大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第22話「偉大な兄 地ごろな弟」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の22第話「偉大な兄 地ごろな弟」の感想と、勝手にMVPを決めています。
錦戸亮の西郷信吾がカワイイ
奄美大島編も終了し、いよいよ今回から倒幕編に移った第22話、皆さんどうでしたか?
久々に薩摩に帰り、名前もよくわかんない「大島三右衛門」に変えて、久光との謁見に臨んだ吉之助。
せっかく許してもらったのに、「国父」となって調子に乗ってる久光に、いきなりブチかましましたね。
いや、ハッキリしてて気持ちいい。
久光も吉之助に痛いトコロを突かれたからこそ、怒ったんでしょう。
確かに幕府に知り合いが少なすぎる。というか皆無。
そんな奴に「友達いねぇだろ?」って言えば誰でも怒りますがね(笑)
そんな中、郷中の仲間の有馬新七は脱藩して京都で過激な行動を計画中。
大久保一蔵が止めに来ても断り、その後吉之助の説得に応じるのは、二人の器の違いを示したかったのかな?
ちょっと一蔵が気の毒。
結局、久光は吉之助の意見を無視して、京へ行くことに決め、吉之助は先発で下関に。
そこで白石正一郎さんから、弟の西郷信吾が仕事で30両を持っていったことを知って不安になる吉之助。
いつの間にやら信吾も18歳。
ご飯に夢中だったあの短髪のぽっちゃりした子が、いつの間にか超イケメン(錦戸亮)になって再登場。
尊王攘夷派志士の巨頭・長州藩の久坂玄瑞らとお酒まで飲み交わして、すっかり調子に乗っちゃってた信吾が「『せごどん』とでも読んでくりやい」と衝撃の発言。
このドラマで、お前が初めて言うんかい!「せごどん」ってよ。
そしてウブなのか、芸妓の「おゆう」にゾッコン。
この時、内田有紀42歳。恐るべし美貌。まさに美魔女。
一方、信吾の使い込みと、有馬新七の暴走を心配した吉之助は京へ。
鍵屋でハリセンボン近藤春菜の「お虎」と再会し派手に喜び合いますが、「西郷は死んだことになってるから、くれぐれも内緒で」ってお願い。
こりゃ、前フリですな。間違いない。
そう思ってか、お虎は大声で鍵屋の主人を呼ぶ。
「大変でーす!西郷が生きて・・・・」
大げさな再会シーンからの前フリで予想はできましたが、ちょっと面白いwww
春菜の泣きながらしゃべるネタも、大河ドラマぽくなくて面白いwwwww
3年経っても、緊迫した場面の空気をブッ壊しにくる「お虎」さん。
今後も、このスタイルでお願いします。
薩摩藩と繋がりのある商人「白石正一郎」と鍵屋の主人「鍵屋直助」とは
そして、吉之助は「おゆう」を口説こうとしている信吾のもとへ。
あんな場面で、兄ちゃん出てきたら弟は焦るに決まってるww
信吾は吉之助に全然会えなくて寂しそうで、そのせいで非行に走ってしまったようでしたが、それだったら吉之助が奄美大島から帰ってきた時、なぜ会わなかった?
普通薩摩で迎えてあげるっしょ?一応、有馬新七も薩摩で迎えてたよね?信吾は何してたんだ?ホントにキバってた?
とはいえ、お兄ちゃん大好き信吾が何だか憎めない。
吉之助も「いきなり投げて悪かった。痛かったか?」と謝る溺愛ぶり。
実は、吉之助も弟が大好きな、ただのお兄ちゃんw
いつの間にか、ただの兄弟に戻ってる吉之助と信吾の兄弟愛がホントにイイ感じ!
吉之助の命がけの説得で有馬新七の暴走も一応止まったみたいだし。
そういえばこの時、吉之助は「行くなら俺を斬ってから行け!俺の屍を越えて行け!」というカッコイイ言葉で、新七を説得してました。
あのあとの、吉之助と新七のじゃれ合いがカワイイ。
「もう、こんなこと言わせないでよ~。マジでビビったやん」的な感じがwww
真面目でコワイ話したあとは、ただの友達の関係に戻ってるって何かイイですね。
何か今回は、かなり可愛らしいシーンが多かった気がする。
来週はかなり血が流れそうなので覚悟しないと。
第22話「偉大な兄 地ごろな弟」
深堀り記事
第22話「偉大な兄 地ごろな弟」
勝手にMVP
今回のMVPは、大島三右衛門こと西郷吉之助。
信吾の可愛さも、この人の兄貴としての器があってこそ。
さらに処分を恐れず、有馬新七を止めるために、命をかける姿。
そのあと、すぐに友達同志の関係に戻ってじゃれ合う二人。
西郷隆盛の器の大きさ、人柄の素晴らしさがよく分かりました。
次回 第23話「寺田屋騒動」
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