、バカみたいに走ることができるのか考えてから言えよな。
離婚されたら、あんた・・・走れなくなるやん・・・。
それでも夫の気持ちをくみ取って熊本に帰るデキた嫁・スヤさん。
自分勝手にやりたい放題の四三くんは色んな意味で恵まれた人。
「こんな奴、バチがあたればいいんだ」なんて思っていたら、やっぱりバチがあたっちゃう(笑)。
なんと、ベルリン・オリンピックが第一次世界大戦の影響で中止に。
せっかく、前回のオリンピックの惨敗からトレーニングを積んできたのに、この中止は選手にとっては痛すぎる。
ショックのあまり、すっかり引きこもりになってしまった四三くんですが、正直スヤさんとの一件があるから「ざまぁ」です(笑)。
一番かわいそうだったは四三の兄・実次さん。
スヤを邪魔者扱いして追い返した池部幾江からモロにとばっちりを受け「すいません」の連呼。
事情を聞いて「あの野郎」って怒るのも無理もないわ。
一回、マジでシバいたった方がいいすよ。お兄さん。
さて、四三がこんな感じでドタバタしてた頃、いまだに意図が見えてこない落語家・古今亭志ん生(美濃部孝蔵)の話も今回は進展。
旅の途中でケンカして追い出され、落語もできなくなった孝蔵。
相変わらず遊び呆け、挙句の果てに無銭飲食で逮捕されてしまう。
そして牢屋で師匠・橘家円喬の死を知って悲嘆に暮れ、亡き師匠を思ってクソ長い落語を披露。
泣ける場面なのかもしれないけど、正直あんまり興味ないな~。
まーちゃん(田畑政治)や、牢屋の同居人が言うように「こんな長い噺をよく覚えて偉いな~森山未來」って感じ。
ここから孝蔵が落語に真剣に取り組み、名人・古今亭志ん生になっていく転機になっているのかもしれないけど、やっぱりどうでもいいっす・・・。
なんかこの孝蔵の話って「落語は面白いんだぞ。すごいんだぞ」ってのを押し付けられてる気がして、いつまで経っても嫌悪感しかないんだよな~。
たまに感動したり、面白いなって思う場面もあるけれど、どれもこれも単発なんだよ。
そろそろ、本編のオリンピックの話に繋げてくれないと見てるのが辛くなってきた。
第16話「ベルリンの壁」
深堀り記事
第16話「ベルリンの壁」
勝手にMVP
今回のMVPは美濃部孝蔵というか森山未來。
ただただ、あの長~い噺を見事に演じ切ってて偉いな~って感じ。
落語の良さは未だに分かりませんが、演じてた森山未來の努力は分かりました。
きっといっぱい練習したんだろうな~。偉いな~。でも、面白かねぇや・・・(笑)。
次回 第17話「いつも2人で」
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