大河ドラマ西郷どん（せごどん）
第19話「愛加那」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん（せごどん）の第19話「愛加那」の感想と、勝手にMVPを決めています。
西郷吉之助と愛加那の結婚！
いや～泣ける・・・。
こんなめでたくて、儚い結婚があるのか・・・
この奄美大島編の主役は、完全に愛加那になっちゃいましたね。
それほどまでに、二階堂ふみの演技が素晴らしいっす。
いつの間にか、引き込まれてしまう・・・
西郷を演じている鈴木亮平の演技も、触発されて今回すごく良くなってるような気もする。
物語的には、全然たいしたことないのに、演技だけでここまで見入らせるってのはスゴイわ。
そんな二階堂ふみの「とぅま」の名演技が序盤からさく裂！
西郷に届いた薩摩からの手紙を奪い取り、「この手紙を読んでも暴れないと約束して」と健気な訴え。
さらに手紙を読んで言葉を失っている西郷に「やっぱりいいよ。暴れたかったら暴れても」
なんじゃこれ・・・・ヤバい・・・可愛すぎる・・・・
前回までは結構、男勝りで口の悪い感じがありましたけど、このギャップなんなんすか？
これが「ツンデレ」ってやつですか？ｗｗ
かなり今回は「とぅま」が大人しくなったなあと思っていると、中盤は「とぅま」の力強さが全開に！
砂糖を隠し持った罪を偽装され、龍佐民が薩摩の悪代官・田中雄之助に捕らえられてしまうと、たいまつを持って代官所に討ち入り。
こえ～よｗｗ
しかし、この時の「とぅま」の悲しみと怒り、両方の感情が入り乱れた演技も見事。
このギャップがスゴイよ。ホント。
そんなギャップにやられてしまったのが、もう一人いました。
悪代官・田中雄之助のオッサンｗ
龍佐民に会わせてやると言って、洞窟の牢屋まで連れてきてまさかの告白ｗｗｗ
「俺の島妻（アンゴ）になんねぇか？」
おいおい・・・
親戚をボコボコにしといて、目の前でよくそんなこと言えるな。
このタイミングで「いける！」とでも思ったのか？ｗｗ
ヘタクソか！
「とぅま」は当然「死んだ方がマシ」と断固拒否！
そこに現れたのは、王子様・菊池源吾（西郷吉之助）。
代官にブチギレして「薩摩の名を落としめるようなことはすんな！」との一喝。
カッコイイ！
はじめて西郷をカッコイイと思った。
そんな西郷を見つめる「とぅま」の顔・・・落ちましたねｗｗ
完全に西郷に惹かれていることを自覚してしまった「とぅま」。
洞窟の怪しいオバサン（ユタ）の前では、超能力が使えるようでｗｗ
眼を閉じて「西郷が自分の夫になる人」だと未来を見通す。
さらに、その先に見える悲しい未来までも・・・
愛加那の将来を知っているだけに、ここはマジでグッとくる（涙）
ホントの愛加那さんも覚悟しての結婚だったんでしょう。
何という儚い女性・・・
それを体現する二階堂ふみ、何という恐ろしい女優さんなんでしょうか。
そして「とぅま」は、夜には西郷のところに行って自分を島妻（アンゴ）にして欲しいと告白。
「あなたが好きだ」「アンゴにしてください」
このしおらしい「とぅま」の姿には、西郷どころか見てるこっちもマジでやられた・・・。
なんなの？このキュンとくる感じｗ
中学生以来、久しぶりに胸が苦しくなりました。
そして、西郷は「とぅま」を島妻（アンゴ）にすることを断ったかと思えば、「妻」にしたいと正式にプロポーズ。
結婚式では幸せなムードが全開に！
お酒が飲めない西郷に代わって、軽々と飲み干してしまう「とぅま」。
すでにこの時の顔には、元気な少女感があった「とぅま」の面影なし！
落ち着いた「奥さん」感がハンパなくて、一気に大人になった感じ。
改めて二階堂ふみの演技のスゴさが分かりました。スゴイ！
最後に「とぅま」は、西郷に自分に名前を与えて欲しいとお願い。
「愛加那」と名付けられ、ちょっとはしゃぎ気味なのが、以前の元気少女感を醸し出していてカワイイっす。
そして旦那となった菊池源吾の本当の名前「西郷吉之助」を知った愛加那。
嬉しくて、切なくて、楽しくて、悲しい。
本当に今回はここらでよかろうもん。
お腹いっぱいです。
第19話「愛加那」
深堀り記事
第19話「愛加那」
勝手にMVP
今回のMVPは、西郷吉之助夫妻。
愛加那は2週続いてのMVPですが、あの演技は文句ないでしょう。
そんな愛加那に引っ張られて、今までちょっと「バカ」っぽかった西郷吉之助がカッコよく見えた。
本当にお似合いの二人。
本当はこのままずーと幸せでいて欲しいけど・・・
のちの「別れ」があるから、今の幸せが際立っているのかなぁ？
あぁ～切ないっすわ～・・・・
次回 第20話「正助の黒い石」
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