大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第11話「斉彬暗殺」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第11話「斉彬暗殺」の感想と、勝手にMVPを決めています。
斉彬毒殺未遂事件の真犯人は?
ついに本格登場してきましたね。井伊直弼!
昨年の「おんな城主直虎」から井伊家のファンになっている私としては、この直弼の悪そうな感じに若干心が痛いですが・・・
でも、斉彬と直弼の二人でバチバチやりあってる感じが楽しい!
これから直弼はガンガン絡んでくるんでしょうね。
コワイコワイ・・・
何を言ってもチンプンカンプンのピース又吉が演じる徳川家定様。
カラスに向かって「カァー」はないだろうよw
阿部さんも斉彬もキョトーン。
史実では、阿部さんが推したんでしょ?家定を将軍にするってさ。
明らかに人選ミスったな阿部さん。
そんなチンプンカンプンな将軍の後継ぎを巡って、「ヒー様」を推す斉彬一派(一橋派)と少年・徳川慶福を推す直弼一派(南紀派)の対立。
直弼の目が笑ってない笑顔と、斉彬に向けた意味深な言葉が怖すぎる・・・
表だけ井伊(イイ)面して、裏で何かやってる役って、佐野史郎さんマジで演技上手。
そんな直弼の意味深発言の後、突如あのかわいかった斉彬の子・虎寿丸死亡。
でも、全くへこたれない斉彬さま。
さすがの吉之助も、斉彬の心中が図りきれずに困惑してましたよね。
心の中では泣いていたでしょうけど、斉彬の頭の中には、もう「日本」しかないってことか。
虎寿丸死去で、再浮上した「お由羅の呪い」事件。
小柳ルミ子さんの再登場に思わず「で、でたぁぁぁー」と思わず叫んでしまった。
この人、マジで何があっても動じないね・・・
「嫌いたければ嫌えばいい、憎みたければ憎めばいい」を貫き通すお由羅さまはすごいっす。
一方、薩摩に置いてけぼりをくらっている大久保正助。
マザコン久光と急接近?
宝島事件を調べて外国の戦い方を勉強しようとする久光に、正助はちょっと魅了されてませんか?
久光ついに覚醒か?
こっから正助のサクセスストリーが始まる予感・・・
斉彬に心酔する西郷吉之助、久光に魅了された大久保正助。
こりゃぁ、面白くなりそうだぁ~。
江戸では、何やら「一橋派」の連中が集まって「ヒー様」を将軍にしようとする秘密会議してましたが、当の「ヒー様」は全くやる気なしでしたね。
「外国とやりあうなんて怖すぎる」って一見、臆病者に聞こえますけど、敵をよく知っているからその言葉が出るってこと。
遊びまくってるけど、やっぱり優秀だわ「ヒー様」。
父親・徳川斉昭は「外国なんかやっちまえ」っていうゴリゴリの攘夷なのに、あの席でそれが言えるってことがスゴイ。
斉彬に対しても「子供が死んだのに宴なんてまともな親じゃない」という捨て台詞も、グッサリきます。
私には「自分の子供のこと大切に思ってやれない人間が、日本を守れるのか?」って聞こえました。
その後、斉彬がぶっ倒れて、吉之助は毒が盛られていることを疑いだし、橋本左内先生に見てもらうため磯田屋へ直行。
そこには、やっぱり「ヒー様」がw
昼間っから、「ヒー様」なにやってんすか?
あんた仕事ないの?頭いいかもしれないけど、ちょっと遊びすぎだろw
斉彬の食事にヒ素が盛られていたことが判明し、磯田屋で襲ってきたお面の男が鹿児島弁を話したことから、次に吉之助は島津斉興のもとへ。
おっ?
くるか?くるか?
お由羅さま、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ワンちゃんがバタバタするのもお構いなしに、お由羅さまは吉之助を言葉でフルボッコw。
吉之助、なんも言えねぇー。
完全にお由羅さまの勝利!
最後のお由羅さまの高笑いが長すぎてクソワロタ。
製作側の悪意があるな。あれはw
ションボリ?薩摩藩邸に帰って来た吉之助。
斉彬の問いかけに「えっ?斉興に呼ばれたから行っただけ」とウソついてる・・・
すると、斉彬が突然にブチギレ!
いきなりのキック!
コエーよ・・・・
でも、言ってることはカッコよすぎる斉彬さま。
ヒー様に何と言われようとも、誰にも理解されなくても己の信念のために戦う。
「すべては日本の民のため」
そのためなら自分の命が短くなろうとも関係ない。
「くだらないことに時間を使うな。お前だけは分かってくれ!西郷!」
斉彬の吉之助愛が垣間見えました。
最後に、もう一度登場した井伊直弼。
側近の長野主膳となにやら怪しい会話。
で、斉彬に毒を盛ったのは真犯人は誰なの?
やっぱり井伊直弼?それとも斉興とお由羅?
もしくは両者が仕組んでやっているの?
ん~分からん・・・
来週は、もう違う話になってしまいそうだし、真相は闇の中かな?
第11話「斉彬暗殺」
深堀り記事
第11話「斉彬暗殺」
勝手にMVP
今回のMVPは、お由羅さま。
はい。そうです。
私は、お由羅さまが大好物ですw。
西郷に「モグモグタイム」を薦めた時の、あの振り切った嫌われ感が好き!
ワンちゃんもお由羅に抱かれてるの嫌がってるのは、かなり笑いました。
次回 第12話「運の強き姫君」
【あらすじ】と【期待度】について