大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第12話「運の強き姫君」あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第11話「運の強き姫君」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
第12話「運の強き姫君」
NHK公式 あらすじ
篤姫(北川景子)は江戸に来て2年経(た)つが、未(いま)だ将軍家への輿(こし)入れが決まらない。吉之助(鈴木亮平)は幾島(南野陽子)と他藩や大奥へ働きかけ本寿院(泉ピン子)との接触に成功。本寿院は運の強い姫を大いに気に入る。しかし将軍・家定(又吉直樹)との間に子は授からぬ事を知った吉之助は、篤姫が背負う悲しき宿命に心を痛める。そんな夜、篤姫は吉之助にだけ秘めた胸の内を吐露する。
西郷どん(せごどん)
第12話「運の強き姫君」
あらすじ【ネタバレ注意】
本寿院
安政2年(1855年)斉彬は、お由羅騒動で処罰された者達への特赦令を次々に出した。
島流しにあっていた大久保次右衛門も5年ぶりに薩摩に戻って来た。
正助は久光に届ける書状の中に、父の赦免の礼を書いた手紙を挟み込み、久光との関係を大事にしていこうと考えた。
一方、篤姫を教育している幾島は、篤姫の輿入れが決まらずイライラ。
この件に関しては、斉彬もなかなか苦戦している様子。
幾島は、将軍・家定の母である本寿院に取り入ってはどうかと提案したが、簡単に大奥に近づくことはできない。
まずは磯田屋で諸藩の内情を聞き出し、山田と吉之助は旗本や幕府の役人を接待して金の入った風呂敷を渡していった。
毎晩、門限破りをする吉之助に、大山格之助や有村俊斎は疑問に思うが、吉之助は秘密保持のため狸寝入りでごまかすしかなかった。
後日、山田と吉之助の接待の甲斐あってか、幾島が江戸城に呼ばれた。
大奥で対面する本寿院と幾島。
薩摩からの多くの献上品を前に、色めき立つ奥女中。
本寿院は「薩摩から新しい御台所を迎える話、うまく進んでいないとか。薩摩は『外様』であるから、良くは思わん者が多いとか」と話を切り出す。
幾島は篤姫が近々、公家の近衛家に養女になることが決まったと伝え「篤姫はどこに出しても恥ずかしくない姫君。何卒、お力添えを!」と頭を下げた。
本寿院は、家定より長生きできる妻を望んでいた。
家定はすでに二人の妻に先立たれているからだ。
すると幾島は、篤姫の良い所は「体が丈夫なこと」、「運が強いこと」と笑う。
本寿院は、幾島の言葉に「ならば・・その運に乗ってみようか」と後押しすること約束してくれた。
篤姫の輿入れ決定
その後、本寿院は阿部と井伊を同席させて、御台所候補者の絵を並べ、家定に選ばせることにした。
家定は、突然井伊の方を指さし「これにする!」と言うと、庭に駆け寄り「余は死なない御台所が欲しい・・・」と泣き叫ぶ。
本寿院は「死なない命はない。しかし体が丈夫で運が強いのはこの姫です」と言って篤姫の絵を見せた。
すると家定は「そうか。これにする」と言う。
阿部はすぐに準備を進めると言うが、井伊が「こんなことで決めていいのか」と反論した。
しかし本寿院は、家臣の分際で異を唱えるのかと井伊を叱りつけて黙らせ、ついに家定と篤姫の婚儀が決定した。
婚儀の決定に篤姫は喜び、斉彬の部屋で幾島と吉之助に礼を言う。
吉之助の心境は複雑だった。
篤姫が部屋を出た後、吉之助は我慢できずに斉彬に言った。
「何にも知らないまま、篤姫は輿入れするのですか。将軍には子供ができない、つまり自分が世継ぎを産むことがないということを」
はじめてこのことを聞いた幾島は愕然とした。
そして、幾島はあくる日より、篤姫を薙刀の稽古で心身ともに鍛えていった。
大奥で一人で戦わなければならない篤姫を、誰にも負けない女子にするために。
安政の大地震と篤姫のツンデレ
しばらくして、篤姫は斉彬に呼ばれ、輿入れする家定には子ができない体だと聞かされ、自分の輿入れの本当の狙いを教えられた。
篤姫の本当の役目は、江戸城の入って将軍の跡継ぎは一橋慶喜になるよう決めること。
斉彬は謝り、薩摩のため日本国のために覚悟して欲しいと言う。
これに篤姫は「自分は不幸になっても構わない。国のため、民のため、父上のため、覚悟はしています。父上の娘になれただけでも幸せでした」と答えた。
隣の部屋で話を聞いていた幾島と吉之助は、篤姫の覚悟に涙が止まらかった。
その夜、江戸を地震(安政の大地震)が発生。
吉之助は飛び起きて、斉彬の無事を確認すると、篤姫の寝室に向かう。
余震によって落ちてきた梁に潰されそうになる篤姫。
間一髪で吉之助が覆いかぶさり、篤姫に早く逃げるように言った。
すると篤姫は吉之助の目と見て言う。
「西郷。一緒に逃げておくれ。できるだけ遠くに。公方様も父上もいない遠くの国に。このまま私を連れて行っておくれ」
熱い篤姫の目に吉之助は答えた。
「わかりました。逃げましょう。篤姫を守ってどこまでも遠くまでお供いたします」
篤姫は吉之助の言葉が嬉しかった。
揺れが収まり、吉之助が「さぁ、行きましょう」と篤姫を促すと、篤姫は断る。
「もう・・よい・・・・御台所となるべき体。よう守ってくれた。もう下がってよいぞ西郷」
誰も味方がいない中、西郷だけが自分を守ってくれることが分かって、篤姫の中で全てがふっきれていた。
12話補足記事まとめ
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。