大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
第17話「西郷入水」あらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第17話「西郷入水」のあらすじ・ネタバレについて書いていきます。
詳細なネタバレもあるので先の展開を知りたくない方は、【ネタバレ注意】は読まないほうがいいです。
たまに、私がところどころふざけてセリフや文章を考えて書いているところがありもすが、決して本編の大河ドラマ「西郷どん(せごどん」ではそのようなことはありもはん。
なお、放送後の感想については、別ページで書いていきますのでそちらもよろしくお願いします。
西郷どん(せごどん)
第17話「西郷入水」
NHK公式 あらすじ
幕府の追っ手から逃れ、吉之助(鈴木亮平)と月照(尾上菊之助)は薩摩に入り、身を隠した。しかし、斉彬(渡辺謙)亡き後、再び権力を握った斉彬の父・斉興(鹿賀丈史)は幕府に刃向かうなど言語道断とし、吉之助と月照を日向に追放する処分を下す。それは、実質的に処刑を意味していた。大久保正助(瑛太)は吉之助の命を救うために斉興に直訴し、ある取引を申し入れる。
西郷どん(せごどん)
第17話「西郷入水」
あらすじ【ネタバレ注意】
新将軍・家茂、新藩主・茂久
江戸では13歳になった慶福が家茂と名を改めて第14代将軍に就任。
篤姫は、髪を下して天璋院と名乗っていた。
江戸城の大奥で家茂を前にして、天璋院は「これよりは私を真の母と思ってお頼りくださいませ」と微笑んだ。
しかし、家茂は「母上は、私のことがお嫌いではないですか。母上は、私が徳川を継ぐことを良く思っていなかったと聞きました」と言い出す。
そして家茂は「私は、母上を信じることができませぬ」と言い残し部屋を出ていった。
落ち込む天璋院に、幾島は「戦いに負けたのだから城にいる必要はない」と言って、薩摩へ帰ることを勧めた。
しかし天璋院は「子はできぬと言われていた私に子ができた。我が子のことより、自分のことを大事にする母がどこにおる?上様は、私が命をかけて守らねば」と決意する。
天璋院の覚悟を聞いた幾島は、戦いに負けた責任をかぶり、ひとり大奥を去るのであった。
薩摩に向かっていた吉之助たちは、なんとか西郷家にたどり着いた。
そして久光は、島津家の当主に茂久がなること報告する。
斉彬は死ぬ前に久光を呼んで、次期当主に茂久を指名していた。
斉彬の子・哲丸は赤子で当主になるには無理があり、久光を当主にすれば家督争いが再熱する。
このため、斉彬は新当主に茂久を据えて、久光に後見役としたのだ。
久光が、いつか兄の無念を晴らしたいと思っていると言うと、斉興は呆れて笑い出した。
久光にも、父・斉興の心中が分からなかった。
島津斉興復活
正助は、斉興が薩摩に戻ってきたため、騒動が起こるのではと心配し、吉之助に大人しくするように忠告した。
そして正助は、藩の重臣・山田に月照と吉之助を助けてほしいと嘆願書を手渡した。
山田は嘆願書を持って城に上がると、家臣たちを前にして藩主の茂久が現れた。
茂久が「斉彬の遺志を継いで・・・」と言いかけると、斉興が「待て」と口を挟む。
そして斉興は「これからは御公儀に恭順の意を示す」と言い放った。
これには久光も驚き言葉も出ない。
さらに斉興は、兵を起こし幕府に刃向うなど言語道断であると言う。
これには、さすがに久光も斉彬の遺志に背くことになると反発。
しかし、斉興は斉彬のせいで島津家はお取り潰しになるかもしれないと反論。
そして「わしに任せよ!何としても鎌倉以来の名門島津を守り抜いてみせる!」と宣言した。
場にいた家臣たちは「ご隠居様の言う通りじゃ」、「御家が大事じゃ」とみるみるうちに賛同していった。
薩摩は、斉興が実権を取り戻した。
月照と吉之助は、近いうちに「日向送り」になるという。
「日向送り」は、薩摩の国境である日向まで追放して、そこで処刑することだった。
正助や有村俊斎たちは、切腹覚悟で茂久に直訴しようとする。
しかし吉之助は「今は藩の中で血を流す時ではない。仕方ないこと」と覚悟を決めた。
それでも正助は、二人を救おうと久光に直訴する。
しかし何の力もない久光は「俺はお前の兄上ではない!知らん!二度とくんな!」と正助を突き飛ばした。
正助は久光がダメならと、山田を仲介に斉興に目通りした。
斉興は正助の書状を読むと「ここまでして吉之助を救いたいのか?」と聞いた。
正助は「おいがやらせてみせます」と断言する。
吉之助、月照と自殺
その後、正助は西郷家に行って吉之助を外に連れ出した。
正助は、月照と一緒に死ぬ覚悟の吉之助に一つだけ策があると言った。
それは月照を斬ること。
そうすれば命は助かると言われ、吉之助は言葉を失くした。
正助は吉之助に「死ぬことはない。斬ってしばらく身を隠せ。頼む。生きてくれ」と言う。
正助の思いに困惑する吉之助。
そして吉之助答えた。
「わかった斬る。船の上で斬って錦江湾に沈んでもらう。そして俺は身を隠す。それでいいか」
後日、吉之助と月照の二人を乗せた舟が錦江湾に向かった。
二人を見届けた正助は、西郷家に行くと斉彬の形見の短刀が床の間に飾られていることを知る。
正助は、吉之助が月照と共に死ぬことを選ぶことを直感した。
暗い船の上で月照は辞世の句を詠んだ。
吉之助もまた辞世の句を懐に忍ばせていた。
そして吉之助は、月照を抱き舟から身を投げた。
二人は海深く沈んでいった。
次回 西郷どん(せごどん)第18話「流人 菊池源吾」あらすじ↓
西郷どん(せごどん)
放送後の感想について
放送後に別ページにまとめています。