大河ドラマ西郷どん(せごどん)
面白い?面白くない?
序盤の感想と今後の期待
2018年、満を持して始まったNHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」も、はや7話(2月22日現在)。これまで西郷どんを視聴してみての感想と今後の期待について書いていきたいと思います。
長々と書いてもしょうがないので早速本題ですが、「西郷どんって面白いの?面白くないの?実際どうなの?」
これは、好みの問題もありますので一概には言えませんが個人的には「面白い」と思います。
10段階で表すと、今のところ7ぐらいかな。
どれだけ参考になるか分かりませんが、直前までの大河ドラマの個人的な評価と比較すると、
2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」
評価:8
2016年NHK大河ドラマ「真田丸」
評価:6
2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
評価:3
2014年NHK大河ドラマ「軍師 官兵衛」
評価:7
って感じかな。
何しろ1年間の長丁場で、評価が低いものも序盤は面白かったり、高いものでも中盤ダレたり、好きな俳優さんが出ていると評価も変わるので、あくまで参考です。
過去の評価理由は、色々あって長文になるので今回は書きません。
で、今回の「西郷どん」は、何が面白いのか?
まぁ色々と理由がありますが、一言で言うと「感動」です。
とにかく、毎回、毎回泣きどころを持ってきて、涙を流したい人にはピッタリだと思います。
ただ、感動するにはそれなりのあらすじを知っていないと泣けないと思うので、途中参加の人にはあまり向かないかもしれません。
また、ホントに毎回泣かせようとするので、いつか慣れてしまって冷めて見てしまいそうな心配もしてしまいますが。
私は実際の西郷隆盛という人物はとても情が深く、人格的に素晴らしい人だったと、めちゃくちゃ尊敬しています。
大河ドラマでの西郷さんは、幼い頃から相手の気持ちに寄り添って、相手の立場で物事が考えられる人になっていて、今回の鈴木亮平さんは、それをとてもいい感じで演じられていて、ホントにこんな感じの人なんじゃないかなと思いました。
無駄に男前の人気俳優を持ってくるより、鈴木亮平さんのような人情味溢れる演技ができる俳優さんでホントに良かったと思います。
そんな人情味溢れるドラマ「西郷どん」なんですが、ここでちょっと批判というか、心配になることが・・・
それは、実際の西郷隆盛という人物があまりにも「大きすぎる」ってこと。
体のサイズではないです。
幕末~明治まで生涯の業績が大きすぎて、このまま47話(今回から働き方改革で47話になった?)までで描き切れるのかってこと。
まだ7話なのですが、今後の西郷隆盛を考えると「もう7話」と感じてしまいます。
これまでの展開では、ほとんど西郷さんの家庭環境を描くようなホームドラマ的な仕上がりで、ここから明治維新を成し遂げ、明治政府での大久保との対立、西南戦争での悲劇ってところまでうまくシフトできるのかが心配なんです。
あらすじを先に読みましたが17話の段階で、まだ月照さんとの心中のところでした。
ここから、2度の島流しをどこまで時間を割くのでしょうか?
バッサリ飛ばしてしまうのもアリかと思いますが、最初のキャスト発表で、西郷の2番目の妻・愛加那役の二階堂ふみさんが会見されており、テーマも「愛」を掲げたようですので西郷さんの島での生活にもかなりの時間を割くことが予想されます。
要所要所で日本の混乱を描きながら、序盤のホームドラマ感を引きずっていくような・・・
さらに、史実では生まれていないはずの西郷さんの3番目の妻・岩山糸(黒木華)をわざわざ初回から登場させていることから、何らかの意図(シャレじゃないっす)があるものと思います。
愛加那や岩山糸との「愛」に時間を割くと予想すれば、今の時点で「あと40話しかない」と感じざるを得ません。
ちょっと批判的な書き方になりましたが、私はそんなホームドラマ感もアリかなとも思ってます。
結局、面白ければなんでもいいです。
大河ドラマは史実を忠実に再現するものではありませんし、それが望みなら文献を読み漁った方が全然いい。
文献や小説では描けない「生の人間」が演じるからいいんですよね。大河ドラマは。
最後に、西郷さんたちが話す鹿児島弁。
普通の時でもよく分からないのに、ボソボソと言われると、さっぱり分かりませんw。
もう雰囲気で感じるしかないっす!
最後まで感動させてください!チェスト!
西郷どん(せごどん)あらすじからの期待度