大河ドラマ西郷どん（せごどん）
第44話「士族たちの動乱」【感想】
この記事では大河ドラマ西郷どん（せごどん）の第44話「士族たちの動乱」の感想と、勝手にMVPを決めています。
半次郎大暴れ！菊次郎の劣化！
大河ドラマ西郷どん（せごどん）第44話「士族たちの動乱」どうでしたか？
前回は、大久保の涙にもらい泣きしてしまう見ごたえある回でしたが、今回はちょっともっさりしてましたね。
見どころというか、印象に残ったのはやたらと半次郎がキレまくってたのと、江藤新平が瞬殺されてしまったことぐらいｗｗ。
できれば、大久保の妻と愛人のバトルが見たかったですが、まぁしょうがないか。
では、第44話のおさらいと感想です。
鹿児島に帰って来た西郷隆盛が猟に行ったり、畑を耕したりと平和な日々を過ごす中、突然、半次郎（桐野利秋）たちが帰郷。
大久保のやり方が気に食わない半次郎たちは、西郷先生を担ぎ上げて世直しを考える。
これに西郷は全く取り合わず、半次郎は糸にも「旦那は精一杯やってきたから、今度はお前らがやらなあかん番やろ！」と怒られちゃう。
糸さん、これまで大人しいキャラでやってきてましたが、半次郎には手厳しいｗｗ。
そこは、やっぱり「薩摩おごじょ」って感じでしょうか。
たしかに半次郎っていつまでも「先生、先生」って言って独り立ちしていない。
痛いとこついてくるね糸さん。
それでも西郷を慕う士族たちが、続々と鹿児島に集まり不穏な空気に。
しかし、西郷は熊吉を温泉に入ったりとまったり生活ｗｗ。
はい。めんどくさいことから逃げてます。
そんな中、大久保家は不平士族から投石攻撃が行われ、満寿さんたちがイジメを受ける。
これで満寿は、愛人・おゆうのいる東京の旦那のもとへ行くことを決意。
どうなる？どうなる？大久保・・・楽しみにしていた嫁と愛人のバトルですが、お互い笑顔で話し合って一件落着。
あーもうちょっと見たかったよ。
ここまで引っ張ってきたんだからさー。もうちょっと、こうドロドロした感じが欲しい。
一方、西郷は佐賀で反乱を起こした江藤新平の訪問を受ける。
しかし、江藤の協力要請をあっさり断った西郷。
「ガッカリすわ」と捨てゼリフを残した江藤は、そのあとあっけなくナレ死。
はや・・・
「このままでは済まさんぞ！」
前回、大久保に対して上等な啖呵を切っていた江藤をこんなに簡単に終わらせていいのか？
終盤になっても歴史事件をナレーションで終わらせることを徹底してますねこの大河。
このあと、西郷は鹿児島県令・大山綱良（格之助）にお金を出させて「私学校」を作ることをお願いする。
表では学校では色んなことを教えて、今後の日本のためになる人材を育成するのが目的ですが、簡単にいっちゃうと江藤に影響された暴発寸前の不平士族のはけ口を作りたかったってこと。
たしかに妙案なんだけど、結局これが西郷にとって命取りになっちゃうんだよね。
西郷は自分のことを謙遜して「たいした人物じゃない」と言ってますが、それが西郷の素晴らしいところでもあり、最大の罪だったのかもしれない。
自分がどれだけ周りに影響力のある人物なのかを、自分自身が分かっていなかった。
西郷隆盛だからこそ、私学校にはどんどん人が集まって歯止めが利かなくなっちゃうんだもん。
さて、この私学校にはすっかり洋風かぶれした村田新八も参加。
急にアコーディオンなんか引いちゃって、どうした新八？ｗｗ
お腹グーグー鳴らすのやめて、今度はアコーディオン鳴らすってか？
まったく、欧米で何を学んできたんだかｗｗ
そして西郷の子・菊次郎も劣化して帰国。
登場シーンでは、え？誰？って思ってしまったｗｗ。
これ、「菊次郎！」って名前呼ばなきゃ絶対わからんｗｗ。
何か太ってない？
お父さん譲りの体質なの？
あんなに可愛かったのに・・・・
最後はワイワイガヤガヤ楽しむ私学校に変装した半次郎が乱入して大暴れ。
おいおい、みね打ちやけど刀抜いてますやん！やりすぎでしょ！
視聴者に「半次郎カッコイイ！」って言わせたいんだろうか？
急にチャンバラが始まって違和感ありまくりだった。
今回は最終回の西南戦争に向かって脚本上、無理矢理ハンドルを切ったって感じ。
ある程度、歴史分かってないと振り落とされそう。
江藤の反乱から心配した木戸さんたちに「西郷が立つことは断じてない」と言った大久保。
来週の第45話の題名「西郷立つ」ってｗｗｗｗｗ。
第44話「士族たちの動乱」
深堀り記事
第44話「士族たちの動乱」
勝手にMVP
今回のMVPは、仕方なく半次郎（桐野利秋）。
正直、半次郎の『西郷LOVE』が熱すぎる。
カッコイイんだけど「先生！先生！」って、胸やけしそうです。
もう少し、この人の戊辰戦争での活躍とか見たかったなぁ～。
次回 第45話「西郷立つ」
【あらすじ】と【期待度】について
