大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
最終回(第47話)「敬天愛人」あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」最終回(第47話)「敬天愛人」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
最終回(第47話)「敬天愛人」
NHK公式 あらすじ
西郷(鈴木亮平)は残った兵士とともに包囲網を突破し、薩摩の城山に到達する。一方、大久保(瑛太)は内国勧業博覧会の準備にまい進していた。その頃、従道(錦戸亮)は、片足を失い政府軍に投降した菊次郎(今井悠貴)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保は、降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最後の戦いに向かう。そして、糸(黒木華)は夫西郷の真意を息子たちに語り始める。
NHK公式サイト 大河ドラマ「西郷どん」第47話「敬天愛人」より抜粋
西郷どん(せごどん)
最終回(第47話)「敬天愛人」
あらすじ【ネタバレ注意】
西郷隆盛の最期
糸とに別れを告げた翌朝、西郷隆盛は400人ほどの小隊で陣を出発。
鹿児島を固めていた政府軍の包囲網を突破して、市街が見下ろせる城山に籠った。
錦江湾の向こうには、雄大な桜島が見えている。
その時、隆盛と村田新八は、足元の平たい石に刻まれた文字に気がつき、顔を見合わせた。
そこには昔、郷中の仲間たちと登り、隆盛が刻んだ『cangoxina』の文字が残っていた。
すると隆盛の脳裏には過去の情景が駆け巡り、行く先には斉彬、隣には一蔵がいることを思い出す。
「国の区切りの時には誰かが死なねばならん。おいは死んでやらにゃならん。一蔵どんのためにも・・・」
糸と菊次郎、熊吉は、隆盛に投降を勧めにきた従道によって無事に鹿児島の家に帰された。
「旦那さぁは、お覚悟を決めちょいもす」
隆盛も従道も、そして大久保利通も、皆それぞれ信念を持って、自分の道を選んでいた。
その頃、隆盛らは城山の洞窟に籠っていた。
残りはついに40名。
いよいよ最後の時を迎えようとしていた。
政府軍は翌日の城山総攻撃を決定していたが、5時までに降伏すれば助命する旨を通達してきた。
上野で開催している内国勧業博覧会で多忙なはずの大久保が、最後の最後で政府軍に指令を出したものだった。
しかし、隆盛はクスリと笑って返答すらしなかった。
そして明治10年(1877)9月24日の未明、山縣有朋が率いる政府軍は総攻撃を開始した。
隆盛も腹部に弾を受け「ここらでよか」と覚悟を決めて、別府晋介の介錯で自害した。享年51。
両軍合わせて13,000人以上の戦死者を出した「西南戦争」は、隆盛の死をもって終結となった。
島津久光と海江田武次、静岡でふきと暮らしていた徳川慶喜、従道と糸たち家族は、思い思いにその死を受け止めた。
西南戦争の終わりから地球に接近していた火星を人々は「西郷星」と呼んでいた。
これを見て勝海舟はつぶやいた。
「龍馬とよろしくやってるか、西郷どん・・・」
この西南戦争の翌年、大久保は馬車で赤坂仮御所へ向かう途中に暗殺された。
大久保の手には、隆盛からの書状が握られていたという。
「国を一つつくるというのは、全くえらかことじゃなぁ。じゃっどん、こいでなんとか出来上がることじゃろう。あと百年、百五十年たったら、どれほどかましな国になることじゃろうなぁ…」
天を敬い、人を愛した男の一生であった。
西郷どん48話?【その後】
西郷どん(せごどん)
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。