大河ドラマ西郷どん(せごどん)
34話35話36話37話
あらすじネタバレ
大河ドラマ西郷どん(せごどん)第34話からは、西郷吉之助が幕末、明治維新の流れに翻弄されるところが描かれていきます。
現時点(8/15)では、まだ第34話以降のあらすじは発表されていませんが、ここまでのあらすじと小説「西郷どん」や史実と合わせて、34話、35話、36話、37話までのあらすじと予想してみましたので、どうしても先が気になってしまう方は参考にご覧ください。かなり大河ドラマ西郷どんの内容に沿って書いてありますので【ネタバレ注意】としておきます。
本編では重要な歴史の出来事がナレーションですっ飛ばされたり、鹿児島での生活が長く描かれたりなどでズレてしまう場合もあるかとは思いますが、一応そこらへんも予想して書いてます。
例えば龍馬が斉彬のようにナレ死したりね・・・ww。
では、どどーんと大河ドラマ西郷どん(せごどん)34話35話36話37話あらすじネタバレをどうぞ!
悲しみを乗り越え、明治維新へドーン!
34話「将軍慶喜」
西郷吉之助の妻、糸が男子を出産。
吉之助は干支にちなんで「寅太郎」と名付け、奄美大島に残した愛加那や菊次郎、菊草に思いを寄せる一方で、幕府は長州再征伐のさなかに14代将軍・徳川家茂が急死した。
将軍には一橋慶喜が指名されたが、慶喜は「徳川宗家は継ぐが将軍職はやりたくない」と主張し、休戦交渉を軍艦奉行の勝海舟に丸投げした。
この長州再征伐で事実上の敗北となった幕府は権威を失墜させ、倒幕派を勢いづかせることとなっていく。
しばらくして、孝明天皇の強い希望により、第15代将軍に慶喜が就任することとなった。
しかし、この直後に孝明天皇が崩御し、15歳の睦仁親王が即位して明治天皇となる。
征長軍を解体した慶喜だったが、将軍となったことで幕府の存続にさらに固執し、フランスの援助を受けて軍備の強化を図っていった。
これに対し、吉之助は政治の中心を幕府から雄藩連合に移すべく、薩摩、土佐、宇和島、越前による「四候会議」を開催を計画して島津久光の協力を仰いだ。
その後、開かれた四候会議で、吉之助と大久保一蔵は幕政の主導権を握ろうと画策したが、慶喜の前に会議では完全敗北。
このため、薩摩藩は武力による「討幕」へとひた走ることとなった。
その後、吉之助は土佐藩の後藤象二郎や、坂本龍馬たちと大政奉還と新政府構想について話合い「薩土盟約」を結び、慶喜を牽制。
大久保一蔵も岩倉具視と共に、朝廷に働きかけて明治天皇から「討幕の密勅」を得ることに成功し、ついに慶喜を追い詰めたかに見えた。
しかし、この「討幕の密勅」が下された同じ日、慶喜は大政奉還を行って薩長が倒すべき幕府そのものを無くしてしまうのであった。
35話「戦の鬼」
まず幕府を無くすことで「討幕の密勅」を無効化し、表面上は政権を朝廷に返しながらも、政治能力が乏しい朝廷が自分に泣きついてくることを計算していたのだ。
それでも西郷吉之助は武力討幕を諦めず、「討幕の密勅」を持って薩摩に赴き、島津茂久・久光らに京への出兵を促した。
世の中が目まぐるしく揺れ動く中、京都の近江屋で坂本龍馬が暗殺されたのはこの頃であった。
一方、大久保一蔵は大義名分を失った現状を打破すべく、岩倉具視と謀って「王政復古の大号令」というクーデターを朝廷内で起こす。
これにより、朝廷の実権を握った岩倉具視が新政府を誕生させたが、所詮は皇族、公家、諸侯による合議政府ができたにすぎず、慶喜は静かに参政のオファーをしたたかに待っていた。
ここで吉之助と一蔵は、あらゆる手を尽くして武力討幕への道を切り開くことを決意する。
新政府によって開かれた小御所会議で、慶喜の官位返還と領地没収を求めた「辞官納地」を決定し、江戸では浪士たちを雇って挑発的なテロ行為を実行。
これに耐えかねた江戸の市中取締担当の庄内藩が薩摩藩邸を焼き討ちすると、吉之助は旧幕府側が先に手を出したという大義名分を得て征討軍を起こす。
日本国内の内乱を嫌っていた吉之助の手段を選ばない行動に、西郷信吾たち若手藩士たちは戸惑いを見せるばかりだった。
36話「慶喜の首」
大久保一蔵と岩倉具視は、旧幕府軍との戦闘にあたり秘策を用意していた。
一蔵は寵妾・おゆうに、真っ赤な錦に菊の御門と『天照皇太神』と書いた錦の御旗を作らせ、新政府軍が天皇の正規軍であることをアピールしたのだ。
そして始まった鳥羽伏見の戦いでは、この御旗が功を奏して次々と旧幕府軍の諸藩は寝返り、新政府軍は戦闘を優位に進めていった。
勝利を確信した西郷吉之助は、妻・糸に対して手紙を送り、戦が終わったら薩摩に帰って隠居し、百姓になると伝えるのであった。
新政府軍が圧倒した鳥羽伏見の戦いの夜、信じられない事が起こる。
徳川慶喜が会津藩・松平容保、桑名藩・松平定敬を連れて大坂城を抜け出し、旧幕府軍を捨てて海路で江戸に向かったのだ。
その後、江戸に着いた慶喜は寛永寺にて謹慎生活に入り、新政府に恭順の意を示した。
しかし、吉之助は徳川家がある限り、自分の望んだ新しい日本にはならないと考えていた。
やがて東征大総督府下参議になった吉之助は全軍の指揮権を与えられ、江戸城総攻撃のため東へ向かった。
江戸城総攻撃を前に、吉之助のもとに旧幕府軍の勝海舟の使者・山岡鉄太郎(鉄舟)が訪ねてきた。
鉄太郎は江戸城総攻撃の中止を訴えると、吉之助は拒絶。
しかし、鉄太郎は「徳川の者から見た慶喜と、薩摩の者から見た島津斉彬は同じであり、逆の立場なら同じ返答ができるか」と問う。
すると返答に悩んでいる吉之助のもとに、夕闇に紛れて一人の老女が見通りを願い出てきた。
老女はかつて篤姫を将軍の御台所にしようと教育していた幾島だった。
幾島は吉之助との再会に喜ぶ間もなく、徳川家の存続を願う天璋院(篤姫)の嘆願書を差し出す。
これを手にすると吉之助は、篤姫の輿入れのために奔走した日々が浮かび、自分を頼りにする篤姫の気持ちに心が揺さぶられるのであった。
37話「江戸無血開城」
吉之助はすぐに江戸から離れすように勧めるが、天璋院は江戸の町と共に運命を共にするという。
その後、勝海舟と会見の場を設けられたが、山岡鉄太郎(鉄舟)や天璋院の言葉から、心を揺さぶられていた吉之助は平和的解決を決断する。
海舟も吉之助から出された条件である、江戸城明け渡しのほか、軍艦、武器の譲渡を認めることで話は進んだ。
唯一、海舟が認めなかったのは徳川慶喜の預け先で、慶喜の弟が治める備前岡山藩ではなく、実家の水戸家にしてくれという。
吉之助はこの願いを受け入れ、ついに総攻撃は中止となり世に名高い「江戸城無血開城」が実現するのであった。
江戸城が新政府に渡されても、新政府を認めようとしない旧幕臣たちの抵抗は続いた。
吉之助はこれ以上の戦闘を避けようと尽力するも、対応が手ぬるいとの批判を受けて解任され、代わりに長州藩士・大村益次郎が新司令官に就任する。
すると益次郎は薩摩藩士・海江田信義ら慎重派を制し、武力による殲滅が始まってしまった。
38話以降
体調を崩した吉之助は鹿児島に帰郷していたが、やがて北陸出征を命じられて弟・吉二郎を連れて北陸に赴いた。
この戦争で吉二郎は戦死し、吉之助は大きな悲しみを背負ったが、戊辰戦争が終結し、明治時代に入ると吉之助は亡き主君・島津斉彬の遺志を果たしたと考え、名を「隆盛」と改めて鹿児島に帰った。
38話の詳細なあらすじ
そして明治2年(1869)、西郷家は上之園の借家から武村に引っ越すと、隆盛と妻・糸は奄美大島から9歳になった菊次郎を引き取った。
この家には、戊辰戦争で戦死した吉二郎の妻・園と2人の子供、東京にいる従道(信吾)の妻・清子、居候の川口雪篷が同居し、相変わらず貧乏生活を送ることになる。
そんな中、翌年には糸が第2子・午次郎を生み、一層貧しい生活となっていくが家族は和気あいあいと幸せな時間を過ごしていた。
西郷隆盛も郷中教育を受けさせていた愛加那との子・菊次郎の剣の稽古に付き合って汗を流し、夜には4歳になった糸との子・寅太郎と並んで寝た。
さらに猟に行こうとすれば「一緒に行く」と菊次郎がついてきて、帰りには温泉に入ったり、ウナギを獲ったり。
隆盛は幸せな生活がこのまま続いていくものと思っていた。
西郷どん(せごどん)あらすじ
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