大河ドラマ西郷どん(せごどん)
第6話「謎の漂流者」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第6話「謎の漂流者」の感想と、勝手にMVPを決めています。
LOVEって難しい(吉之助談)
大河ドラマ西郷どんの第6話どうでしたか?
今回は「LOVE」をテーマに、前半と後半の完全な二部構成でしたね。
では、まずは「LOVE」の大切さを教えた劇団ひとりのジョン万次郎の前半の感想からです。
今回、ジョン万次郎を演じるのが決まったときから、劇団ひとりの演技を楽しみにしていました。
役柄的には合っている役だとは思いましたが、やっぱり実際に見てみるとコントっぽい気がしましたw。
やっぱり芸人としての印象が強すぎて・・・
でも、それを補ってくれたのは、劇中の音楽。
毎回そうなんですが、重要なシーンでかかる音楽でかなり泣かせてくれます。
西郷吉之助の母・満佐を見て、中之浜の母を思い出したシーンは、音楽で盛り上げられてウルっときてしまいました。
また、母に会うため帰国したジョン万次郎に感動した西郷家の皆の姿にもウルウル。
何ていい家族なんだ・・・
そんな家族だから、ジョン万次郎も心開いたんでしょうけど。
ドラマだから、ジョン万次郎の人生はアッサリ紹介されて終わりますけど、本物のジョン万次郎ってものすごい苦労したんじゃないかな?
14歳で漂流して無人島ぐらし。
助けられたと思ったらアメリカ人。
日本に帰れず、言葉も分からないアメリカ暮らし。
10年以上過ごしてから、死を覚悟で日本へ帰国。
今でも苦労しそうな状況ですけど、当時の日本人にとっての苦労って半端じゃないでしょ。
この人だけで、大河ドラマ作れるぐらいのストーリーがあるんだろな。
ジョン・マン(万次郎)の人生が分かる↓
そんなジョン万次郎が教えてくれた「LOVE」。
この言葉に、西郷吉之助、大久保正助、岩山糸が振り回される今回の後半。
「好きな者同士が結ばれる」べき。
吉之助を思いながらも、海老原と縁談の決まりかけていた岩山糸に、このことを伝えて吉之助に告るように諭す大久保正助。
確かに、岩山糸は吉之助LOVEですけど、正助よ!お前は伝えなくてもいいのか?
正助のやっせんぼが!っと思ってしまったw。
正助の言葉にすっかり乗せられた糸。
しかし、吉之助の父・吉兵衛さんが酔っ払って、吉之助に縁談が決まったことをポロリ。
ショックを受けた糸に、鈍感な吉之助が追い打ちをかける。
「海老原より正助の方がイイ男」
あぁ~やっちまったよ。この人。
相手の気持ちになって物事を考えてしまうのが吉之助の長所ですが、どうやら恋愛については全くダメみたいw。
これで吹っ切れた糸は、海老原に嫁いでいくわけですけど、吉之助に言った言葉は切なかったですね。
アメリカのように好きな者同士が夫婦になれる日が早く日本にくるよう頑張って欲しい。私は間に合いませんでしたけど・・・
ん~切ない・・・ホント当時の日本って、マジで大変っすね。
ところで、糸は正助の気持ちには吉之助から言われるまで気づいてなかったってことでしょ?
この糸も吉之助に負けない鈍感な奴じゃないですか?
正助の気持ちも知らずに、内職の手伝いを口実に吉之助を見に来ていたんだ・・・・。
正助かわいそう・・・
でも、正助はとりあえず謹慎がとけそうでよかった。
あの吉之助が正助たちを思う気持ち、それをきちっと受け止める斉彬にはジーンときました。
最後に、冒頭に吉之助を助けるため駆け出していった糸は、吉二郎や郷中の皆をぶっちぎって一番で到着していましたね。
子供の頃から足早いって言われてましたけど、一体どんだけ足が早い設定なんすか?この人w。
さて、来週は吉之助がついに結婚!相手は橋本愛が演じる須賀。
こちらも楽しみです。
第6話「謎の漂流者」
深堀り記事
第6話「謎の漂流者」
勝手にMVP
今回のMVPは、しょうがないから「LOVE」の意味を伝えたジョン・マン(万次郎)。
おそらく今後の登場シーンもなさそうだし。
一応、感動させてもらったしね。
いつかこの人を主役にしたドラマを見てみたいです。