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大河ドラマ西郷どん(せごどん)桂久武 ハンバーグ師匠・井戸田潤が演じるのは西郷との友情を貫きと通した赤山靱負の弟・桂久武

投稿日:2018年1月19日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
桂久武(かつらひさたけ)

大河ドラマ西郷どん(せごどん)で、スピードワゴンの井戸田潤が演じるのが桂久武。

これまでの大河ドラマでも、芸人さんがよく登場していて単発の出演が多いですが、桂久武は最後の最後まで登場してくる重要な役どころ。

最初は、兄である赤山靱負の処刑を知らせる役(このときは島津歳貞という名前)として登場し、その後西郷が島流しにあったあと再登場。

個人的には、最後の西南戦争で「藩バァァァァグ!」と言って死んで欲しいです(笑)。

では、今回は赤山靱負の弟で、西郷との友情を最後まで貫き通したハンバーグ師匠こと桂久武について簡単に紹介します。

ふざけてすいません・・・。

 

 

出典:https://www.instagram.com/

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桂久武(かつらひさたけ)

桂久武は、天保元年(1830年)に島津氏分家の日置島津家当主・島津久風の五男として誕生した。元の名は島津歳貞という。

母は同じ島津氏庶流である末川久泰の娘。

長兄は、第29代藩主・島津忠義の主席家老島津久徴。

次兄は、お由羅騒動で犠牲となった西郷隆盛のの師ともいえる赤山靭負。

安政2年(1855年)に、同じ島津氏分家である桂家の薩摩藩士・桂久徴の養子となった。

 

桂久武は薩摩藩の要職を務めていたが、家老であった兄・島津久徴が島津斉彬派に所属していたために罷免され、斉彬の死後には西郷と入れ替わるように奄美大島に左遷された。

奄美大島には警護役人として赴任していたが、西郷が残した島妻・愛加那や子どもたちの面倒もみていた。

 

 

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やがて鹿児島に戻った桂久武は、元治元年(1864年)に大目付となって小松帯刀らと共に藩論の統一に貢献。

慶応元年(1865年)には家老に昇格して、京都では長州藩・桂小五郎(木戸孝允)と結び、薩長同盟の提携に尽力する。

厚い信頼を寄せられていた桂久武は、西郷の武力討幕論を支持した。

 

明治維新後、桂久武は明治3年(1870年)に西郷と共に鹿児島藩権大参事となって藩政のトップを勤めたのち、都城県参事、豊岡県権参事を歴任。

その後、桂久武は豊岡県令の辞令を受けたが、病を理由に断って鹿児島に帰郷した。

帰郷後の桂久武は、霧島山麓の開拓や鉱山開発の指導を行っていたが、明治10年(1877年)に西郷隆盛が挙兵すると西郷側に加わる。

もともと西郷に加担するつもりのなかった桂久武だったが、西郷の出陣を見送りに行った際に心変わりして従軍したという。

西南戦争では薩軍の輸送支援部隊の責任者を務めていたが、薩軍が城山に追い詰められると流れ弾に当たって戦死した。享年47歳。

 

 

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