大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第11話「斉彬暗殺」あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第11話「斉彬暗殺」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
第11話「斉彬暗殺」
NHK公式 あらすじ
篤姫(北川景子)を将軍家に嫁がせ、一橋慶喜(松田翔太)を将軍に擁立しようとする斉彬(渡辺謙)に彦根藩主・井伊直弼(佐野史郎)は嫌悪感を露(あらわ)にする。そんなとき斉彬の世継ぎである虎寿丸が突然亡くなり、さらに斉彬まで病に倒れる。吉之助(鈴木亮平)は、その影に由羅(小柳ルミ子)と斉興(鹿賀丈史)の存在を疑い探索を始める。
西郷どん(せごどん)
第11話「斉彬暗殺」
あらすじ【ネタバレ注意】
大久保正助と島津久光
安政元年(1854年)江戸城では、斉彬が将軍・家定に会っていた。
老中・阿部正弘が、家定に薩摩から御台様(妻)を迎える件は覚えていますかと問いかける。
家定は、機嫌よく「うん」と返事し、安心する阿部と斉彬。
阿部が、話を進めてよろしいかと再確認すると、家定はもう話を聞いていない。
家定は、幼少の頃から病弱で言動も定かでなく、政治は重臣たちにまかせっきりになっていた。
幕府内は、斉彬らの革新派と井伊の保守派が対立。
斉彬は、家定に篤姫を嫁がせ、幕府を改革するため一橋慶喜を次期将軍にしようとしていた。
一方、井伊直弼は、紀州藩主・徳川慶福を次期将軍に推していた。
慶福は9歳。
井伊は後見人として権力を握ろうとしていた。
薩摩藩邸では、突如斉彬の子・虎寿丸が死んだ。
斉彬は5人の子供を失ったことになる。
篤姫、吉之助も悲しみに暮れるが、斉彬は悲しみを紛らわすかのように仕事を指示していた。
藩邸の藩士たちは、由羅の呪詛の噂が再燃。
江戸の高輪で隠居している斉興と由羅の元にも話は届いていた。
数日後、薩摩にも虎寿丸死去の報が届く。
有馬新七や西郷吉二郎は、由羅を斬ろうと意気込むが正助がなだめる。
後日、正助が記録所の整理をしていると、イギリス船が来航した文政7年の宝島事件の記録を探すように言われる。
どうやら、島津久光が異国との戦に備えて読みたいらしい。
正助は、久光が日本の将来について真剣に考えていることに畏敬の念を抱き、虎寿丸死去についての話をきり出した。
「このままではまた多くの血が流れることになりそうです」
久光は、なぜ自分にそんな話をするのかと尋ねる。
正助は「あなたの名前を傷つけたくありませんから」と答える。
久光に名前を聞かれても「名乗るほどの者では・・・これは城下士一同の思い」と言って断り、宝島事件の記録所を差し出して立ち去った。
飲み会
江戸の薩摩藩邸で、斉彬主催の宴が開かれた。
出席者には、松平慶永、徳川斉昭、一橋慶喜などそうそうたるメンバー。
篤姫が将軍・家定に嫁ぎ、子が生まれては我が子・慶喜が将軍になれないのではないかと心配する斉昭。
しかし、慶永は心配いらないという。
理由は、家定は世継ぎが作れない体だという。
庭で聞いていた吉之助は驚き、なぜ篤姫を家定に輿入れさせるのか質問した。
すると斉彬は、篤姫を将軍の側に置いて「跡継ぎを慶喜様に」と推挙するよう働きかけるためと答える。
吉之助はショックを受け、何も言えない。
話を聞いていた斉昭と慶永が「祝いの酒を」と飲もうとすると、慶喜が「私は将軍になどなりたくない」と言いだす。
斉彬たちにとって幕府の改革には、慶喜が将軍になってもらわなければならなかった。
斉昭、慶永が必死に説得するが、慶喜は聞く耳を持たない。
そして、「ここにはまともな父親はいない。幼い子が死んだというのに祝いの酒を交わしている。篤姫も可哀そうだ。何が日本国じゃ!」と吐き捨て、慶喜は出て行った。
斉彬毒殺未遂
宴は終了し、部屋には斉彬と吉之助が残っていた。
吉之助が、家定のことについて質問すると斉彬が力なく倒れ込んだ。
藩医を呼び、診せるもなかなか意識が戻らない。
藩邸では、由羅の呪いではと大騒ぎ。
大山格之助や有村俊斎は、呪詛の痕跡を探そうと屋敷を捜索し、吉之助は毒見役らの動きを監視していた。
三日後、斉彬が意識を取り戻した。
吉之助は、斉彬のために用意された食事をのけ、自分が作った食事を出す。
そして吉之助は、橋本左内に斉彬に出された食事を調べてもらった。
すると、ヒ素が検出された。
毒見がされたあと、何者かが毎日少しづつヒ素を盛っている。
おそらく虎寿丸の食事もそうだったのであろう。
その時、部屋の外に気配を感じた。
吉之助が襖を開けると、面をかぶった男がいた。
「部屋を間違えもした」と言う男から、酒の匂いが感じられず、左内が呼び止める。
すると男は、左内を斬りつけて逃走した。
左内を介抱する吉之助は、男が薩摩言葉を話していたことが気になり、斉興や由羅の手先ではないかと疑い、斉興の隠居先へ向かった。
高輪についた吉之助は、斉興と由羅の部屋に通される。
二人とも恐ろしく機嫌がいい。
斉興は、吉之助に菓子を差し出し「食え」と勧めた。
吉之助が躊躇すると、斉興が「毒を盛っていると疑っているのか?」と怒り出す。
吉之助は「殿の食事から毒が見つかりました。誰の仕業でしょうか?」と由羅を睨みつける。
すると、由羅は吉之助に出された菓子を口の中に入れた。
「あ」と驚く吉之助。
斉興は、これ以上疑うなら容赦しないと言って吉之助を追い返した。
江戸の彦根藩邸では、長野主膳が井伊直弼に幕府改革派の動きを報告していた。
その場所には、左内を斬りつけた面の男が立っていた。
吉之助が薩摩藩邸に戻ると、斉彬にぶっ飛ばされた。
この大事なときに、何をしているのかというのだ。
そんな斉彬の「民を救う国を作るため、命など惜しくない」という覚悟に、吉之助は心は熱く燃えるのであった。
11話補足記事まとめ
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。