いだてん関連

いだてん|シマ(杉咲花)は実在の人物?三島家の女中・シマはその後女子スポーツ発展の先駆けに?

投稿日:2018年12月24日 更新日:

大河ドラマ【いだてん】
~東京オリムピック噺~

2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の主人公・金栗四三はオリンピック出場を決めたあと、杉咲花が演じる三島家の大豪邸で女中『シマ』と出会います。

この大河ドラマのほとんどはキャラクターは実在する人物で固められていますが、ではこの『シマ』は実在の人物だったのでしょうか?

結果から言いますと『シマ』は実在した人物ではなく、この大河ドラマ用に作られた架空のキャラクター。

しかし、宮藤官九郎の脚本によって『シマ』は生き生きと描かれ、杉咲花の演技力によってあたかも実在したかのような人物となっていきます。※私の希望w

金栗四三は黙々と走るマラソンランナーのようですが、第一線から退いたあとは女子のスポーツ発展にも力を入れる指導者となっていったことを考えると、この『シマ』はその活動に一役買っていくことと思われます。

この記事では、杉咲花が演じる架空の人物『シマ』について紹介していきます。

 

関連記事

いだてん|シマは関東大震災で死ぬの?行方不明のシマ(杉咲花)の残酷な運命のネタバレ!
大河ドラマ【いだてん】 シマが関東大震災で死ぬの? 大河ドラマ「いだてん」で、金栗四三が勤務する第二高女(通称:竹早)で共に教鞭をとっているシマちゃん先生(杉咲花)
いだてん|シマ生きてた?増野りく役で杉咲花が再登場!小松勝と結婚し五りんの母となるシマにうりふたつの「りくちゃん」
大河ドラマ「いだてん」 増野りく(杉咲花) 大河ドラマ「いだてん」で、関東大震災によって行方不明になってしまった増野シマ(杉咲花)。 その忘れ形見である娘「りくちゃん

出典:https://www.nhk.or.jp/

 

スポンサーリンク

 

三島家の女中だったシマ

シマは金栗四三が初めてオリンピックに出場することが決まった時、共に出場する三島弥彦の豪邸で女中(お手伝い)として働いていました。

第1話でも天狗倶楽部の面々が野球をしていて花瓶を割る場面でも登場してきます。

さて、金栗四三はオリンピックに出場するにあたり、三島邸でテーブルマナーなどのレッスンを受けることになりますが、厳しいレッスンに意気消沈し、食事も喉を通らなかった金栗四三のもとに弥彦の命でシマがやってきて、弁当を差し出してくれます。

この時、シマは金栗四三に対して、「長距離を走る気持ちってどんな気持ちですか?疲れるだけなら皆は知らないと思うんです。疲れた先には走った人にしか分からない何かがあるんじゃないかと思って・・・」とマラソンのことに興味を示すような発言をしています。

このあと、すぐにシマは何か行動を起こすわけではありませんが、のちの伏線がここで張られているのでしょう。

その後、シマは三島弥彦が母親(和歌子)にオリンピック行きを伝えていないことを心配する優しいところを見せますが、三島弥彦は「余計なお世話」などど冷たくあしらわれました。

しかし、優しいシマは三島弥彦が出発する際には、和歌子を連れて駅に現れ、二人の感動の場面をお膳立てします。

やがてストックホルムに着き、ノイローゼ気味になった三島弥彦から届いた手紙の内容に不安の色を隠せない三島家。

三島弥彦の良き理解者であったシマももれなく、半ベソかいてます。

 

 

スポンサーリンク

 

シマが女子スポーツの先駆けへ?

やがてオリンピックで大惨敗した金栗四三は帰国(三島弥彦は海外視察後に帰国)し、次回オリンピックに向けて練習を開始しました。

そしてある日、金栗四三は下宿先の向かいの家からシマに声をかけられます。

この時、シマはすでに三島家の女中を辞め、ミルクホールで働きながら東京女子高等師範学校を目指して勉強していました。

シマが女中を辞めるきっかけとなったのは、三島弥彦から「いずれ日本も西洋のように女子スポーツが盛んになるかもしれない」という言葉に背中を押されたから。

この頃になると、シマはお節介やきの女性から、目標に向かう強い女性になっていました。

 

その後、無事に東京女子高等師範学校に入学したシマは、金栗四三から「女子体育の振興は国を挙げて取り組むべき課題」と励まされ、決意を確固たるものにしていきます。

しかし、当時はまだまだ女性がスポーツをすることをよしとしない時代。

金栗四三が企画した「東海道五十三次駅伝競走」に女子も参加できないものかと相談して怒られたり、自作(ダサい)のトレーニングウェアで人目のつかない早朝にランニングをしたりしながら、女性のスポーツに対する理不尽な扱いに心を痛めることになります。

転機となるのは、金栗四三にとって最後のオリンピックとなったアントワープ・オリンピックの時。

金栗四三は立ち寄ったベルリンのスタジアムで女性の槍投げを見て、女性の力に驚愕します。

そして、ここからはあらすじが発表されてないので予想ですが、金栗四三とシマは協力して女子スポーツの礎を築いていくことになる・・・と思います。

ちなみに、このシマは東京女子高等師範学校の講師・二階堂トクヨからお見合いの代役も頼まれていますので、こちらの話も面白くなっていくと思います。

 

その後のシマと、娘のりくについて

いだてん|シマは関東大震災で死ぬの?行方不明のシマ(杉咲花)の残酷な運命のネタバレ!
大河ドラマ【いだてん】 シマが関東大震災で死ぬの? 大河ドラマ「いだてん」で、金栗四三が勤務する第二高女(通称:竹早)で共に教鞭をとっているシマちゃん先生(杉咲花)
いだてん|シマ生きてた?増野りく役で杉咲花が再登場!小松勝と結婚し五りんの母となるシマにうりふたつの「りくちゃん」
大河ドラマ「いだてん」 増野りく(杉咲花) 大河ドラマ「いだてん」で、関東大震災によって行方不明になってしまった増野シマ(杉咲花)。 その忘れ形見である娘「りくちゃん

 

スポンサーリンク

 

【いだてん】あらすじ

 

【いだてん】人物・キャスト

あ:浅草の人物

あ:東龍太郎(松重豊)

い:池部幾江(大竹しのぶ)

い:犬養毅(塩見三省)

い:岩田幸彰(松坂桃李)

お:大隈重信(平泉成)

お:大森安仁子/アニー(シャーロットケイトフォックス)

お:大森兵蔵(竹野内豊)

お:緒方竹虎(リリー・フランキー)

お:押川春浪(武井壮)

か:河西三省(トータス松本)

か:金栗家の人物

か:金栗実次(中村獅童)

か:金栗四三(中村勘九郎)

か:嘉納治五郎(役所広司)

か:可児徳(古舘寛治)

く:黒坂辛作

げ:ゲネンゲル

こ:河野一郎(桐谷健太)

こ:小梅(橋本愛)

こ:古今亭志ん生(ビートたけし)

し:シマ(杉咲花)

す:杉村陽太郎(加藤雅也)

せ:清さん(峯田和伸)

そ:副島道正(塚本晋也)

そ:孫基禎

た:高石勝男(斎藤工)

た:高橋是清(萩原健一)

た:橘家円喬(松尾スズキ)

た:田畑政治(阿部サダヲ)

て:天狗倶楽部メンバー

な:永井道明(杉本哲太)

な:永田秀次郎(イッセー尾形)

な:中川臨川(近藤公園)

な:南昇竜

に:二階堂トクヨ(寺島しのぶ)

の:野口源三郎(永山絢斗)

は:春野スヤ(綾瀬はるか)

ひ:人見絹枝(菅原小春)

ひ:ヒトラー

ひ:平沢和重(星野源)

ほ:本庄(山本美月)

ま:前畑秀子(上白石萌歌)

み:美川秀信(勝地涼)

み:三島家の人物

み:三島弥太郎(小澤征悦)

み:三島弥彦(生田斗真)

み:三島和歌子(白石加代子)

み:美濃部孝蔵(森山未來)

む:ムッソリーニ

む:村山龍平

よ:吉岡信敬(満島真之介)

ら:ラザロ

 

【いだてん】関連記事

スポンサーリンク

-いだてん関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

いだてん|野口源三郎とは?大河ドラマで永山絢斗(ながやまけんと)が演じる東京高等師範学校の後輩

大河ドラマいだてん ~東京オリムピック噺~ 2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で主人公・金栗四三は東京高等師範学校に入学しますが、そこで登場するのが永山絢斗(ながやまけんと) …

いだてん|ヒトラー|前畑秀子とゲネンゲルの戦いに姿を現すナチス・ドイツのフューラー(国家元首)の生涯とは

大河ドラマ「いだてん」 ヒトラー 大河ドラマ「いだてん」では、白黒の本人映像で紹介されているドイツのヒトラー。 嘉納治五郎、田畑政治が東京オリンピック開催を勝ち取ったIOC総会のあと、ベルリンでは19 …

いだてん|幻の1940東京オリンピック①【招致成功編】嘉納治五郎の夢、開催決定までの歴史を簡単にご紹介!

大河ドラマ「いだてん」 幻の1940東京オリンピック①【招致成功編】 大河ドラマ「いだてん」は、これまでの1人の偉人の生涯を追ったドラマではなく、「東京オリンピック」開催のために尽力した歴史を描いたド …

いだてん|ミルクホールとは?大河ドラマでシマ(杉咲花)が働く大正時代の庶民の社交場

大河ドラマいだてん ~東京オリムピック噺~ 2019年NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で登場する杉咲花が演じる三島家の女中「シマ」。 この「シマ」は金栗四三の「やがて日本も西洋のよう …

フラとは?フラがあるの意味|いだてんで古今亭志ん生が橘家円喬に言われた「フラ」について

大河ドラマ「いだてん」 『フラがある』 大河ドラマ「いだてん」で酒に酔って初高座に上がり、途中で噺を切り上げてしまった美濃部孝蔵(三遊亭朝太)は、席亭から大目玉をくらい第14話で師匠の橘家円喬から武者 …