西郷どん関連

大河ドラマ西郷どん(せごどん)【郷中(ごじゅう)教育】長老(おせんし)二才(にせ)長稚児(おせちご)小稚児(こちご)に分かれた薩摩藩の教育システム

投稿日:2017年12月26日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
郷中(ごじゅう)教育とは?

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第1話(初回)は、西郷隆盛らの幼少期が描かれ、西郷隆盛は西郷小吉、大久保利通は大久保正助として登場。

他にも歴史に名を残す薩摩藩士がたくさん登場してきます。

西郷小吉ら子供たちは、町内単位で一つのグループを形成し教育を受けており、これが「郷中(ごじゅう・ごちゅう・ごうちゅう)/郷中教育」というのものです。

今回は、この集団自治教育システム「郷中/郷中教育」について紹介したと思います。

 

 

出典:http://rekishi-mystery.seesaa.net/

スポンサーリンク

 

郷中(ごじゅう・ごちゅう・ごうちゅう)/郷中教育

薩摩藩は、武士の居住区ごとに「郷」というものに別れて、グループを形成していた。

「郷中/郷中教育」は、このグループに別れた薩摩藩特有の藩士子弟の教育システムを指す。

郷中は戦国の島津義弘の代、豊臣秀吉の文禄・慶長の役の間、留守を預かった武士の青少年の風紀が乱れたことから、これを心配した家老たちが考案した教育システムが起源といわれており、当初は18の郷中だったが、西郷隆盛たちが活躍した幕末期には33郷中に増加していた。

 

郷中は、

⓵ 6から10歳ぐらいまでを「小稚児(こちご)」

② 11から15歳ぐらいまでを「長稚児(おせちご)」

③ 15から25歳ぐらいまでを「二才(にせ)」

④ 妻帯者を「長老(おせんし)」

のグループに分けていた。

 

各郷中には、特定の教師は存在せず、年長者が指導にあたる形をとっている。

郷中の運営は、それぞれの自主性に任され、教育内容は非常に厳しいものであった。

幼少期から10数年間も集団の中で過ごすために、郷中の結束は強く、他の郷中との競争意識も高く、大河ドラマ西郷どん(せごどん)の中でも、西郷小吉らの下加治屋町郷中は、隣の高麗町や平之郷中とたびたび競い合っている。

この郷中教育のおかげで、鉄の結束と強い闘争心を持つ薩摩隼人の気風が育まれていった。

ちなみに、西郷隆盛(小吉・吉之助)は、20歳の時に下加治屋町の二才頭に就任して、同じ郷中の後輩たちの指導にあたっている。

 

 

スポンサーリンク

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の【説明記事一覧】疑問に思った内容や人物を簡単に紹介!
大河ドラマ西郷どん(せごどん) 背景・関連記事・説明記事一覧 この記事では、大河ドラマ西郷どん(せごどん)の本編にある背景や、史実をもとに紹介した関連記事、疑問に思うワ
大河ドラマ西郷どん(せごどん)あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ【初回から最終回まで】
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」全話 あらすじ・ネタバレ・感想・期待度まとめ この記事では、2018年NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」全47話のあらすじ・

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

-西郷どん関連

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【一橋慶喜の将軍後見職と松平春嶽の政事総裁職】西郷どん(せごどん)島津久光の文久の改革によって新設された役職とは?

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 将軍後見職と政事総裁職 大河ドラマ西郷どん(せごどん)で、寺田屋騒動なで過激な尊王攘夷志士たちを処分した薩摩の「国父」島津久光は朝廷から働きを認められて調子に乗っていま …

大河ドラマ西郷どん(せごどん)於一(おいち)北川景子が演じる篤姫は西郷が好きだった?将軍・家定の正室となり徳川家に身を捧げた斉彬の養女

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 於一(おいち)/篤姫・天璋院 大河ドラマ西郷どんで、北川景子が演じるのが於一こと、のちの篤姫。 養父・島津斉彬の御前で開かれた相撲大会で西郷吉之助(隆盛)を気に入り、将 …

長州藩家老・国司信濃(くにししなの)大河ドラマ西郷どんで長州征伐の際に切腹する三家老の一人

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 国司信濃(くにししなの) 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第28話で、一橋慶喜は長州藩を叩き潰すべく長州征伐を決定します。 征長軍参謀として参陣させられた西郷吉之助は、 …

【八月十八日の政変】西郷どん(せごどん)薩摩藩が「薩賊」と嫌われた理由とは?長州藩を京都から追い出したクーデター

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 八月十八日の政変 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第26話、西郷吉之助は沖永良部島から復帰し、すぐに京都に上っていますが、この頃の京都は吉之助が島流しに遭う前とかなり状 …

【小河一敏(おごうかずとし)】西郷どん(せごどん)で吉之助が下関で出会った豊後岡藩の尊王志士の生涯とは

大河ドラマ西郷どん(せごどん) 小河一敏(おごうかずとし) 大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第22話「偉大な兄 地ごろな弟」で、西郷吉之助は「国父」島津久光によって、下関で薩摩本隊を待つように命じられ …