大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」
18話19話20話のあらすじ
平成30年大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」第17話で月照と共に錦江湾に入水自殺を図った失意の西郷吉之助。
奇跡的に生き残った西郷吉之助は薩摩を離れて、奄美大島に移り住むことになり、西郷どん(せごどん)の第18話からは愛加那(二階堂ふみ)との恋愛を描く奄美大島編がスタートします。
この記事では、大河ドラマ西郷どんの原作である林真理子原作の「西郷どん」から第18以降のあらすじ、ストーリーについて予想していきます。
西郷どん(せごどん)第18話以降のあらすじ予想
第17話「西郷入水」で月照と共に錦江湾に身を投げた吉之助は、奇跡的に息を吹き返しました。18話からは愛加那(とうま)との出会いがメインとなるストーリーが展開されると予想されます。キャストでも早々に愛加那(とうま)役が二階堂ふみさんであると発表されていることからも、この奄美大島編は3話~5話ほどの尺を使ってくると思います。
第18話あらすじ?吉之助と愛加那(とうま)との出会い
自分だけが生き残ってしまったことに苦悩する吉之助。
一方、薩摩藩主には久光の子・茂久がなり、幕府への恭順路線へ向かっていました。
幕政改革のため活動していた吉之助を薩摩に置いておくことできなかった薩摩藩は、吉之助を奄美大島へ潜居するよう命じました。(この時吉之助33歳)
奄美大島についた吉之助は「菊池源吾」と名を変え、美玉家の空き家を借りて寂しい生活を送ります。
大久保正助たちからは励ましの手紙を送られてきましたが、すっかり心が壊れてしまた吉之助は夜中に大声を出して走りまわったりして、島の人たちから変人扱いされました。
そんなある日、吉之助が海で奇声を発していると、若い女が声をかけました。
日が暮れると妖怪「ケィンムン(ケンムン)」が出るという女。
これが、のちの吉之助の2番目の妻となって愛加那の名をもらった於戸間金(おとまがね / とうま)との出会いでした。
その後、家に帰ったとうまは、あの男が変人「菊池源吾」だと知ることになります。
とうまは、奄美大島の名門・龍家の分家に生まれたが、兄の富樫と共に田畑を耕す貧しい生活を送っていて、島の娘は大抵10代で嫁入りする中で、とうまは家格が釣り合わないと敬遠され、23歳となって完全に嫁に行きそびれていました。
一方、吉之助は島人が酒を持ってきても「いらない」と断り、「アンゴ」と呼ばれる現地妻の紹介も断り続けます。
その後、吉之助は島人から子供たちの教育を引き受け、丁寧に教える姿に心打たれた島人たちは吉之助を信頼するようになりました。
そんな吉之助のもとに、とうまもやってきて島の菓子を作って届けたり、奄美の暮らしや悩みを打ち明けるようになり、さらに吉之助が高熱で倒れた時は、とうまは懸命に介抱し、いつしか心を通わせるようになっていきました。
第19話あらすじ?吉之助と愛加那との結婚
奄美大島に流されてきた者は、ほとんどの者がの「アンゴ」と呼ばれる現地妻を要求していましたが、そういった者は島を離れる際にアンゴを捨てて去っていきました。
しかし、心通わせていた吉之助は違いました。
吉之助は、とうまを自分の妻にするといって正式な婚儀を行います。
そして晴れて夫婦となった、吉之助は自分の本当の名は「西郷吉之助」であることを告げ、とうまには「愛加那」という名前を付けました。
こうして二人のラブラブ生活が始まり、失意の内にあった吉之助に生きる力を与えていきました。
一方、吉之助がいなくなった薩摩藩では、大久保正助が藩主の父である島津久光に従って頭角を現し、藩にとってなくてはならない存在になっていきます。
江戸、京では尊王攘夷の嵐が吹き荒れ、大老・井伊直弼の安政の大獄による弾圧も続き、橋本左内や吉田松陰らが処刑されるなど激動の時代を迎えます。
そんな中、愛加那との幸せな生活を送っていた吉之助のもとに、桜田門外において井伊直弼が暗殺されたとの知らせが届きます。
この報を聞いた吉之助は、薩摩藩が島津久光を中心に幕藩体制の強化を図る「公武合体」を推し進めれば、幕府の改革が可能になると考えましたが、潜居中の身では何もすることはできませんでした。
約1年後、愛加那の間に長男・菊次郎が誕生し、相変わらず奄美大島での生活を送る吉之助。
そんなある日、吉之助は島役人たちがサトウキビ栽培の農民を拷問していると耳にしました。
奄美大島のサトウキビから取れる黒糖は、薩摩藩にとっては大切な収入源の一つ。
薩摩から派遣されていた島役人たちが、非情な手段で年貢を取り立ていたため、吉之助は止めさせるよう説得に向かいます。
はじめ聞く耳を持たなかった島役人たちでしたが、吉之助が島津久光の懐刀である大久保正助の知り合いであることを知ると簡単に折れました。
すっかり、島人に頼りにされるようになった吉之助。
そんな折、愛加那が二人目の子供を授かります。
吉之助は生まれてくる新しい家族のために、土地を探して新居の建設を決意しました。
第20話あらすじ?吉之助と愛加那との別れ
吉之助が新居の建設に取り掛かり始めた頃、薩摩藩では島津久光が「公武合体」に乗り出すことを決意します。
しかし、実行となると京の公家らとの繋がりがないことに気づきます。
そこで、久光は大久保正助の進言を受け入れて、奄美大島にいる吉之助を呼び戻すことにしました。
こうして吉之助に帰還命令が下り、召喚状を受け取った吉之助は愛加那たち家族の生活を成り立つようにして、単身で薩摩に帰ります。
愛加那は、島妻であることから島から出ることが許されず、菊次郎とお腹の中にいる二人目の子供と共に見送ることしか出来ませんでした。
薩摩に戻った吉之助は、再会もそこそこに島津久光にお目通り。
そして久光は、朝廷工作に奔走した吉之助に己の夢を語りました。
あらすじ予想まとめ
奄美大島編は、かなり多くのキャストが発表されており、3話程度では終わらないかもしれません。
愛加那との出会いや結婚までは、すんなり進むとは思いますが、吉之助が島人たちに慕われていく所や、愛加那を置いて薩摩に戻る所などは、もう少し分厚く大河ドラマで描かれるかも。