大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第44話
あらすじ・ネタバレ・関連記事
ここでは、より大河ドラマ西郷どん(せごどん)を楽しんでもらうため、西郷どん(せごどん)第44話で登場する人物や歴史用語など深堀りした記事をまとめてあります。
西郷どん(せごどん)の予習、復習、疑問解決にお使い下さい!
44話の本編あらすじは↓から。※ネタバレ注意!
「西郷隆盛の犬」
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第44話、征韓論を巡る明治六年の政変で鹿児島に戻った西郷隆盛は、政治の世界から完全に手を引き、畑仕事や愛犬を連れて狩りに行ったりと、静かな毎日を過ごしていました。
犬好きだったと言われる西郷は上野公園でも犬を連れた銅像になっていますが、実は西郷が犬を連れていたのには理由があり、様々な逸話も残しています。
下の記事では「西郷隆盛の愛犬」と犬種「薩摩犬」について紹介しています。
「桐野利秋・別府晋介・篠原国幹・辺見十郎太」
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第44話で鹿児島に戻り、静かな生活を送っていた西郷隆盛のもとに、突如として「桐野利秋」、「別府晋介」、「篠原国幹」、「辺見十郎太」らがおしかけてきます。
桐野たちは西郷を追い出した大久保利通のやり方に不満を持ち、政府での役目を放り出して帰郷してきたのでした。
この時、桐野たちの軽率な行動に西郷は激怒していますが、その後も西郷を慕い士族が鹿児島に続々と戻り、西郷の静かな生活は一変していくことになります。
下の記事では西郷隆盛に心酔し、のちに西南戦争の主力となっていく「桐野利秋・別府晋介・篠原国幹・辺見十郎太」について紹介しています。
「内務省」と「警保寮」とは
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第44話で鹿児島に戻った西郷隆盛のもとに、西郷を慕う元薩摩藩士・桐野利秋らは政府を辞めて駆けつけていますが、村田新八と川路利良は渡欧していたために桐野たちとは行動を共にしませんでした。
大久保利通は帰国した村田新八と川路利良を待っていたかのように、「内務省」の中にある「警保寮」を担当するよう命じ、『自分についてこい』と言い放ちます。
下の記事では、大久保利通が新たに設置した官庁の中の官庁と呼ばれた「内務省」と、警察組織「警保寮」について紹介しています。
「愛国公党」と「民選議院設立建白書」とは
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第44話で西郷隆盛と共に政府を辞めた板垣退助、後藤象二郎、江藤新平。
西郷は政治から一切手を引く中、高知に戻った板垣と後藤は政治結社「愛国公党」を立ち上げて政府批判を行い、国民の自由と平等を理念とした「民選議院設立建白書」を政府に提出することになります。
下の記事では、早すぎた政党結成といわれる「愛国公党」と、自由民権運動の元となる「民選議院設立建白書」とともに「板垣退助」の生涯についても紹介しています。
「大久保満寿」と「おゆう」
鹿児島に戻った西郷隆盛に続けとばかりに、続々と政府を辞めて帰郷してくる鹿児島士族たち。
彼らは大久保利通が主導する政府のやり方に大きな不満を抱き、憤っていました。
そして、その憎悪は大久保の家族に向けられ、家には『奸臣大久保』などと書きなぐった紙とともに石が投げ込まれます。
妾「おゆう」のこともあり東京行きを拒んでいた大久保の妻「満寿」も、さすがにこれには恐ろしくなり、糸の後押しもあって東京行きを決意。
早々に「満寿」は子供たちを連れて東京に旅立っていきました。
下の記事では、大久保利通の妻「大久保満寿」と妾「おゆう」、さらに「大久保利通の子供たち」について紹介します。
「佐賀の乱」と「江藤新平」
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第44話で西郷隆盛と共に政府を辞めた板垣退助、後藤象二郎、江藤新平。
板垣らは政治結社・愛国公党を結成するなど活動していましたが、元佐賀藩士「江藤新平」は佐賀に戻って反乱の狼煙をあげることになります。
しかし「江藤新平」の率いたこの「佐賀の乱」は大久保利通の率いた政府軍の前にあっけなく敗れ去り、「江藤新平」は西郷隆盛に協力してもらうため鹿児島までやってきます。
下の記事では士族反乱「佐賀の乱」と、残酷な最期を迎える「江藤新平」について紹介しています。
西郷隆盛が創設した「私学校」とは
大河ドラマ西郷どん(せごどん)の第44話のラストでは、江藤新平の士族反乱を受け、西郷隆盛は鹿児島の若い士族の教育と政府への不満をそらすために学校の創設を鹿児島県令・大山綱良(格之助)に申し出ました。
やがて西郷隆盛が作った学校は「私学校」と名付けられ、若い士族の受け入れ先として機能していきますが、のちにこの「私学校」こそが西南戦争の火種となっていくことになります。
下の記事では、大河ドラマ西郷どんの最終回に向けて大きなカギを握る「私学校」について紹介しています。
西郷どん(せごどん)あらすじ
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