禅語 大死一番絶後再蘇
(大死一番、絶後再び蘇る)
大河ドラマ「おんな城主 直虎」では、ホントにためになる禅語がたびたび登場しています。
今回紹介する「大死一番絶後再蘇」(大死一番、絶後再び蘇る)は徳政令の受け入れを命令され窮地に立たされた直虎が悩み、一つの答えを見出して発した禅語です。
大河ドラマ直虎では、「百尺竿頭進一歩」(百尺竿頭に一歩を進む)と同時に使っていますが、今回はこの「大死一番絶後再蘇」(大死一番、絶後再び蘇る)について説明し、「百尺竿頭進一歩」(百尺竿頭に一歩を進む)については別記事で紹介しています。
大死一番絶後再蘇(大死一番、絶後再び蘇る)
「大死一番」は、自分の心にある執着をすべてなげうち、仏道に身をささげるという意味です。
これが転じて、現在では「一度死んだつもりになって全力で奮起すること」、「死ぬ覚悟でなにかをしてみること」を意味する言葉として用いられています。
また「絶後再蘇」は、そのあと新しい自分に生まれ変わるという意味です。
「大死一番」したあとは、「絶後再蘇」こそが重要であり、全ての執着を捨てて奮起すれば、本来の自分を見つけだすことができて、新たに生き直せるという「碧巌録」に書かれた教えです。
この言葉は、スポーツ選手が好んで使っているところをよく見ます。
勝負の世界で生きている人には、結構メジャーな禅語ではないでしょうか。
しかし、一方で真面目に働いていない人や、悪事を働いた人が使うことも多いような気がします。
まぁ結果的に良い方向に進んでいるのであれば問題ないとは思いますが。
大河ドラマ「おんな城主 直虎」で直虎は、「百尺竿頭進一歩」「大死一番絶後再蘇」をセットにして、全てを捨てて先に進み生まれ変わると決心しています。
南渓和尚は、そんな姿を「直虎らしい」と言います。
確かに「おとわ」から全てを捨てて生まれ変わり「次郎法師」となり、さらに直親の死によって「井伊直虎」に生まれ変わった直虎にはピッタリの言葉なのかもしれません。
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