大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第26話~第30話
あらすじ・ネタバレ・期待度
はじめに
斉彬の死、愛加那との別れを経験した西郷吉之助がいよいよ「倒幕」に向けて動き始める第26話~第30話。
この第26話~第30話では「ヒー様」との再会から決別までが描かれた重要なものとなっています。
では、そんな大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」の第26話~第30話までのあらすじと、各回の期待度を勝手に決めています。
激しくネタバレしますのでご注意下さい。
期待度については★5段階評価としています。あくまで私見ですのでご了承下さい。
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第26話~第30話
あらすじ・ネタバレ・期待度
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第26話 期待度★★★
島から戻った西郷吉之助は、民の誰もがお腹いっぱいにご飯を食べられる国にすることを誓い京都に向かいます。京都では一橋慶喜がやりたい放題で、新しい政治を目指す周りの者達を振り回していました。長州藩の悪口によって日本中から嫌われ出した薩摩藩の中で、あの斉彬が認めたといわれる「西郷吉之助」の名前だけがうなぎ登り。吉之助は「ヒー様」と「ふき」に再会して、皆で協力して政治を前に進めるように諭しました。この回は「ヒー様」こと一橋慶喜が吉之助の言葉に決心するものの、ある事件によって人を信じなくなってしまい悪役に転身してしまう重要なターニングポイントだと思います。
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第27話 期待度★★
玉山鉄二が演じる長州藩の桂小五郎がついに登場。さらに薩摩で吉之助が助けた中村半次郎が成長して久しぶりに登場します。一橋慶喜、西郷吉之助、桂小五郎は力を合わせて日本を守ろうと約束しますが、新選組の池田屋事件によって長州藩は京へ兵を進めて朝敵となり、禁門の変が勃発。吉之助も仕方なく出陣することになります。戦場でも長州藩に寛大な処置をしようとする吉之助の思いはむなしく、凄惨な戦闘が繰り広げられ、京の町が炎上。この回では長州藩が一橋慶喜によって追い込まれていくところが見ものです。
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第28話 期待度★★★★
焼けた京の町に立ち尽くす吉之助と「ふき」。戦を止めることができなかった吉之助は悲しみに暮れますが、一橋慶喜は「長州征伐」という一手を打ってきます。斉彬が推した人物である一橋慶喜の民を省みない行動に悩む吉之助。エンケンさんが演じる勝海舟や、小栗旬がえんじる坂本龍馬との出会いから心を決めた吉之助は、長州征伐を丸くまとめて一橋慶喜とつい決別!この回は、勝海舟と坂本龍馬という新たな仲間の登場と、旧友「ヒー様」とのサヨナラが面白くなりそうです。
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第29話 期待度★★
この回は、これまでの血生臭い話や、陰謀渦巻く政治的な話から少し変わって、薩摩に戻った吉之助が岩山糸と結婚するお話。嫁に逃げられたことのある吉之助と、子供ができないから海老原家に離縁された岩山糸。大久保一蔵と妻・満寿は二人を結びつけて、ついに吉之助は3度目の結婚。そんな幸せな話の中でも、吉之助は日本を変えるためなら、媚びることもウソ泣きすることも何でもやってやるとこれまでにない吉之助像と作っていきます。個人的には奄美大島編で好演した二階堂ふみに対抗できるか?大丈夫か黒木華ってところが見どころかな。
大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第30話 期待度★★★
鶴瓶が演じるオンボロ公家・岩倉具視が登場するのはこの30話。おそらくかなり胡散臭い岩倉具視として描かれるでしょう。それでも吉之助は岩倉具視に魅せられ、共に「倒幕」に向けて走り出します。一方、誰も信じなくなり、民のためではなく幕府のための政治を行う一橋慶喜は、「ふき」との関係が悪化。吉之助、桂小五郎、一橋慶喜、岩倉具視、それぞれの立場が明確になっていくのはこの30話です。