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【川路利良】大河ドラマ西郷どん(せごどん)長州力の来島又兵衛を撃った男は下ネタ満載の日本警察の父w

投稿日:2018年7月5日 更新日:

大河ドラマ西郷どん(せごどん)
川路利良

大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第27話で西郷吉之助が率いる薩摩藩兵の中には川路利良という人物がいます。

この川路利良は、禁門の変において長州軍の来島又兵衛を狙撃して撃ち倒し、薩摩藩を勝利に導く大活躍を見せます。

その後も活躍し続けた川路利良は、警視庁を創設し「日本警察の父」と呼ばれ、現在でも尊敬を集める人物となっていきました。

そんな英雄としての一面を持つ川路利良ですが、逸話ではなかなか面白い下ネタエピソードが残っています。

ちょっと面白かったので、今回は「おフランスでウンチぶん投げ事件」と共に川路利良の生涯について簡単に紹介しています。

 

出典:https://www.instagram.com/

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川路利良(かわじとしよし)

撃って撃たれて!川路の○タマ

川路利良は、天保5年(1834)に薩摩藩与力・川路利愛の長男として生まれました。

川路家は身分の低い武士であったが、川路利良は重野安繹に漢学を、坂口源七兵衛に真影流剣術を学ぶなど自己研鑽に努めました。

 

元治元年(1864)、薩摩藩銃撃隊士となっていた川路利良は、禁門の変で長州藩士・来島又兵衛を狙撃して胸を撃ち抜きます。

この傷がもとで来島又兵衛は自害し、長州藩が敗走。

この戦功は、西郷隆盛や大久保利通から高く評価され、川路利良は薩摩藩の御兵具一番小隊長に任命されました。

 

その後、西洋兵学を学んだ川路利良は、鳥羽・伏見の戦いで薩摩官軍大隊長に任命され、続く上野戦争でも活躍し東北にも転戦していきます。

磐城浅川の戦いで、川路利良は敵弾を股間に受けて負傷。

この時、銃弾は○玉袋を貫いていましたが、戦場でも○玉袋が縮こまっていなかったことは川路利良の豪胆さを示す逸話となって、薩摩藩兵たちは「川路の○玉」と讃えたといいます。

傷が癒えると川路利良は会津戦争で戦場復帰し、これらの戦功によって明治2年(1869年)に薩摩藩の兵器奉行に昇進しました。

 

川路利良が撃った長州力が演じる「来島又兵衛」とは

川路利良が活躍した「禁門の変」とは

禁門の変の激戦地「蛤門」「乾門」の名前の由来

 

右の女子「これが撃ち抜かれた○玉ね」

左の女子「この人、顔が○玉顔じゃね?」

出典:http://www.shikoku-np.co.jp/

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ウンチぶん投げ事件の犯人が警視総監

維新後、川路利良は西郷隆盛の招きで東京に上って新政府の要職を歴任し、司法省の西欧視察団の一員になってヨーロッパ各国の警察を視察しました。

この時、マルセイユからパリへ向かう列車内でウンチがしたくなった川路利良は、やむを得ず座席で持参していた日本の新聞紙にブリブリブリ~。

スッキリした川路利良は、ウンチを新聞紙に包んで走行中の列車からブン投げました。

しかし、これが運悪く作業員に当たってしまい、その作業員が新聞ごと地元警察に持ち込んだことから、「日本人がウンチを投げ捨てた」と地元紙に報じられてしまいました。

 

大恥はかいたものの、警察制度をよく学び、帰国した川路利良は、フランスを参考にした日本の警察制度を確立します。

明治7年(1874)の警視庁創設に伴って、川路利良は満40歳で初代大警視(今の警視総監)に就任。

川路大警視は、執務終了後に自ら東京中の警察署、派出所を巡回し、睡眠時間は4時間もなかったといわれています。

 

ウンチ!ダメ!絶対!

出典:http://www.geocities.jp/

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汚れ役に徹した西南戦争

征韓論争で敗れた西郷隆盛が下野すると、西郷に従って薩摩出身者の多くも鹿児島に帰りましたが、川路利良は「私情を捨てて、あくまで警察に献身する」と表明します。

このこともあって、内務卿・大久保利通からは変わらず厚い信任を受け、川路利良は密偵を使って不平士族が起こした乱の動向を探って活躍しました。

さらに鹿児島県へも密偵を送り込みましたが、これは西郷隆盛の私学校生徒によって捕らえられてしまいます。

拷問の結果、川路利良が『西郷暗殺』を指示したという自白がとられ、これが西南戦争勃発の一因となっていきました。

 

西南戦争で、川路利良は陸軍少将を兼任して警視隊で組織された別働第三旅団を率いて参戦。

田原坂や宮之城の激戦では、警視隊から選抜された抜刀隊が活躍しましたが、その後川路利良は旅団長を免じられて東京へ戻りました。

 

警察官のバイブル

出典:https://www.kosho.or.jp/

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川路利良の最期

戦後の明治11年(1878)、黒田清隆の妻が急死した際、かねてより酒乱で知られていた黒田が酒に酔って妻を斬り殺したとの噂が流れたため、川路が墓を開け、病死であることを確認したと発表した。

これについては、川路も薩摩出身であることから黒田をかばってもみ消したという見方が当時からあり、同年5月に発生する、川路の庇護者であった大久保利通の暗殺(紀尾井坂の変)の遠因になったともいわれる。

また川路は事前に大久保の暗殺を計画していた加賀藩武士など6名の名前まで情報を知らされていたが「石川県人に何が出来るのか」と意に介さず無視をした。

明治12年(1879)、再び警察を視察するため渡欧しましたが、パリで病床に臥して無念の帰国。

東京に帰着すると病状は悪化して、間もなく死去しました。享年46。

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